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田代万里生さんが、「会いたい」人とは?【不如帰(ほととぎす)】(後編)

ラジオシアター~文学の扉

毎週日曜、夜9時からお送りしている
【ラジオシアター~文学の扉】

 

 
今週も先週に引き続きゲストに、俳優で歌手の田代万里生さんをお迎えして、
徳富蘆花(とくとみろか)の『不如帰(ほととぎす)』(後編)をお届けしました。

 

不如帰は、明治の大ベストセラーですが、
今読んでみると、「とんでもない話。」と、田代さん。
「懐かしいような、切ないような・・・」と、中嶋さんも話していましたが、
嫁姑の確執や、生まれ育ちの格差、愛のない親子関係。
封建的なものへの反発や不治の病、悲恋など。
読者の興味を引くドラマチックな要素が、ふんだんにちりばめられています。
原作の文体は、明治の香りのする、ちょっと読み辛いものですが、
慣れてしまうと、あっという間に読み切ってしまえるほど。
難しいことはなく、とにかく、武男と浪子の愛の行く末がドラマティックに書かれています。
 
 20171015bunngaku
 
田代さんは「浪子さんに会いにいきたい。」と、切なそうにおっしゃっていました。
中嶋さんは「万里生さんの武男に声をかけられるとき、
皆さんの声が聞こえそうなくらい好青年で素敵だった!」と言うくらいの、
田代さん演じる武男の好青年ぶり。
皆さんも、ラジオドラマから感じていただけたのではないでしょうか?
 
後半では、武男と浪子はほとんど手紙のやりとりのみでした。
変わって、二人の掛け合いが生き生きしていたのは、
結核をわずらった浪子の後釜に、武男との結婚をねらう豊子。と、その父山木。
田代さんにも、スタッフにも一番受けていたのが中嶋さん演じる豊子でした。
ちょっとお馬鹿なかんじのする豊子と、
動揺しつつもしっかり豊子に言い聞かせようとする父・山木。
なんだか、目に浮かぶようで、面白かったですよね。
 
トークコーナーでは、田代さんに大学時代のアルバイトでのお話も伺いました。
声楽科を専攻していた田代さん。
声帯を使わないアルバイトを・・・と、大学時代5年間本屋さんでアルバイトをしていた時、
レジ打ち、検品などをしているうちに、
いろいろな作家に興味を持って本を読むようになり、
お客さんなどの人間観察をしながら、色んな本との出合いがあったそうです。最近では、野間正二さんの「グレート・ギャツビーの読み方」
加藤清史郎さんが、当番組でギャッツビーとニックを演じていたとき、
ちょうど「ミュージカル グレート・ギャッツビー」でニックを演じていた田代さん。
なんだか、運命的なものを感じたそうです。
 
20171015bunngaku
 
 
by 文学の扉~スタッフ
 
〜ゲスト・田代万里生さんオススメの本〜
☆『グレート・ギャツビーの読み方』/野間正二
☆『アヒルと鴨のコインロッカー』/伊坂幸太郎
 
 
 

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