お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


  • 放送ログ
  • 音声あり

過去最高の出荷数更新!「豆乳大ブーム」の裏に潜む数打ち大作戦

森本毅郎 スタンバイ!

日本豆乳協会が去年の豆乳の生産量が「過去最高を更新した」という業界もびっくりする結果が発表されました。どうやら、いま過去最大の豆乳ブームが来ているようです。3月8日(木)は、レポーター中矢邦子がTBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で『豆乳大ブーム』について取材報告しました。

★40種類の色々な味を楽しめる豆乳飲料

どうしてここまで豆乳ブームなのか。日本豆乳協会のメンバーでもあるキッコーマン飲料の荻生康成さんのお話です。

キッコーマン飲料 荻生康成さん
2017年の「豆乳生産量」全体の数値が過去最高の記録を更新しました。今伸びているのは、コーヒーに混ぜるとか、豆乳を使うシーンが増えていること。色んな使い方をしていただくためにも、味としての面白さなど我々としてはユニークな商品を数出していきたいです。味の種類は『41種類』。最近だとチョコミント・ココナッツ・シナモンの豆乳出しています。あと無炭酸シリーズとして健康コーラ・健康ラムネ・ジンジャエールの3品を出したことがあります。

荻生さんの分析では「とにかく色々豆乳を使うシーンが増えた」ことと「とにかく味の種類・数でせめたこと」などが主な要因ではないかとお話されていました。
取材でも30種類以上の豆乳をご用意頂きました。

パッケージがカラフルで圧巻!ついつい手が伸びてしまいます。

味は、キッコーマンでは王道のバナナ・コーヒー・抹茶などは勿論あります。最近ではチョコミント・ココナッツや変り種はコーラ・ラムネ・バニラアイス・焼き芋などなど・・・面白さの追及も幅広いんです!

★100種類以上も豆乳を楽しめる専門店

こうして、数で勝負した結果、豆乳の生産量が過去最高になりました。そんな中で、数なら負けない豆乳商品がほかにも色々ありました。続いては、渋谷駅にある豆乳専門店・ミスタービーンの前村裕介さんのお話です。

ミスタービーン 前村裕介さん
全ての商品に豆乳を使用した豆乳専門店です。ドリンクはもちろんのこと『豆乳やき』という大判焼きのようなものを毎月新発売しています。あとソフトクリームやアサイーを使ったヨーグルトと混ぜたものなど朝食から夕食まで幅広くご利用いただける店舗です。いろいろ加えたりすることで、豆乳焼きも『100種類以上』ですし、ドリンクもそれに近い種類なので、そういった変化で受け入れられたと思います。まだまだ、攻め続けます!

豆乳専門店というのも全国で非常に珍しいんですが、1日の利用者数は多いときで1300人を超えるほどの人気なんです、豆乳焼きとは生地に豆乳を練りこんだ大判焼きのようなもので味はカスタード・あずき・抹茶などの王道からお好み焼き・チキンハンバーグなどの変り種もあります。そのほか、豆乳ソフトクリーム、豆乳ドリンクなど100種類を越えるラインナップです。

早速、豆乳ソフトクリーム、豆乳やき、豆乳ドリンクを頂きました。

★女子ウケ抜群「豆乳をアレンジして楽しむ」

相当な「数打ち大作戦」を仕掛けている豆乳業界。

次は、街のみなさんはどんな豆乳の飲み方、食べ方をしているのか伺いました。すると、みなさんも色々な豆乳生活をしていることが分かりました。

●「たまに飲みます。普通の無調整豆乳を飲みます。牛乳よりさっぱりしてます。」
●「カフェオレとか作るときにミルク代わりに豆乳入れて飲みます。スムージーにも入れて飲んでます。」
●「豆乳味の飴を食べてました。最初、友達に貰ったら美味しくて、そこから食べてます。」
●「豆乳はめっちゃ好きです。めっちゃ飲む豆乳女子です。いま、京都とかで豆乳のドーナツを食べます。お母さんから日頃から飲んどいた方がいいでーって言われて飲んどこーみたいな。」
●「豆乳よく飲んでます!最初は、なんだこれは?!と思って全然飲めませんでした。けど、豆乳を使った料理がたくさんネットで調べたらあったので作ってます。器に豆腐をのせて、豆乳かけて、レンジでチン。ネギのせて食べてます。ほとんど無心で食べてますね、素材の味しかしない・・・・」

きいたところ、豆乳が好きという方は全体の7割でした。主に若い女性たちが、自分でおうちで豆乳を何かに入れたり、料理に使ったりといろいろ手を加えていることがわかりました。

ただ、意外と多かったのは「そのままでは臭くて無理」という声。ですが、味を変えたとたんに好きになる、人気になるという傾向でして、そうした声を聞くと各社が「数打ち大作戦」をしている理由も分かりました。

★変幻自在の豆乳で200店舗以上の「ソイタリアン」

と、豆乳ブームの背景は見えてきたんですが、もう少し調べてみると、これまでの豆乳とは違う「進化系豆乳」で「数打ち大作戦」をするところがありました。不二製油グループ本社の木村隆宏さんのお話です。

不二製油グループ 木村隆宏さん
大豆のソイとイタリアンをあわせて『ソイタリアン』という新しい食スタイル。ソイタリアンというのは、不二製油のUSS製法でできたプレミアム豆乳という新しい豆乳を使ったイタリア料理のことです。都内ではすでに『200店舗以上』のイタリア料理店がこの豆乳を使った新しいイタリア料理を出しています。豆乳はこれまでは飲むだけでしたが、豆乳をつかったチーズ、ホイップクリームなどそういった加工食品が、料理の世界、あるいはスイーツの世界で使われるようになってきました。

ネーミングは完全にダシャレなんですが、実は本格的!長年かけて開発したUSS製法(ウルトラ・ソイ・セパレーション)とは特殊な豆乳の分離方法のこと。

例えば、牛から絞られたミルクはクリームと脱脂粉乳に分離させて、牛乳・チーズ・バターなどに加工します。この似た技術を豆乳で開発して豆乳クリームと低脂肪豆乳に分離に成功させました。そこから加工して豆乳チーズや豆乳マヨネーズなどを世界で初めて作り出した企業が不二製油なんです。

あっさりとした後味の豆乳チーズは豆乳が苦手な人も大丈夫そう!

そして、その製品を導入したいというイタリア料理店が次々出てきていて今では、全国200店舗以上のイタリア料理店で「ソイタリアン」というパスタやピザなど独自の豆乳料理を出しています。

ちなみに、お店はすべて「まめプラス」というホームページで検索できます。まだまだ豆乳の進化は止まらないことがわかりました。

中矢邦子

中矢邦子が「現場にアタック」でリポートしました!