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黒字バス路線が廃止になる不思議

荒川強啓 デイ・キャッチ!

TBSラジオ「荒川強啓 デイ・キャッチ!」(月~金15:30-17:46)。
「気になるニュースが話せるニュースになる!」をコンセプトに、様々なニュースをお届けしています。

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評論家・山田五郎さんのコラムコーナー。6月28日(木)のテーマは

黒字バス路線が廃止になる不思議

▼全国屈指の輸送客数と車両保有台数を誇る福岡の「西鉄バス」が、福岡市の中心地を走る路線バスの本数を縮小しました。縮小するのが赤字路線ならまだわかるのですが、市の中心部を走るドル箱路線を縮小するというのはなぜなのでしょうか。理由は「運転手の不足」です。

▼現状の赤字路線は、もうそのバスが廃止されると移動手段が無くなってしまい、住民にとっては死活問題です。そこで、涙をのんで黒字路線を切るということなのでしょう。西鉄は「現在のダイヤを維持するのには、運転手が1日あたり20人は不足している」といいます。そして、こういった状況は西鉄だけではありません。国交省の調査では、全国のバス事業者の8割が人員不足と回答。路線廃止も相次いでいます。

▼その一方で、赤字路線の維持などに資金を投入する必要があるなどから、運転手争奪戦が起こっているのに給与水準は上がらず。この状況は、もはやビジネスモデルとして崩壊してしまっているのかもしれません。西鉄バスで起こっていることを分析していくと、日本の社会が抱える問題が見えてくるのです…

山田五郎さんのボイスは「TBSラジオクラウド」でお聴き頂けます。