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今年もこの日がやってきました!「醤油の日の集い」

TBSラジオキャスターリポート

TBSラジオキャスターの楠葉絵美です。

楠葉絵美
TBSラジオキャスター。
アニメ・漫画・ゲーム好き。週に1度は秋葉原。
(担当番組/安住紳一郎の日曜天国、他)

もう10月ですね。10月1日は醤油の日です!毎年、醤油の日を記念して日本醤油協会主催の醤油の日の集いが開催されています。去年もリポートさせてもらいましたが今回もお邪魔しました。会場に入るとすぐに目に入ってくるこの醤油たち!!真っ先に駆け寄り写真を撮りました。今年も迫力があります。

▲たくさんの醤油!

●『第46回 全国醤油品評会』表彰式!

日本醤油協会の濱口道雄会長の挨拶から始まりました。ここ数年、“醤油”は日本だけではなく海外で愛され、広がっています。日本に訪れる観光客も日本食を楽しみにやってきます。つまり醤油を楽しみに来てくれているとも言えますよね。

▲濱口会長

今回品評会に出品された醤油の総数は388点、内訳は「こいくちしょうゆ」215点、「うすくちしょうゆ」57点、「たまりしょうゆ」9点、「さいしこみしょうゆ」51点、「しろしょうゆ」6点です。醤油会館にて、審査員36人が色・味・香りについて5段階で評価、かなり厳しい審査を繰り返して『優秀賞』『食料産業局長賞』『農林水産大臣賞』が決まりました。この審査ですが、今年初めて「製造工程」も考慮され、より細かな審査が行われたんです。『農林水産大臣賞』に輝いたのは4点。株式会社庄司久仁蔵商店の「山形マルヤマ・鳥海印」、マルヰ醤油株式会社の「本醸造醤油」、下津醤油株式会社の「特級 利兵衛」、ヤマシン醸造株式会社の「ヤマシン」です。

▲受賞した醤油

今年初めてのことがいくつかありました。まず、受賞者のVTRが流れ、究極の味へのこだわり、地元に愛される醤油づくり、子供を育てるような気持ち、木桶仕込みへの思い、など皆さんの醤油への思いが会場全体へ伝わりました。受賞した中でも「ヤマシン」はしろしょうゆなので、もっと知ってもらいたいと話していたのが印象的でした。もう1つの初めてははっぴです。去年初めて登場したはっぴですが、今年は受賞者用のはっぴが出来たんです。通常の紺色と違って受賞者は綺麗なえんじ色です。

▲受賞者の皆さんと農林水産省の倉重審議官

●4年ぶりの『醤油文化賞』服部幸應さんに贈呈

醤油文化賞は、広く醤油を広め、醤油を通して食文化の伝承に尽力された方へ送られます。食育と食文化のプロであり、日本醤油協会が主催した様々な品評会の審査員を務めた服部幸應さんが4年ぶりの今回の受賞となりました。過去には平成26年度に静岡文化芸術大学学長(当時)の熊倉功夫さんや、20年度には漫画家の石川雅之さんが受賞しています。石川さんは「もやしもん」という漫画が評価されたのですが、この漫画わたしも持っていて読みましたが本当に菌について楽しく勉強できました。

▲服部さんと濱口会長

●しょうゆもの知り博士の出前授業

毎年全国で行われている「しょうゆもの知り博士の出前授業」昨年末までに4300校、およそ25万人の生徒に出前授業してきました。今年も47都道府県の500校以上で行う予定です。「第12回しょうゆ感想文コンクール」の最優秀賞3名の朗読も流れました。小学校3年生の男の子と小学校5年生と6年生の女の子が受賞したのですが、3人とも醤油を作るのに6か月かかることに驚いて、そして感謝していました。ほかにも、「色んな料理に入っていてどれも味が違って醤油は魔法みたい!」「給食20日中、18日に醤油が入っていることに驚いた。」「ジャガイモをいつもはバターで食べていたけど醤油を入れたら味が変わって美味しくてモリモリ食べられた。醤油はマジシャンみたい。」など、どの感想文も素晴らしかったです。今年度の募集締め切りは12月7日までです。

●民俗学者の神崎宣武さんによる記念講演

古代の文献から考えられる醤油の歴史を、大胆な仮説を交えて話してくださり興味津々。醤油はその昔、醤(ひしお)と呼ばれ、古い文献には醤院(ひしおいん)という、管理していた場所の存在も書かれていて、大事にされていたことがわかる。ということはお酒のように法律もあったのではないか。など、とても面白かったです。

●最後は懇親パーティー

醤油を使ったお料理が並ぶ会場で懇親会です。今年は『農林水産大臣賞』を受賞した醤油を使った料理も並びました。株式会社庄司久仁蔵商店の「山形マルヤマ・鳥海印」を使った芋煮、地元山形の味も広く紹介できますよね。

▲山形の芋煮

マルヰ醤油株式会社の「本醸造醤油」を使った信州そば、こちらも地元長野県の味です。

▲信州そば

下津醤油株式会社の「特級 利兵衛」は三重県にあるので、地元の松坂牛を使ったすき焼き!やはり肉好きの人が多いようで、すき焼き待ちの列も出来ていました。

▲松坂牛のすき焼き

ヤマシン醸造株式会社の「ヤマシン」は唯一のしろしょうゆ!これを活かした料理、料亭のだし巻き卵です。

▲料亭のだし巻き卵

どれも醤油の味が微妙に違って、料理に活かされていて美味しかったです。

●今年初めて醤油を味見できる場所が!!

▲初!味見コーナー

『農林水産大臣賞』を受賞した4点の醤油が並んでいて、スプーンで味見ができます。醤油だけを舐めることってあまりないですよね。舐めてみたら美味しいし、こんなにも味が違うんだと皆さん驚いていました。そして口々にどれが好みだと語り合うのも楽しい。ちなみに私は山形マルヤマ・鳥海印がより好きでした。

▲数滴垂らすのに集中。

●広がる醤油の世界

卵かけ専用醤油の存在は知られていますが、他にも色々な醤油が出てきています。女性がよく手に取っていたのはこちら。

▲オリーブ醤油

オリーブオイルなど体に良いと言われるオイルが注目されていますが、それと醤油がまさかのコラボレーション。美や健康が気になる女性が多く手に取っていました。他にもこんなにあるんです。

▲これだけ醤油はバラエティに富んでいます。

●お土産はお醤油

会場に来ていた人たち全員へのお土産は、農林水産大臣賞を受賞した醤油のミニボトル4本セット(100ml×4本)です。

▲お土産です。


今回は日本醤油協会創立70周年を記念して、70名の一般の方も招待されていたのですが、これには大喜び。しょうゆ情報センターのホームページでは【醤油の日記念 ふるさとのしょうゆ1039名様プレゼント】が行われています。応募締め切りは10月31日です。いつもと違う醤油で、その醤油に合う料理を作ってみるのも良いですね。