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時代背景から見える作品の奥深さ!【細君】(後編)

ラジオシアター~文学の扉

毎週日曜、夜9時からお送りしている
【ラジオシアター~文学の扉】

 

今週も先週に引き続きゲストに女優のあめくみちこさんをお迎えして、
坪内逍遥の『細君』(後編)をお届けしました。
20171112bunngaku
なんと衝撃の結末…!
予想外の展開に、驚きと切なさが同時に込み上げてきます。
抱えている孤独、闇、それでも清く強く生きようとするお園と細君。
同じような境遇を経てきたからこそ、不思議と心が通い合い、
お互いが心の拠り所となっていたのでしょう。
自分の失態のせいで人に迷惑をかけてしまった時(ましてや慕っている人に…!)、
どうしようもなく情けなくなったり、苦しくなったり、
私も経験があるのでお園の心の葛藤シーンは痛いほどよく分かります。
井戸に飛び込んでしまったのは、きっと純粋すぎるが故の行動なのですが…
残されてしまった細君を思うと、胸が痛みますね。
再び孤独になってしまった彼女はこれからどう生きていくのか…?
とても気になるところです。
時代による女性の苦しみやしがらみがある中で、
それに立ち向かって強く生きる姿が描いてあるのかもしれない。と、
あめくさんと朋子さんも仰っていましたが、
作品の時代背景を考えると見えてくる作品の奥深さや斬新さ、発見出来ると面白いですね!
そして、お園と共に仕えるもう一人の女中・お三は朋子さんが演じられていたのですが、
そのあまりのキャラクターの濃さにブース外はリハーサルの時点で大爆笑!
ブース内のあめくさんも「笑いをこらえるのが大変〜!」と言いながらツボに入ってしまったようで、収録の合間に大笑い!
朋子さんとあめくさんの引き出しの多さにも改めて驚きつつ、
時代を超えた物語の奥深さに魅了されつつ、贅沢な収録時間でした♪
20171112bunngaku
by 永瀬千裕
〜ゲスト・あめくみちこさんオススメの本〜
☆『OUT』/桐野夏生
☆『火車』/宮部みゆき
☆『眠れるラプンツェル』/山本文緒
☆『いねむり先生』/伊集院静

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