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“農文協・農業書センター”店長、荒井さんのおすすめ本!【本のソムリエ】

ラジオシアター~文学の扉

毎週日曜、夜9時からお送りしている
【ラジオシアター~文学の扉】

~本のソムリエのコーナー

書店の販売員さんやブックカフェの店員さんなど、本の達人、
いわば《本のソムリエ》の方々に、おすすめの本をご紹介いただきます。

今日は、神田神保町にある、
農文協・農業書センターの店長・荒井 操さんです。

農文協・農業書センターは、地下鉄、神保町駅から、あるいてすぐの場所にあります。
日本で唯一の農業書専門の書店で、在庫は、およそ3万冊。
日本で販売されている農業書のほとんどを置いています。
農協や農業団体が発行する非流通の資料や、農家の自費出版の本などを揃えているので、
農業関係の方が多く来店していますが、
最近では、これから農業を始めたい人や、田舎に移住したい人、
農業に関する資料を求める学生さんなど、一般のお客様も増えています。
また、農業以外にも、漁業・林業・狩猟・畜産・ガーデニング・自然農法・TPP・種子法…など、
様々な専門書籍をそろえています。

 

荒井さんおススメの本は…

荒井さん おすすめの本
・「伝え継ぐ 日本の家庭料理(全16巻)第一巻『すし』」出版:農文協

内容
色とりどりの ちらしずし、巻きずし、押しずし、箱ずし、姿ずしなど、
80品の作り方と暮らしの背景のエピソードなどが、
全国各地で行われた調査を元にまとめられています。

おすすめポイント
「すし」をはじめ、全16巻の中には、「肉・豆腐・麩のおかず」「小麦・いも・豆のおやつ」など、
100年先まで残したいレシピが、3カ月ごとに発売される予定です。

この本では、今から50年ほど前の高度経済成長期に根付いた、
「なつかしい家庭料理」について日本全国で、聞き書き調査を行って紹介しています。
その調査をしたのは、大学や専門学校で調理学を教えている、日本調理科学学会の先生方です。

私の実家・千葉県北総地区の「太巻きずし」も取り上げられています。
海苔や卵焼き、かんぴょう、でんぶ、ショウガなどを巧く組み合わせて、
カットした断面が桜やチューリップ、バラなどの花模様となる巻ずしです。
都会の親戚が来たときや、村の行事の時などに母が作ってくれました。

全国のいろいろなおすしを通して、食文化も学べて、。
レシピを参考に実際に作ればその味も楽しめます。

美味しい食べものは、楽しい記憶を残してくれます。
建物や芸術品などの文化財は、形あるものとして後世に残りますが、
食文化は、「人が人へと伝える文化」です。

“ 農文協・農業書センター”
地下鉄・神保町駅からすぐ歩いてすぐ。
静かな店内で、ゆっくりと目的の書籍や資料を探すことができます。
目的にあわせて、わからない事があれば、書店員さんに相談も出来ます。
書籍のほか、自然栽培で作った種やお子さん用の教材の販売も。
営業時間など、詳しくは“ 農文協・農業書センター”の公式ホームページをご確認ください。

By文学の扉 スタッフ

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