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原作ラストには、乱歩からのメッセージも…!【木馬は廻る】

ラジオシアター~文学の扉

毎週日曜、夜9時からお送りしている
【ラジオシアター~文学の扉】

今週もゲストに俳優の溝渕俊介さんをお迎えして、
江戸川乱歩の『木馬は廻る』をお届けしました。

朋子さんの演じ分けを目の当たりにし、思わず「感動しました…!」と仰る溝渕さん。
お二人とも、前回とは全く違う役柄を演じてくださいました。

溝渕さん演じる格ニ郎は、少し無愛想に見えるけど真面目で実は優しい人柄が滲み出ています!

一方で朋子さん演じるお冬。
屈託のない若い小娘…かと思いきや、なんとお金をもらっていたとは!
何ともやり手な少女だったことに、「お冬ちゃんダメですよ~」と朋子さんも驚きの展開でした。

原作では、格ニ郎がお金を手に入れて有頂天な状態で終わるのですが、
今回のラジオドラマでは脚本家・北阪さんのアレンジが効いています。

結局、格ニ郎は子どものためにお金を使うだろうと思いラストシーンを付け足したとのことで、
格ニ郎の人柄やその先に続く“日常”の奥行きが感じられますよね!

原作の最後には、
“探偵小説にするつもりが、中途からそうならなくなって、変なものが出来上がり、申訳ありません。”
という乱歩からのメッセージが書いてあります。
正直に思ったことを文章に載せる乱歩のユーモアや勇気、面白いなぁと思わず笑ってしまいました。
是非原作も、お手に取ってみてくださいね♪

by 永瀬千裕

~ゲスト・溝渕俊介さんオススメの本~
◯『モリー先生との火曜日』/ミッチ・アルボム

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