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あんな飲み物まで?”透明”が飲料業界のキーワード!

森本毅郎 スタンバイ!

ここ最近飲料メーカー各社が透明な飲み物にこぞって力を入れています。この飲み物、見た目は水のように透明ですが、味や香りがついている”フレーバーウォーター”というもの。今コンビニの飲料の棚をみるとものすごい数が並んでいます。そこで・・・。

「森本毅郎・スタンバイ!」(TBSラジオ、月~金、6:30-8:30)7時35分からは素朴な疑問、気になる現場にせまる「現場にアタック」!!

6月13日(水)は、レポーター近堂かおりが『あんな飲み物まで?”透明”が飲料業界のキーワード!』をテーマに取材してきました。

★ギャップの楽しさとオフィスニーズ!!

透明な飲料は、どうしてそんなに人気が出ているのでしょうか?トレンド総研の福田結生さんにその理由を伺いました。

福田結生さん
「まず消費者の盛り上がりとしては、味と見た目のギャップというところで意外性が大きいので話題になっているというところは一つあると思います。見た目が水なのに飲んでみるとコーラだったり、飲んでみるとカフェラテだったり、試してみるとSNSだったり自分が発信できる場所で感想を言ってみたいという欲を掻き立てるところにあると思います。もう一つのニーズの部分に関しては、やはりオフィスニーズを想定して各メーカーが販売しているところが大きくあるかと思います。クリアな色だけど味はコーヒーだったり、クリアな色だけどメロンソーダとかもでてますが、やっぱりオフィスで机の上に置いたときに周りの目が気になるということもあって透明な見た目の飲み物が受けていると思います。日本人らしい周りを気にする心理というところもあるかもしれません。」

透明なのに味がある不思議な感覚や、オフィスで周りの目を気にして透明な飲料を選ぶ人などから需要があるとのこと。(水を飲んでるように見える)

そんなに周りの目が気になるの?と思いましたが、役所などで、数年前から『勤務中に職員がジュースを飲んでいる』といったクレームが来るようになっているところもあり、そういう職場に勤める方からもニーズがあるそうです。

このフレーバーウォーター人気は2010年に『い・ろ・は・す』のみかん味が発売されてから始まった、といわれており、その後、市場は急速に拡大。去年の出荷数量は3240万ケースで、2010年と比べておよそ15倍に。これまで各社から登場したフレーバーの種類は、果物はおよそ考えられるもの全て、とも言われていますし、その他にもヨーグルトや紅茶、カフェラテなど多種多様!!

コンビニの棚は、ずらりと透明な飲み物が・・・!

★透明飲料、好きですよ!!

では、実際に街の方に透明な飲料、飲んだことがあるか聞いてみました。

●「ありますよ、なんか色々出てたやつで一回くらいは試してます。新しいスタイルの飲料だと思ったので、試してみようかなというのは一度はあります。」
●「飲みます、桃のが好きです、桃の美味しいよね。」
●「私ヨーグリーナすごい好きです。よく飲みます。ヨーグルトドリンクよりもさっぱり系で美味しいです。」
●「はいはいはい。水で物足りなくてでもジュース飲みたくないときは飲むかも。会社行くときにコンビニ寄って見ます。29なんですけど、デスクにジュースどかんと置いとくと、高カロリーだなあって思われるのやだ〜と思って。これだったら水飲んでるんだなこの子みたいな感じで。(他の人の机の飲み物も気になる?)なります!もう100円のジュースのパックとか恥ずかしくて私は置けないです。ミルクティーとか。めっちゃ高カロリーとってるからこいつ太るんだろって思われるのが嫌なんで(笑)」

街の方に聞いてみた限りでは、女性に人気が高かったですね!女性は、周りの目も気になりますものね!しかも、一応「水」なので、ジュースと比べて罪悪感なく飲めるという点からも、人気があるようです。

実は昨年、イギリスでも透明のコーヒーが発売されたのですが、イギリスでは、『透明なので歯にステインがつかない』という点がセールスポイント!職場で・・・という点は打ち出していないそうですから、中身が透明ならまだ許される雰囲気が職場にはあるのは、日本独特なのかな、と思いました。

★あんまり飲みませんね~

一方で、あんまり飲まないな、というみなさんの声です。

●「私あんまり飲まないんですよ、水飲んでます。透明だと味ついてるの違和感ある人なんで。」
●「怖くない?なんで透明なはずないかなって、怖いなってイメージで飲んでないです。」
●「私飲みません、色がついてるのが好きです。視覚と味覚で訴えてもらえるのが嬉しい。」
●「一回は買ったことある。でももうそれで満足かなって感じですね。レモンが入ったそういうの。もういいかなって。」
●「一応飲みはしますが、普通の水でいいかなっていうのが率直な感想です。とりあえず買って飲んだんですけど甘い水ですよね、早い話。まあ正直言って怖いもの見たさあったんですけど、ならジュースでよくねみたいな。微妙に20円くらい高えし。どうせなら水路線で頑張ってほしかったな。ラーメン屋がカレーを出したみたいな。いやラーメンで頑張ってよっていう。」

透明な飲料を好きな人、抵抗がある人どちらもいらっしゃいましたが、一番多かったのは、とりあえず新しいフレーバーが出たら1回は試してみる派。それも一回試せばもういいやという声が多く聞かれました。

★実際の効果は見えているの?

出荷数量は増えている、という話なのに、街で聞くと一度飲めばいいや、という声が多い・・・どうなっているのでしょうか?

そういった状況について飲料総研取締役の宮下和浩さんに伺いました。

宮下和浩さん
「様々な商品が出て、どんどん増えてきたわけですけど、ここにきてだいぶ頭打ちになってきたんです。前に出たものより斬新なアイデアが出しにくいと。出尽くした感がここであるんです。とりあえずメーカー側は次から次へと商品提案していきますから、それで宣伝しますから。で、関心を持って消費者がトライするっていう流れは続くと思います。ただそこからもっとフレーバーウォーターが伸びるためにはやはり最後は味なんですね。本当に美味しい味。甘味料の甘み、後味、この辺が日本人の繊細な味覚に対応できるそういった商品がまだ出ないですね。とりあえず今の所そこまで到達して定番として残っているものは一つもないという、これだけが現実ですから。(一つもありませんか?)
ありませんねえ。もう次から次へと差し替えですから。」

メーカーは飽きられたら終わりですから、とにかく色んなフレーバーを矢継ぎ早に投入する必要がありますが、なかなか本格的に定着する、定番化する味はまだないとのこと。しかし、ミネラルウォーターの人気は不動!その人気者から派生する、第二の人気者を探すべく、さまざまなフレーバーが繰り出されているのかもしれませんね。

「現場にアタック」近堂かおり

近堂かおりが「現場にアタック」で取材リポートしました。