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今すぐできる! 「字が『うまく』見える方法」

ジェーン・スー 生活は踊る

大人になって、冠婚葬祭や書類、署名など大事な字を書く機会も増えてきます。でも自分は字が下手だから…なんて思ってしまうこともしばしば。そこできょうは、書道師範でもある蓮見孝之アナウンサーに「字がキレイに見える方法」を教えていただきました。※字がうまくなるわけではありません

蓮見師範の経歴


書道教室に通い始めたのは小学2年生。そのころから硬筆コンクール、書道コンクールでは、ほぼ毎年、埼玉県の展示会で金賞を受賞。サッカーに打ち込んでいた高校時代にも、書道コンクールの前には必ず書道部の先生に指導を受け、展示会への出品を続けていました。そして今から8年前。都内の書道教室に通い直し、書道師範の認定を受けて、現在では、知人や友人の出産時に、命名書の依頼も受け贈っていらっしゃいます。(※TBSで放送の某ドラマでも、美術セットの掛け軸の文字を担当!)

「硬貨を使って効果的に整えるべし」

字が上手に見える人に共通しているのは文字の大きさが一定であること。でも、PCやスマホではなく手書きだからこそアレンジできる文字の整え方があります。それは、あえて漢字と平仮名の大きさをずらしてみること。大きさは100円玉と1円玉を並べてみるとイメージしやすくなります。平仮名を1円玉、漢字は100円玉に見立てて机の上に並べてみましょう。メリハリがついて、文章全体が整って見えます。

「生活は踊る」の場合、「生活」と「踊」100円サイズ。「は」「る」は1円サイズにしてみてください。

ちなみに、名前の中に平仮名があるケース。
こういった固有名詞に関しては、先ほどのずらす方法ではなく、漢字と同じサイズに揃えて書くのがポイント。固有名詞の後に続く助詞の平仮名を小さくすればさらにメルハリが付きます。

「字間を守るべし」

字と字の間の間隔のことを字間と言います。上手に見せるコツは、この字間を揃えること。これは、車の運転をイメージすると理解しやすくなります。道路上には大きなトラックもあれば軽自動車もあるし、ワゴンタイプの車も走っています。車のサイズは違えども、安全な運転のためには、しっかり車間距離を保つことが大事。字も一緒。字間が詰まってしまうような煽り運転はいけません。

そして、目の前の車が小さかろうと、大きかろうと、一定の車間距離は大切。字間を保つことで、最終的にかきあげた文章全体のバランスが整います。もちろん、車線の中心を走らせましょう。右に左に寄りすぎてしまっては、字単体が上手でも、文章のバランスは悪くなってしまいます。

ただ、これは、文章を縦に書くときのポイント。私としては、手紙にしても、年賀状にしても、書式を選べるならば縦に書いてみてください。その理由は字の特徴にあります。字というのは縦に書き連ねていくようにできています。書いてみるとわかりますが大抵の文字は左から右に書くようにできています。もっというと、左上から始まって右下で終わります。また、縦書きのほうがセンターラインをとりやすくなりますので、

横書きの場合は、字の底の間隔を揃えると上手に見えます。イメージは玄関で靴を揃えるとき。かかとの位置を揃えると、きれいに揃ってみえますよね?つま先を揃えても、きれいに並んでいるように見えなませんので、文字の底を揃えてみましょう。


スタッフが書いたもの。真ん中の文字は平仮名の部分が浮いている状態。

「画数の少ない字ほど慎重に書くべし!」

画数の多い、特に漢字は、字の構造要素がいくつかあるので、バランスがとりやすい。しかし、平仮名や画数の少ない漢字は、ほんのちょっと中心がずれるだけで、整わなくなります。ですので、字数の少ない字ほど慎重に書くべきなんです。

最後に師範から一言

字を描く上で何よりも重要なのは、心をこめて書くことです。最終的には精神論かという指摘はあるかもしれませんが、やはり、書道に長く関わってきた人間としては、これは大切だと伝えたいです。