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4月15日(日)コーヒーの木まるまる一本味わえる?!「TOKYO COFFEE FESTIVAL」(にち10おでかけリサーチ)

安住紳一郎の日曜天国

TBSラジオキャスターの久保絵理紗です。

久保絵理紗
TBSラジオキャスター。食べるも嗅ぐもクサいモノが好き。どこでも踊ります。雨女が治ってきているかもしれない。

放送を聴いてから出かけても間に合う!
オススメのスポットから生中継している「にち10 おでかけリサーチ」


きょうは、青山にある国連大学の中庭で開催されるコーヒーのお祭り「TOKYO COFFEE FESTIVAL」をご紹介しました。30店ものコーヒーショップが一堂に会し、コーヒーの飲み比べができるイベントです。オープンの11時には強風もおさまり、気がついたら汗ばむほどの晴天!たくさんのお客様で賑わっていました。

▲専用マグカップをもって好きなコーヒー飲み比べ♬

コーヒー豆は、100%海外から輸入されていると思いがちですが、実は国内にもコーヒーを栽培する農園があるんです。ご存知でしたか?コーヒーを栽培できる地域を「コーヒーベルト」と言いますが、ギリギリ北限にあたる、沖縄、奄美諸島、小笠原諸島などえ栽培されています。きょうは、奄美諸島・徳之島でコーヒーを栽培されている「宮出珈琲園」の宮出博史さんにお話を伺いました。

▲徳之島「宮出珈琲園」の宮出博史さんと

徳之島で作られるコーヒーの特徴は、気温差が少ないので、雑味がなく、まろやかで優しい味。海外産のコーヒーがオレンジだとすると、徳之島コーヒーは‟こたつのみかん”のようなジューシーで角の取れた味なんだそうです。徳之島コーヒーは、この4月中旬頃に収穫したコーヒーが一年で一番美味しいんだそうですよ。

▲宮出さんは徳之島の深~い森でコーヒーを栽培されています。

今日の放送でご紹介したのは、その徳之島コーヒーを使ったワークショップ!「コーヒーの木まるまる一本美味しくいただける」ということで・・・

▲コーヒーの木まるまる一本味わえるワークショップ

なんと宮出さん「より新鮮な状態で東京の人にお見せしたい」と、徳之島からコーヒーの枝を背負って東京までいらっしゃったんです。
1mくらいの枝を80本、全部で40kgくらいのものをリュックサックに背負って、フェリーや飛行機、電車を乗り継いで来たら、電車で迷惑がられたんだとか笑。
そのコーヒーの木がこちら!

▲これが、コーヒーの木!

農家さんとして、コーヒー豆だけでなく、実や花、葉っぱまで美味しくいただけるということを伝えたくワークショップを開催。
みなさんは、コーヒーの木、見たことありますか?コーヒーは効率よく種を剥くために、果実の状態で水にふやかしてから種(コーヒー豆)だけ出荷することが多いので、実がなっている状態でお目にかかれるのは滅多にないそうです。

「コーヒーの実」は完熟すると真っ赤に実ることから「コーヒーチェリー」と呼ばれます。赤い品種と黄色い品種があり、宮出さんが栽培しているのは黄色い実がなる品種「イエローブルボン」。今まで捨てられてきた部分ですが、栄養価や抗酸化作用が高く、注目され始めている食材です。

▲コーヒーチェリーは赤い品種と黄色い品種があります

この実をギュッと押すと、中から瑞々しい種が2つ出てきます。これがコーヒー豆です。まるで、ぶどうの種のように水分たっぷり。そして、甘い!触っていた手がべとべとになるほどの甘さです。なかなかお目にかかれない、生のコーヒー豆を記念に持って帰る方も多かったです。

▲コーヒーの実からコーヒー豆が2粒採れます

これを、ドライフルーツのように乾燥させて、お湯を注いぐと、ハーブティのようにいただけるんです。つまり、これが「コーヒーのお茶」です。実を乾燥させると、焦げたピスタチオのようなものになるんですが、香りは「黒糖キャラメル」のような甘くて濃厚な香り。お茶の味は、さつまいものフレーバーティのような甘くてほっこりした味。コーヒーの実ですが、コーヒーの味は一切しませんでした!

▲乾燥させたコーヒーチェリー。「黒糖キャラメル」のような甘い香り。

実と同じように、花や葉っぱも乾燥させて「お茶」として美味しくいただきます。花は、元々は白い花で、乾燥させると「ジャスミンティ」のような華やかな甘い香り。葉っぱのお茶は、ほうじ茶のように香ばしいお茶になります。

▲「コーヒーの葉っぱ」のお茶っぱ

宮出さんは、カフェを営まれているときに、「コーヒーが苦手な人にもコーヒーを楽しんでもらいたい」という思いから、お茶のアイディアが閃いたそうです。コーヒーとはまた違った優しい味わいなので、コーヒー好きの方も苦手な方もどちらにも、ぜひ一度飲んでいただきたい島の恵みです。

▲宮出珈琲園のカスカラティ