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4月1日(日)「安住紳一郎の日曜天国」ゲストdeダバダ 動物ライター・江口絵理さん

安住紳一郎の日曜天国

TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」

4月1(日)のゲストは、動物ライター江口絵理さんでした。2016年8月以来、3回目のご出演。これまで、高崎山のボスザル「ベンツ」のお話など、動物の様々な生態を紹介して下さいました。

そんな江口さんに今回お話を伺ったのが、動物・植物などにヒントを得て、画期的なモノを作る技術革新「ネイチャー・テクノロジー」についてです。

例えば、1990年代に航空機とのシェア争いの中で生まれた、時速320キロ走行が可能な新幹線500系の車体。開発時にネックになったのは「騒音」でした。悩んだ開発者が着目したのが、羽音をほとんどたてないフクロウの羽の構造でした。ギザギザした羽の形状にヒントを得て、パンタグラフの支柱表面を加工。見事、騒音を減らすことに成功し、量産されるに至ったのです。なお、この開発者は、愛鳥家だったとか。

他にも、天井や壁に這うヤモリ。その見事な吸着性から、指が吸盤になっているのかと思いきや、そうではないのです。実は、指から無数の細かい「毛」が生えていて、その密度はなんと1平方メートル当たり10万~100万本。さらに先端が100~1000本程度に分岐した構造になっています。これにヒントを得て開発されたのが、1㎝角で500mlのペットボトルを持ち上げられる、超強力なテープ。今後、様々な分野への応用が期待されています。

人間の発想を超えるネイチャー・テクノロジー。今後、どのような発見や技術が生まれるのか楽しみです。なお、今回お話しいただいた、ネイチャー・テクノロジーについては、江口さんが携わった本「ヤモリの指から不思議なテープ~自然に学んだすごい技術」(アリス館)に詳しく書かれています。興味のある方は、是非お手に取ってみてください。

ヤモリの指から不思議なテープ