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甘酸っぱくて切ない…夏の終わりを歌った洋楽って?

ジェーン・スー 生活は踊る

夏の終わりの寂しさ、儚さ…そんな情景を歌った曲が洋楽にもたくさんあります。音楽ジャーナリストの高橋芳朗さんが解説!

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高橋芳朗のミュージックプレゼント 夏の終わりソング特集http://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20170901112512

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)

※以下、番組内容書き起こし by みやーん(文字起こし職人)

【高橋芳朗】
本日の特集はこちら! 「去りゆく夏を惜しんで〜夏の終わりソング特集」。去年も9月の最初の金曜日に夏の終わりソングを特集しましたが、今年もやってみたいと思います。夏の終わりを歌った曲、夏の終わりを感じさせる曲を3曲、堀井さんの歌詞の朗読とともに紹介します。とびっきり甘酸っぱくて切ない曲を選んだので期待してください。

【ジェーン・スー】
はい。

【高橋芳朗】
まずはナット・キング・コールの「That Sunday, That Summer」。1963年の作品です。これは夏の終わりを歌った曲というよりは、あの忘れじの夏の日を回想する、というノスタルジックかつロマンティックな歌詞になっています。では堀井さん、歌詞の朗読よろしくお願いします。

【堀井美香】

いままでの僕の人生のなかで
もしどれか一日だけ選ぶとしたら
きっとあの日曜日を選ぶだろう
君と出会ったあの日曜日
生まれたばかりの鷹の雛たちが
丘の上から呼びかけていた
「夏はすぐに通り過ぎていってしまうよ」と
ラッパスイセンはその美しさを見せびらかして
ゆらゆらとそよぎながら僕の耳にささやいた
「彼女のところに行ってキスしなさい」って
僕の大切な思い出のなかで
たった一瞬だけ選ぶとしたら
それはあの優しい瞬間
僕たちの恋がどうやって始まったのかを思い出そう
ダーリン、君が僕に微笑んだあのときだよ
あんなふうに、あの日曜日、あの夏の日

M1 That Sunday, That Summer / Nat King Cole

【ジェーン・スー】
いやー、声がやっぱり素晴らしい。ナット・キング・コールは夏に聴いてもぴったりだね。

【高橋芳朗】
続いては、ストレイ・キャッツの「Lonely Summer Nights」。1981年の作品です。日本語タイトルは「おもいでサマー・ナイト」。歌詞としては、フラれた女の子に思いを馳せながら悶々と夏の夜をすごしている孤独な男の歌、という感じですかね。では堀井さん、歌詞の朗読よろしくお願いします。

【堀井美香】

長い長い夏の夜
ひとりぼっちでいくつもの夜をやりすごした
君に思いを馳せたところで
夢が叶うわけじゃない
君の気持ちは遠く離れてしまった
月の明かりに照らされたあの夏の夜
もうすべてが無駄になってしまった
まだ間に合うかもしれないけれど
僕はどうすればいいのかわからない
もう一度、君をこの腕のなかに抱きしめたい
僕はひとりたたずんで
君のいない日々を指折り数える
どうすればこの思いが届くのだろう
ふたりはこんなに遠く離れてしまった
長い長い夏の夜
ひとりぼっちでいくつもの夜をやりすごした
君に思いを馳せたところで
夢が叶うわけじゃない
でももう一度、君をこの腕のなかに抱きしめたい

M2 Lonely Summer Nights / Stray Cats

【ジェーン・スー】
いやー、失恋と夏の終わりって合うね! みんな失恋しちゃえばいいんじゃないの?

【堀井美香】
失恋、したいなー。もう失恋もしませんもんね。

【高橋芳朗】
そうですね。もう失恋すらできねえっていう。

【ジェーン・スー】
そう。失恋弱者ですよ!

【高橋芳朗】
最後はビーチボーイズの中心人物、ブライアン・ウィルソンの「Melt Away」。1988年の作品です。この曲、歌詞に夏を思わせる言葉は一切出てこないんですけど、曲調が夏の終わりのうらさびしさみたいなものを見事に表現しています。歌詞はどんなことを歌っているかというと、恋人に対して歌っているのか友達に対して歌っているのかはわからないけど、君に会うと憂鬱な気持ちも溶けて消えていくよ、みたいな内容で。

【ジェーン・スー】
まさに「Melt Away」。

【高橋芳朗】
そうそう。で、学生のみなさんのなかには長い夏休みを終えて学校に行くのがしんどいなんて方もいらっしゃるかと思うんですけど、これはそういう人たちの気持ちに寄り添える曲かなという気もします。憂鬱なときがあったら、ラジオをつけて音楽に身を委ねてみるのもいいんじゃないでしょうか。では堀井さん、よろしくお願いします。

【堀井美香】

なにひとつ思い通りにいかないけれど
君に会うたびにあのころのことを思い出して
憂鬱な気分は溶けて消え去っていく
世界は僕のことなんて気にもかけちゃいない
まるで広い海に浮かぶ小さな島になったような気分
でも、君の笑顔を見ると
暗い気持ちも溶けて消えていく
時々僕は心を閉ざしてしまうことがある
君にだってそういう時はあるよね?
だけど君が話しているのを聴くと
僕の心が開いていくのがわかる
憂鬱な気分はすべて溶けてなくなってしまうんだ

M3 Melt Away / Brian Wilson

【高橋芳朗】
以上、「去りゆく夏を惜しんで〜夏の終わりソング特集」でした!

―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ―― ◇ ――
当ラジオ番組では「日々の生活に音楽を」をコンセプトに、音楽ジャーナリスト・高橋芳朗さんによる洋楽選曲を毎日オンエア(稀にかかる邦楽はディレクター選曲)。最新1週間のリストは以下です。

8/28(月)

(11:03) California Girls / David Lee Roth
(11:44) Getcha Back / Beach Boys
(12:15) True Blue / Madonna
(12:50) They Don’t Know / Tracey Ullman

8/29(火)

(11:05) The Go-Go’s / Vacation
(11:43) The Romantics / One in a million
(12:18) The Cars / Magic
(12:51) Bangles / Going down to liverpool

8/30(水)

(11:03) All Right / Christopher Cross
(12:19) Do You Believe in Love / Huey Lewis & The News

8/31(木)

(11:04) Don Henley / The Boys of Summer
(11:15) One Night Love Affair / Bryan Adams
(11:43) She Don’t Know Me / Bon Jovi
(12:17) Only The Young / Journey
(12:51) Don’t Change / INXS

9/1(金)

(11:04) September / Earth Wind & Fire
(12:15) Why You Wanna Treat Me So Bad? / Prince
(12:51) Things I Do for You / The Jacksons