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5月27日(日)日本のソーセージ伝承の地・習志野で行われる「ソーセージ&ビールフェスティバル」(にち10おでかけリサーチ)

安住紳一郎の日曜天国

TBSラジオキャスターの久保絵理紗です。

久保絵理紗
TBSラジオキャスター。
食べるも嗅ぐもクサいモノが好き。どこでも踊ります。

放送を聴いてから出かけても間に合う!
オススメのスポットから生中継している「にち10 おでかけリサーチ」

今日は、千葉県習志野市「津田沼公園」で行われた

「ソーセージ&ビールフェスティバル」を紹介しました。
習志野は、「日本のソーセージ伝承の地」ということをご存知ですか?

習志野には、今から100年前、第一次世界大戦中ドイツ人捕虜の収容所があり、そこで兵士が食べていたソーセージの作り方を学び、日本全国にソーセージ製法が広まったんだそうです。このイベントでは、当時のドイツ人のレシピを元に復刻した、「習志野ソーセージ」が食べられます。詳しいお話を、習志野商工会議所の原田 真一郎さんに伺いました。

▲習志野商工会議所の原田真一郎さんと

習志野のドイツ人捕虜収容所には、ソーセージ技師がいたことから、ソーセージの栄養価の高さの噂を聞きつけた国の役人が「国の保存食として役立てたい!」と、収容所を訪れ、ソーセージの作り方を伝授されたそうです。その後、国の公認で講習会が大々的に開かれ全国に広がるきっかけとなりました。国内にソーセージが普及した原点とも言えます。

当時ドイツ兵は、オーケストラを組んで演奏会を開いていたりと、習志野市民と交流があったとも伝えられています。ベートーヴェンの第九は、ドイツ兵捕虜から日本に広まったという話もありますよね。ただ、習志野は「ソーセージ伝承の地」で、日本ではじめてソーセージが作られたのは「横浜」と、すみ分けはハッキリされているんだとか。

当時、伝授されたのは、11種類のソーセージ製法。八千代市の精肉専門店「ダンケ」さんにてレシピを復元してもらったところ、全部ソーセージになるかと思いきや、レバーペーストやテリーヌのようなゼリー状のものもあり…ソーセージと呼べるものは、11種類のうち2種類だけだったそう。その2つを掛け合わせて4年前に「習志野ソーセージ」として復刻しました。

▲習志野ソーセージ(冷凍)

本場ドイツのソーセージは1500種類以上あるといわれますが、「習志野ソーセージ」はドイツではどこの地域の味に近いのか尋ねたところ、ドイツ料理屋さんいわく、ドイツ中東部のテューリンゲン州のソーセージに近いんだそうです。
日本で一般的に売られているソーセージは「羊」の腸を使った「ウインナー・ソーセージ」が多いですが、「習志野ソーセージ」は「豚」の腸を使った「フランクフルト・ソーセージ」。保存料・発色剤などが使われていないので、ステーキを食べているような肉本来の味わいを楽しめます。

▲こんがり焼き目がついた習志野ソーセージ。これがどれだけ大きいかというと…

長さは17cmほど、太さは3cmとかなり大きい!豚腸は、茹でるだけだと皮が硬い…ということで、オススメの食べ方は、茹でたあとにこんがり焼く。発色剤が使われていないので、元の色は灰色っぽく、焼くキツネ色になります。

▲すごい迫力!そしてたまらない満足感!

パリッと一口齧るだけで肉汁があふれ出すほどジューシーで、原田さんがおっしゃる通りお肉のうまみをダイレクトに感じられる満足感高い逸品でした!当時は保存食として作られたことから今日本で市販されるソーセージに比べると塩分は高めということですが、このしょっぱさでよりビールを欲します。会場には、習志野のクラフトビール「むぎのいえ」や、銚子や九十九里のクラフトビールも販売。どれにするか迷っちゃいますね。

▲(左から)銚子、九十九里、習志野、南房総、富士のクラフトビール

開場の11時前から習志野ソーセージお目当てのお客さんが大行列をなしていました。会場中ソーセージのいい香り。ソーセージ片手にクラフトビールがお客さんの定番スタイルになっていました。

▲炎天下のなか大行列を作る習志野ソーセージ売り場

次回のイベント開催は未定ですが、習志野市内の飲食店やインターネットでの販売も行われているようなので、気になられた方はそちらもチェックしてみてください。