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W杯 日本代表はラスト10分からが勝負! 松木安太郎さん

久米宏 ラジオなんですけど

TBSラジオで毎週土曜日、午後1時から放送している「久米宏 ラジオなんですけど」。
6月16日(土)放送のゲストコーナー「今週のスポットライト」では、とにかく熱いサッカー解説でおなじみの松木安太郎さんをお迎えしました。いよいよ開幕したワールドカップ・ロシア大会。日本代表の初戦(コロンビア)が3日後に迫ってとても落ち着いた心境ではいられないという久米さんが、たっぷりお話を伺いました。

松木安太郎さん2

日本時間のこの日未明に行われたモロッコ対イラン戦、ポルトガル対スペイン戦(今大会グループリーグ屈指の好カード!)をテレビで観戦してきた松木さん。どちらも見応えのある試合とあって、対談は初めからトップスピード。

松木さんは予想以上の大熱戦をものにしたイランの戦いぶりに、日本の活路を見たと言います。イランは何度もモロッコに攻め込まれながらも必死のディフェンスで得点を許さず、試合は後半のアディショナルタイム(ロスタイム)へ。そしてイランのフリーキックをトルコの選手がなんとオウンゴールし、イランの劇的な勝利という結末でした。

スタジオ風景

「最後の最後で相手のオウンゴール。麻雀で例えれば、海底(ハイテー)のラス牌でフリテンの『西』をツモったというやつですよ。日本がコロンビアに勝つにはあの勝ち方しかないんじゃないかと思います」(松木さん)

麻雀をご存じない方にはちょっと分からない例え話だったと思いますが、これは最初に久米さんが麻雀に例えて話したことを受けて、松木さんがサービス精神を発揮してくれたのです。要するに、我慢して我慢して、守って守って、最後に相手のミスで勝つということ。思い起こせば、1996年アトランタオリンピックで日本代表が絶対王者のブラジル代表に1対0で勝った「マイアミの奇跡」がまさにそんな戦い方でした。そういえばあのとき指揮を執っていたのが、いまの代表監督・西野朗さん。そしてテレビで解説していたのが松木さん。「ぜひ、あのときの奇跡をもう一度! 手前味噌でスイマセン」と松木さん。

すると、日本代表の初戦が直前に迫ったいまとなっては戦術をうんぬんしても始まらないと、松木さんにサッカーの内容ではなく、どんな心持ちでテレビの前に座ったらいいかと尋ねる久米さん。サッカー解説者に何を聞くんですか?!

スタジオ風景

「今回のコロンビア戦を考えると、日本は最後の10分までずっと我慢することが大事だと思います。だから試合が始まって80分経ってからテレビをつけるというのはどうですか? それなら日本の辛いシーンを見なくて済むじゃないですか。そこで引き分けだったらチャンスですよ! それがまずは楽しめるコツですね」(松木さん)

松木さんのアドバイスもどこまで本気なのか…。この持ち前の明るさと熱気は現役時代から。そして解説者となったいまも変わらず、テレビ中継で飛び出す独特の「松木語録」はファンの間では有名です。ほかの解説者とは違うことを言おうとしているのかと思うくらいユニークなフレーズが出てくるのですが、ご本人としては余計なことは言わないようにしているそうです。意外です! サッカーファンの間で有名な「松木語録」は…

久米宏さん

いまのキーパーがいなかったら入ってますね
「これは余計な解説じゃないんですか?(笑)」(久米さん)
「余計なことじゃないです。それぐらい惜しい、それぐらい点がほしかったということで、大変重要なフレーズです。たぶんシュートを打った選手もそう言ってます」(松木さん)

いまは黙って見てましょう
「これは解説としてどうなんですか?」(久米さん)
「これはPK戦ですね。ぼく、オリンピックで中田英寿がPKを蹴るときに『こういう大事なときにチームの中心選手が外してしまうケースが往々にしてあるんです』って言ったら、シュートが外れちゃったんです。それ以来、余計なことを言わない方がいいなって」(松木さん)

こぼれ球を拾いたいねえ!
「これはぼくもよく聞きます」(久米さん)
「これは大事なんです、いまのサッカーでは。ほかの解説者はセカンドボールって言うんですけど、分わからないでしょ? 野球しか知らない人は二塁に走っていいのかなと思っちゃいますからね(笑)」(松木さん)。
「そういう人は滅多にいません!」(久米さん)

さすがファンから愛される解説者!
リスナーの方からは、日本代表はグループリーグを勝ち上がるのは難しいと思うけれど、せめて勝ち点「1」は取れるでしょうか? という質問。

これに対して松木さんは、大会直前のパラグアイ戦で日本代表は4点を取ったけれど、ワールドカップではあんなに点は取れないだろうと。でも1点は取れる。だから相手に2点以上取られると厳しいですが、1点以内なら引き分けで勝ち点1が取れる可能性が出てくるということです。

スタジオ風景

「ですから日本が勝つには、しっかり守ってカウンターなんです。守るときはキーパー以外の10人でエリアを固めて、1人が抜かれたらほかの選手がすぐに取りに行けるようにする。モロッコに勝ったイランもそうでした。スペインと戦ったときのポルトガルもそうでした。そのやり方がいまの日本には合ってる。そう考えると、前のハリルホジッチ監督のままでもよかったのかなという話にもなりますけどね(笑)」(松木さん)

さてさて、6月19日(火)の日本対コロンビア戦はいったいどうなるのか。そして久米さんは来週、どんな顔をしてスタジオに顕れるのか。楽しみにしましょう!

松木安太郎さんのご感想

松木安太郎さん

いやあ、楽しかったです。たっぷり話して、おなかいっぱいになりました!

久米さんがワールドカップのいろいろなシーンをかなり詳しく憶えていらっしゃったので、コアな話ができました。

久米さんのようにサッカーを麻雀に例えて話すことをもうちょっと勉強します。ありがとうございました!

「今週のスポットライト」ゲスト:松木安太郎さん(サッカー解説者)

次回のゲストは、弁護士・木谷明さん

6月23日の「今週のスポットライト」には、元裁判官で現在は弁護士の木谷明(きたに・あきら)さんをお迎えします。刑事判官を37年間担当し冤罪事件にお詳しい木谷さんに、なぜ冤罪は起きてしまうのか、冤罪を防ぐにはどうしたらいいのかをお聞きします。

2018年6月23日(土)放送「久米宏 ラジオなんですけど」http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20180623140000

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)