TBSラジオキャスターの楠葉絵美です。
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楠葉絵美 TBSラジオキャスター。アニメ、マンガ、ゲームが大好き! |
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放送を聴いてから出かけても間に合う!オススメのスポットから生中継している「にち10 おでかけリサーチ」

▲フライボード!
7月23日(日)の放送では逗子マリーナにある「フライフィールド逗子」で体験できる“フライボード”をご紹介しました。フライボードというのは足にスケボーくらいの板を取り付け、そこからジェット水流が出て海の上を飛ぶ、というものです。放送では冒頭から海に浮いてスタンバイ。海の上から落ちつきのない声で失礼しました。フライフィールド逗子 代表の尾崎伸一さんに聞きました。

▲尾崎さんと。
まず最初に受付をし、水着に着替えます。フライボードは水着だけでも出来ますが、多くの人がラッシュガードやTシャツを上に着ているとのことなので私も長袖にしました。準備が整ったら簡単なレクチャーを受けて、いざ海へ!海での体験は15分6千円です。私は泳げないので陸にいる時から不安でドキドキが止まらない。ライフジャケットは浮くから大丈夫と言われても初めてのライフジャケットでそこもドキドキ。足に専用のブーツを履かせていただいてる間も不安顔。

▲海への不安いっぱい。
勇気を出してチャポン。足の重さで一瞬全身が沈みます。こ、怖い。でもすぐにライフジャケットで浮きました。

▲水へ入った直後
水に入ったらまずはラッコのように仰向けの姿勢をとります。そして足元から出ているジェット水流で沖へ移動します。

▲頑張って移動中
フライボードの仕組みですが、水上バイクと足のボードが10mの太いホースで繋がっています。足元は板に固定されたブーツを履くので両足はバラバラには動きません。(スノボのような)水上バイクのエンジン、動力を使って、足の真下から水が噴射します。その水圧で浮かび上がるわけです。水中から大砲のようにボンっと押し出される、黒ひげ危機一髪のような感じです。仕組みはわかりましたが、まず波に揺られて水を飲みチャプチャプ戸惑うばかり。放送が始まった直後は水上バイクにしがみついて流されないように必死でした。

▲放送冒頭の様子。
周りのお客さんを見ていると、結構な頻度で飛び出した直後に頭から水に突き刺さっていました。ああなるのかと思うと怖い。初めてでも飛べるのか?泳げなくても平気なのか?伺うと、初めて体験する人でも90%の人が立ち上がれるようになるそうで、50cm~1mは上がるらしいです。運動神経やバランス感覚の良い人は初めてでも2~3m上がるそうですよ。私も挑戦。コツは立ち泳ぎの姿勢をとり、膝を曲げないこと!

▲3回連続で挑戦!も失敗。
が、結果1度も飛べないまま終わりました。でも少し飛ぶ感覚、押されて飛び出す感覚はありましたよ!飛ぶ時の流れとしては、仰向けのラッコの姿勢からうつ伏せになり、そこから足を海に沈めてピンっと膝を伸ばして立ち泳ぎの姿勢で待機。そこでエンジンをかけてジェット噴射!飛び出すという流れなのですが、そもそも立ち泳ぎが出来ませんでした。足ってなかなか沈まないんですね。お尻もプカプカ浮いてしまいます。上手い人、プロ級の方達はこのような感じです。

▲さすがです!
インストラクターの太田洋人さんが目の前で飛んでいる姿を見せてくれました。すぅーっと浮かび上がりグングン高さが増していきます。15m~20m上がれるそうです。そこで自由自在に動き回る姿はまさに空を飛んでいます。鉄腕アトムが飛んでいるように右へ左へ、足の角度を調整してフワフワスイスイ。とても気持ちよさそうです。

▲気持ちよさそうです。
天気が良いと富士山もバッチリ見えて、景色も最高らしいです。

▲あんな風に飛びたい。
大会もあって、そこではイルカのように3回転とかクルクル空中で回るそうです。ホースが絡まりそうですがそういった所も問題なく回るのがプロですね。太田さんは陸からすいーっと水上を移動し、高さを出して楽しんだ後、また水面近くを平行移動して陸に戻れるそう、ということは水に一切濡れずに遊べるということです。すごい!

▲縦横移動もスイスイ。
陸へ無事に戻ってきた私は、水を鼻からも口からも吸い込みゲホゲホ。

▲無事帰還。
しばらく鼻の奥がツーウウンと痛かったです。

▲鼻が痛い。
それでも、こんな私でも、楽しかった、というかまたやりたい!いつかちゃんと飛んでみたい!と思ったんです。フライボードすごいです。カナヅチすらも魅了する。この夏、是非体験してみてはいかがでしょうか。ほとんどの方が15分で飛べますから!