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「乃木坂46のコンペは作曲家のオリンピック!」最多の作曲数・アキラサンセットが語る

TALK ABOUT

TBSラジオなど、全国8局で毎週土曜22時~放送している「TALK ABOUT」

6月16日の放送では、番組パーソナリティの工藤大輝が、作曲家のAkira Sunsetさんに、「乃木坂46」の楽曲話をネホリハホリ聞いちゃいました。

 

工藤 「Akira Sunsetさんは、乃木坂46や欅坂46の曲を多く手がけています。ときに!乃木坂に関しては、史上最多ということで!」

アキラ「いやー、最近決まってないので、すぐ塗り替えられるでしょ…。今、作曲家の中のオリンピックみたいになってますからね、乃木坂曲を獲るのは」

工藤 「僕もコンペ出したことありますけど、難しい。何千とかですよね?」

Akira Sunsetが語る乃木坂46ヒットの法則―――

アキラ「ヒットさせてるのは秋元さんですけど(笑)」

工藤 「アイドルはいろいろなジャンルやるじゃないですか。ロックもヒップホップもR&Bも。だけど、いい塩梅みたいなところもあって、乃木坂らしさもある」

アキラ「乃木坂って全部、歌うと乃木坂らしくなるんですよね」
工藤 「声質もあるんですかね?」
アキラ「これが発明ですよね」

工藤 「確かに。明らかにAKBさん周りのとは違いますもんね、声が。ユニゾンでも一発でわかりますもんね」

アキラ「それがあるからこそ、自分はジャンルとか気にしないで書いてるかもしれない」
工藤 「書いたものが、最終的に乃木坂になるという」
アキラ「だから逆に、面白い事やってやろう!って感じが多い」

工藤 「アキラさんは、2枚目のシングル、おいでシャンプーのカップリングの『狼に口笛を』からですけど、どういった経緯で?」

アキラ「もともとソニーでアーティストをやっていて。Safariiってグループで、アコースティックのヒップホップとかレゲエとか。みなさん尽力してくれたんですけど売れなくなって、契約終了!30代でフリーター。僕が曲を全部書いていたので、そのときにソニーのスタッフから、こういう子たちが出るんだけど、コンペで書いてみたら?頑張れよ!って背中を押してもらって、トライし始めた感じですね」

工藤 「ターニングポイントですね。アキラさんの曲はライブでテッパンじゃないですか」

アキラ「僕が書いた曲をライブ曲にしてもらえることが多くて、東京ドームは感動しましたね!『ダンケシェーン』では地割れみたいな」

工藤 「ダンケシェーンはヤバイ。コールが完璧に出来上がってますもんね。あれ計算したんですか?」

アキラ「合いの手は最初から入っていたのもありつつ、プラス、生田絵梨花さんが入れてくれたのもあって。ちょっとクセがある曲じゃないですか。だからファンの中で、こんな曲歌わせるんじゃねぇ!みたいに荒れてたんですよ。でも、生田さんが合いの手動画を公開してくれてからガラッと一変して、ライブのテッパン曲になって」

工藤 「僕の中で、アキラさんは乃木坂のターニングポイントになったんじゃ?って思うくらいの楽曲を手掛けているイメージがあって。その曲を聴いていただきたいと思います」

工藤 「2014年リリース、8枚目のシングル『気づいたら片想い』。西野七瀬さんが初センターの曲で。僕はここから乃木坂の曲のイメージが確立されたなと思ってて。ゆるい4つ打ちっぽいところで、メロみたいな感じの雰囲気が」

アキラ「切なさはすごくハマったなと。西野さんの声とか、乃木坂全体が持ってる声質とハマったのかなと。最初、サビをこういう感じにするつもりはなくて。メロラップの曲だったんですよ。いつもサビから作るんですけど、珍しくABでゆるい感じのメロラップを考えて、でも面白くないな…と思って。歌謡曲とか最近きかないから入れてみようかなって感じでガッチャンコした感じ」

