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放送中

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7月9日 江戸の風物詩「四万六千日・ほおずき市」(にち10おでかけリサーチ)

安住紳一郎の日曜天国

TBSラジオキャスターの柳沢 怜です。

柳沢 怜

TBSラジオキャスター。車、音楽、お酒、野球観戦が大好き!動物にくわしい。

放送を聴いてから出かけても間に合う!
オススメのスポットから生中継している「にち10 おでかけリサーチ」

▲朝から賑わう浅草寺

▲朝から賑わう浅草寺

今日のおでかけリサーチは、厳しい暑さにもかかわらず、いつも以上に大勢の人で賑わっていた浅草・浅草寺から。今日と明日の二日間は四万六千日・ほおずき市。風物詩ですね。

▲この二日間だけ黄色い掛け紙の祈祷札「黄札」が授与されます

▲この二日間だけ黄色い掛け紙の祈祷札「黄札」が授与されます

7月10日はお参りすると4万6千日分のご利益を得られる功徳日という特別な日。そこにほおずきの市が立つようになり、我さきにと前の日からお参りする人も増えたことから、9日と10日の両日が功徳日となりました。江戸時代から200年近くも変わらずに続いている行事のひとつです。

▲露店ごとに工夫されたディスプレイ

▲露店ごとに工夫されたディスプレイ

風鈴の音と元気な売り声が響く境内には、100軒程のほおずきの露店が並んでいますが、ここで売られている ほおずきの大半を作っている(有)三和園芸の鈴木隆社長にお話を伺いました。

▲鈴木さんの作ったほおずきを長年販売しているお店・横山さんの店先で。

▲鈴木さんの作ったほおずきを長年販売しているお店・横山さんの店先で。

鈴木さんの会社があるのは茨城県の古河市。ほおずき市のほおずきの多くが古河市で育ち、浅草に運ばれてきているんです。昔は江戸川区や葛飾区で栽培されていたのですが、土地も作り手も無くなってしまい、50年ほど前から依頼を受けて鈴木さんや仲間が古河市で作るようになったそうです。

▲下のほうから朱く色づきます。

▲下のほうから朱く色づきます。

あちらにもこちらにも並んでいる色鮮やかな沢山のほおずき。古河市からは、4トントラックを含む10数台で細心の注意を払って運んできています。運搬もそうですが、ほおずきの扱いで何よりも大変なのは7月9・10日に合わせて、ほおずきの実を赤くすること

▲涼しげな江戸風鈴との相性は抜群

▲涼しげな江戸風鈴との相性は抜群

この日に合わせて、花を咲かせる時期・実をつける時期など全てを調整しているそうです。加えてほおずきは水も肥料も大好きな植物。日に2回~3回の水やり、色づきの調整など、手間もかかるし栽培が難しいので、三和園芸の社員さんの間では「ほおずき班」といえば一目置かれるエリート集団なのだとか。

華やかでおめでたいイメージからか、お客さんはとにかく赤いほおずきを求めるそうですが、「買ったときに青い実も10日ほどで必ず赤くなるので、安心して」と鈴木さん。青い実の多い鉢を買えば、色の変化を長く楽しめるというメリットもあるんです。

▲鉢の他、枝ほおずきと呼ばれるタイプもあります

▲鉢の他、枝ほおずきと呼ばれるタイプもあります

浅草寺のほおずき市では、どこのお店で買っても一鉢2500円。せっかくなら長持ちさせたいですよね。明るめの場所に置いて、毎日水を欠かさないことが長持ちさせる方法だそうです。鈴木さんをはじめ、園芸家のみなさんが2年近くかけて大切に育てているほおずき。お参り帰りにぜひ一鉢どうぞ。