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放送中

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8月27日(日)全国の踊り子が大集結!『原宿表参道元気祭スーパーよさこい2017』(にち10おでかけリサーチ)

安住紳一郎の日曜天国

TBSラジオキャスターの久保絵理紗です。

久保絵理紗
TBSラジオキャスター。食べるも嗅ぐもクサいモノが好き。どこでも踊ります。趣味ダンスとも言う。

放送を聴いてから出かけても間に合う!
オススメのスポットから生中継している「にち10 おでかけリサーチ」

▲原宿表参道元気祭スーパーよさこい2017

▲原宿表参道元気祭スーパーよさこい2017(代々木公園ステージ)


昨日きょうの2日間で開催されている原宿表参道元気祭スーパーよさこい2017をご紹介しました。明治神宮奉納祭りとして開催され、今年で17回目。全国から106チーム5500人以上の踊り子が集まり、法被から着物といった和装から、スーツのチームまで!様々な衣装が原宿の街に溢れかえっています。演舞はチームごとに審査されるもので、去年見事大賞に輝いたチーム「天空しなと屋 しん」代表の井上 昇さんにお話を伺いました。
▲「天空しなと屋 しん」代表の井上 昇さんとチームのみなさんと

▲「天空しなと屋 しん」代表の井上 昇さんとチームのみなさんと

この「スーパーよさこい」は、本場・高知の「よさこい」に、それぞれの地元の民謡を掛け合わせた、いわゆる“全国版よさこい祭り”ということで、全国からよさこい精鋭チームが集まります。「よさこい」といったら高知ですが、ここには高知のトップクラスの踊り子さんが一堂に会するので、本場並みにレベルが高い!とよさこいファンには必見のお祭りなんだそうです。

▲「原宿表参道元気祭スーパーよさこい2017」

▲「原宿表参道元気祭スーパーよさこい2017」表参道会場

そんな「スーパーよさこい」、出場するのに決まりは2つだけ。楽曲に、高知の民謡「よさこい節」か、“地元の民謡”を使うこと。そして、「鳴子」を使って踊ること!「鳴子」というのは、踊り子さんが手に持って鳴らしている姿に見覚えある方もいるかと思いますが、あれ“楽器”ではないんです!元々は、高知の田んぼにスズメ除けのために吊るされていたもので、「素手で踊る阿波踊りに対して、高知らしさを!」と、踊りに取り入れられることになったそうです。

▲「天空しなと屋 しん」の鳴子

▲「天空しなと屋 しん」の鳴子。簡単なようで綺麗に鳴らすのはとても難しい…

大きさはチームにもよりますが、井上さんのチーム「しん」が使用するものは、長さ25cmほどの羽子板のような板に、チョークくらいの小さい木の棒「バチ」が、板の両面に3本ずつ付いています。振るとバチが板にぶつかって音が鳴る、というもの。
振れば簡単に音は出るんですが、ピシッと一音だけ淀みなく綺麗に鳴らすのはとても難しく、よさこい暦20年の井上さんですら、高知の子供には敵わないほど、本場・高知のみなさんは桁違いにうまいそうです。確かに、高知のチームは際立って「鳴子」の音が見事に揃っていました。

▲高知の本祭で大賞受賞したチーム「十人十彩」

▲高知の本祭で大賞受賞したチーム「十人十彩」。鳴子の音、隊列美はさすが本場!お見事!

井上さん率いる「天空しなと屋 しん」は、過去16回中、高知以外で唯一大賞に輝いた東京のチーム!しかし意外にも、ほぼみなさん初心者なんだそうです。「しん」にとって、「スーパーよさこい」は新作披露の場。これまでの練習は週3回、一日3時間。今日までの4ヶ月間で150時間以上も練習を重ねられてきたそうです!チームの雰囲気もいわば、“大人の部活”言えるほど、学生時代を髣髴とさせる団結力でした。衣装チェンジの瞬間は…会場がどよめいていました!

▲「天空しなと屋 しん」の演舞(代々木公園ステージ)

▲「天空しなと屋 しん」の演舞(代々木公園ステージ)


 

▲「天空しなと屋 しん」のお見事な衣装チェンジ!

この「スーパーよさこい」の見所ともなっているのは、表参道の一部が交通規制され、まさに踊り子が表参道をジャック!する表参道会場。表参道の街がよさこい一色になっていて圧巻でした!
ここで踊ることができるのは、審査で選ばれた「選抜チーム」ということで、地元高知をはじめ、全国のトップクラスのよさこいチームを一気に見られる場所なんだとか!高知で行われるよさこい祭りの本祭は、全16ヶ所に分かれて踊るため、こんなに一気にトップチームを観られるのは、本場以上の満足感!という人もいるようです。

踊りきった踊り子さんたちは、演舞が終わったら道端に倒れこむ人がいるほど、よさこいは体力勝負なんだそうです。地域の皆さんの協力により給水所が各所に設けられ、マラソン大会さながらの万全体制でした。

▲目玉は表参道を封鎖して行われる「表参道会場」

▲目玉は表参道を封鎖して行われる「表参道会場」。高知・東京チーム「國士舞双」

そんな疲れきった踊り子さんでも喉を通るのが「うどん」!ということで、代々木公園内では「うどん天下一決定戦」も同時開催されていました。四国のうどんをはじめ、全国から15種類のうどんが集結していました。演舞直後のチーム「しん」のみなさんは、高知の「四万十の青のりうどん」を召し上がっていました。私は、長崎の「冷やしあご出汁すだちうどん」をいただきました。すだちの爽やかな酸味と、透き通ったあご出汁の相性抜群でした。

▲(上、左)高知のうどんを頬張る「しん」のみなさん、(右)長崎のあご出汁すだちうどん

▲(上、左)高知のうどんを頬張る「しん」のみなさん、(右)長崎のあご出汁すだちうどん

「よさこい」がこれだけ全国的に愛されるのは、「自由度が高く、誰でも気軽に始められること」だと、みなさん口を揃えてお話くださいました。確かに、チームによって衣装も楽曲も個性豊かで、パレードを観ているような高揚感すらも感じさせていただきました。来年の夏は、高知の本祭を観にいこうと、密かに計画を企てています。

▲各チームのみなさん

▲衣装だけみてもチームの個性が光ります!

そして、先ほど今年の審査結果が発表されました!「天空しなと屋 しん」は、大賞に次ぐ「明治神宮賞」を受賞されました。おめでとうございます!大賞は高知のチーム「ほにや」のみなさんが受賞。来年も熱い戦いが繰り広げられそうですね。今から楽しみです。