工藤 「歌謡っぽさもあるけど、そこに振り切ってるわけでもない、いい塩梅」

アキラ「ここからガッチャンコ方式をとってて、2つのジャンルを1つにマッシュアップしていく。自分の中で多くなってきましたね」

工藤 「それまでは?」
アキラ「めちゃくちゃ曲集まるじゃないですか。その中でどう目立つかを考えてきたので、わりと変な曲・面白い曲が多いのかもしれない」

工藤 「耳に引っかかる曲が」

アキラ「清楚系アイドルを作りますってときに、5000曲清楚な曲がくるだろうと思ったから『狼に口笛』を書いたんです。どこか引っかかってくれるんじゃないか。その積み重ねです。4枚目・5枚目あたりは僕、書いてなかったんです。コンペ通らなくなって、すねて、もういい!って。そこで『制服のマネキン』を聴いて、なんじゃこれは!と思って。こんなカッコいい曲をアイドルに書いていいんだ!とヤル気がわいて。杉山勝彦くんのおかげでめちゃくちゃヤル気がでて。杉山この野郎!でずっとやってきたから(笑)」

工藤 「(笑)」

アキラ「杉山くん本人にも言ってますからね」

工藤 「ここからぐぐっと、シングル曲をアキラさんが手がけるイメージが。Wセンターになった『今、話したい誰かがいる』。そして、僕の中でもキーになってるけど、『ハルジオンが咲く頃』。これは深川麻衣さんの卒業シングル曲ですが、卒業、知ってたんですか?」

アキラ「薄くは聞いてたけど…誰が卒業するのかは知らなくて。ただ、春だったので、卒業っぽい曲をめっちゃ書いたんですよ。一番ぽくない曲が選ばれた。実はイントロを30回くらい直して。年末年始はずっとそれをやってました」

工藤 「曲を作っていく上で、乃木坂らしさ、アイドルらしさを意識しますか?」

アキラ「アイドルらしさはあまり意識しなくて。この頃はアイドル曲をあんまり聴いてなくて。アイドルってそんなにピンときてなかった。乃木坂に書くときは、アーティストに書くつもりで書いてましたね」

工藤 「最近、欅さんもそうですけど、アイドルっぽく書いてない方が良いっていう」

アキラ「ちゃんと、いい曲を届けるというのが」

工藤 「最後に、これ僕的にも聴いて欲しい。いろんな意味でインパクトが半端ないので。ポピパッパパー」

工藤 「レコーディングのとき、メンバーがめっちゃ苦労しただろうな(笑)このアイデアは、作ろうと思った時に決めてたんですか?」

アキラ「そうですね。これもスキャットとEDMを掛け合わせたら面白いんじゃないかなという。裏テーマとしては、作詞家の秋元先生が、歌詞を書かないような感じで作ってみたらどうかっていうので書いてみたんでど。ポピパッパパーって、たぶん『のぎざっかだー(乃木坂だ)』だと思うんですけど、もう「さすが!」って。ぱぴぷぺぽで「乃木坂だ」ってきちゃった。想像の上をいく!秋元先生に確認してないですよ!これ「のぎざっかだー?」っていうのは。でも、本当にすごいなって」

工藤 「今後、アキラさん的な目標はあるんですか?」

アキラ「自分がもっと頑張らないといけないんですけど、音楽って、作り手の世代によって作り方が全然違うじゃないですか。出てきたミュージシャン以降で、体に入ってる音楽が違って。ミスチル以降とか、RADWIMPS以降とか、核になるミュージシャンたちがいて、世代がどんどん変わってきてるんです。今はわりと後輩を育ててて。自分より若い世代の、僕より新しい感性をもった子たちを、ちゃんとJ-POPとして昇華するやり方を教えたり。音楽事務所をやってるんですけど。後輩も頑張ってて、結構、乃木・欅が決まってきたり。若手に教えてることで、自分も何かを得たりするんで」

工藤大輝 × Akira Sunset 乃木坂46楽曲特集を聴くhttp://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20180616230709

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)