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「DHC presentsヒロシのおはよう健康相談」~咳を侮ると危険!!!~ 半蔵門病院・アレルギー呼吸器内科 灰田美知子先生

生島ヒロシのおはよう定食|一直線

“聴くスポーツ新聞”「生島ヒロシのおはよう一直線」

(毎週月~金 朝5時30分〜6時30分)

ニュース、スポーツ、そして健康、シニアライフ、介護などをキーワードに、

生島ヒロシがわかりやすく、元気に様々な情報をお伝えしています!


毎週月曜日の5時45分頃からは、「DHC presentsヒロシのおはよう健康相談」

専門家の方にアドバイスを頂きながら、皆さんの健康生活に役立てて頂こう、というコーナーです。

今回は、半蔵門病院・アレルギー呼吸器内科 灰田美知子先生に、「咳を侮ると危険!!!」をテーマにお話いただきました。

<灰田先生のお話>

少しぐらいの咳では「風邪を引いたのかな」と軽く考え、普通はなかなか病院には行かない、場合によっては市販の薬で対処することも…。というアナタ!それはもっと大変な病気の初期段階のサインかもしれません。

皆さんにとっては「たかが咳」でも、咳には種類があり、医者にとっては「原因が違えば治療方法も違う」んです。咳によっては重篤な病気を疑う必要もあります。

一過性の咳は、基本的には問題ない。異物を除くための身体の反射なので、それを薬で抑えると却って肺炎の原因になります。

咳が長引く場合は「炎症性腸疾患」「腫瘍」「アレルギー性疾患」、胃酸が刺激となっている「逆流性食道炎」などの物理的な刺激を原因とする疾患も、疑わなければなりません。咳そのものは、ほぼ全ての呼吸器疾患が原因になりえます。幅広いからこそ医師にとって診断が難しく、一人一人の病歴や背景を含めて、細かな問診と診断が必要になります。

最終判断は信頼できる医師に行ってもらうべきですが、ここではあくまで予備知識として症状を簡単に解説します。

●咳が3週間以内の場合、基本的に風邪やインフルエンザなどの感染症
●咳が3週間以上続きだいたい8週間以内に改善する場合は、
 風邪が長引いた時に最も多い。
●8週間以上、咳が長引く時は、咳の性質に注意が必要。
 その咳がゴホンゴホンという湿った咳はアレルギー性鼻炎などの疑いが。
 コンコンと言う乾いた咳は、「咳ぜんそく」「ぜんそく」
 「アトピー咳嗽」などの疑いが。
 咳ぜんそくは放置すると本格的な「ぜんそく」になるので注意が必要。

「たかが咳」と放置して重篤な病気を見逃したり、逆に、ぜんそくと診断されて「もう治らない」と諦めてしまうなど、様々な気持ちで過ごしている人がいます。「長引く咳」でも「ぜんそく」でも、基本にある疾患を鑑別し、適切な治療や自己管理をすれば、ほとんどの場合対処法が見つかります。逆にその場しのぎの治療を行っていると、重症化したり、長引いたり、ぶり返すこともあります。

実は、ぜんそく患者は50歳代を中心に40〜60歳が多く、成人喘息の80〜80%の患者は成人してから初めて発症します。ぜんそくの発作は生命に関わることもあり軽く考えてはいけません。

ぜんそくの方にはアレルギー体質があり、条件が重なるとアレルギー性鼻炎の症状が出るためサラサラした鼻水が出ます。また、ぜんそくの発作は「夜から明け方」に起こることが多く、少し良くなっても季節の変わり目などの気象変化や、風を引いた時などに繰り返すことが多いのが特徴です。

ぜんそくはよくある疾患ですが、治らないと諦めている人も多いです。しかし、知識を身につけておけば早期治療ができるし、予防にも役立てることができます。またぜんそくと上手に付き合って症状をコントロールすることもできます。

かぜに併発して起こることが多く、かぜをひいたあとに2~3週間以上、咳が続くことがあれば、咳喘息の可能性があります。女性に多い傾向があり、しばしば再発を繰り返します。

咳ぜんそくは、ぜんそくの前段階。症状は咳だけで、ぜんそくのような息苦しさはありません。ただし、放っておくと5~10年で3人に1人がぜんそくに移行します。

発症の引き金は、ダニなどのアレルゲン、風邪、気温や気圧の変動、精神的ストレスなどが代表的です。ほかに、「月経時にぜんそくがひどくなることもあり、『月経ぜんそく』と呼ばれます。女性ホルモンの関係も指摘されているが、詳しい仕組みは分かっていません。また消炎鎮痛薬のアスピリンの服用で症状が出ることもあります。

また、肥満がぜんそくを重症化させることもあります。肥満の女性はぜんそくを発症しやすいし、重症化もしやすいです。肥満度が上がるほどリスクが高くなる場合もあります。
理由は大きく2つ。肥満によって肺が押し上げられ、肺活量自体が低下するため、そして、脂肪細胞からぜんそくを悪化させる生理活性物質が分泌されるからだといわれています。もともとアレルギー体質で、年とともに太ってきた…という女性は特に注意が必要です。