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「DHC presentsヒロシのおはよう健康相談」~旅行者下痢症~ マリーゴールドクリニック院長 山口トキコ先生

生島ヒロシのおはよう定食|一直線

“聴くスポーツ新聞”「生島ヒロシのおはよう一直線」

(毎週月~金 朝5時30分〜6時30分)

ニュース、スポーツ、そして健康、シニアライフ、介護などをキーワードに、

生島ヒロシがわかりやすく、元気に様々な情報をお伝えしています!


毎週月曜日の5時45分頃からは、「DHC presentsヒロシのおはよう健康相談」

専門家の方にアドバイスを頂きながら、皆さんの健康生活に役立てて頂こう、というコーナーです。

今回は、マリーゴールドクリニック院長の山口トキコ先生に、「旅行者下痢症」についてお話いただきました。

<山口先生のお話>

旅行者下痢症の大多数は病原体(細菌、寄生虫、ウィルス)により発症します。また、滞在先での食事の変化(食用油の違い、香辛料、飲料水の硬度の違いなど)、時差、ストレスなど非感染性の原因も一部にはあります。

さらに、旅行者の健康状態によってもおこります。たとえば胃酸過多の症状に対してH2ブロッカーなどの制酸薬などを服用している場合は、胃酸の殺菌能力が低下し、感染リスクを高めるともいわれています。

予防のためには飲食物への注意が大切です。たとえば、飲料水はミネラルウォーターや煮沸した水を飲用すること。食品は加熱して摂取することが重要なポイントです。また食事をする場所に関しても、できるだけ衛生状態の良い店を選ぶようにしましょう。これに加えて、赤痢菌やノロウィルスなどは患者から直接感染する病原体であり、トイレ使用後や食事前の手洗いを励行しましょう。海外では手洗いの場所が少ない上、手洗いに使用する水も清潔とは限らないため、ウエットテイッシュや速乾式アルコール手指消毒剤などを携帯しておくと便利です。

海外の旅行先で刺激の強い食べ物や脂っこい食べ物を摂ることで下痢になる方は少なくありませんが、下痢とは反対に便秘になる方も大勢います。

特にストレスが元で便秘になる人は、旅行中も便秘になりやすい傾向にありますので注意が必要です。飛行機やバスなどによる長時間の移動は、トイレに行くタイミングを逃して、便秘が悪化することもあります。

ストレスで便秘になるのは、腸管の痙攣に原因があると考えられています。ストレスで大腸の痙攣が起きると、便が大腸の中を進んでいかずに停滞してしまい、その間に腸管内容物の水分が吸収されてしまい、便秘になるというわけです。ストレス性の便秘になるとそれ自体がストレスになり、さらに便秘が悪化するという悪循環に陥る可能性もあります。

ストレスで便秘になりやすい人は、準備段階、旅先でのストレスを減らすことが大切ですが、水分や食物繊維を摂るなど通常の便秘対策と同様に対処を行うことも重要です。飛行機やバスでの移動中、特に窓際の席の場合は隣の人への遠慮もあり、トイレで頻繁に席にたたないように水分摂取を控える人もいますが、これは便秘の原因になります。

水分摂取はまめに行う必要があります。移動の際の座席予約は通路側を選んでおけば、水分摂取もしやすく、ストレスもかからないでしょう。

食物繊維は野菜で摂るのは勿論、主成分とした身体に優しい便秘薬も市販されていますので、旅行に出発する前に一度試しておくのもよいでしょう。よかったらそれを持参しましょう。海外の便秘薬は日本人に適した量ではないことが多いため、お勧めできません。またヨーグルトなど乳酸菌を含むものを摂取することで、便秘の解消に役立つこともあります。