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山田五郎「サザエさんは“変われない”日本社会の象徴だ」

荒川強啓 デイ・キャッチ!

TBSラジオ「荒川強啓 デイ・キャッチ!」(月~金15:30-17:46)。
「気になるニュースが話せるニュースになる!」をコンセプトに、様々なニュースをお届けしています。

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評論家・山田五郎さんのコラムコーナー。2月22日(木)のテーマは

サザエさんは、変われない日本社会の象徴だ

▼「サザエさん」の番組提供を、放送開始時からずっと続けてきた東芝が、今年3月いっぱいで降板することになりました。東芝は原子力事業の大赤字や粉飾決算などが響き、事業売却やリストラが進行。降板するに至ったということです。

▼そして、すでに新スポンサーも決定しています。まず、現在のサブスポンサーである日産自動車がメインスポンサーに。また、サブスポンサーにはアマゾン、西松屋、大和ハウス工業が入るということです。過去に、サザエさんの作中に東芝の製品が出てきたこともあり、スポーツ・芸能誌は「アマゾン提供なら、三河屋のサブちゃんはどうなる?」などと面白がっています。

▼でも、サザエさんは高度経済成長期を描いた、いわば「時代劇」だと山田五郎さんは指摘。当時は「今の世相を描く漫画」だったのですが、連載終了からもう40年以上が経ちました。いま、この「時代劇」に最新機器やシステムを無理やり融合させても、違和感を生むだけです。現に、最新家電が描かれているだけでもオカシイのに…。

▼もちろん、スポンサーの製品やサービスが必ず作品に反映されるとは限りませんし、憶測で面白がっているというのもわかっています。でも、あえて言えば、時代劇・サザエさんの放送を、時代やスポンサーに合わせながら無理に続けるのなら、それは、高度経済成長期の「古き良き日本」の亡霊から逃れられない、“変われない”日本社会を象徴しているように思うのです。

山田五郎さんのボイスは「TBSラジオクラウド」でお聴き頂けます。