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親がゲーム好きだった子どもあるある「親がやるマリオが下手すぎて焦れる」

ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ

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■親がマリオをやる姿を見て、あまりの下手さにイライラ!

今回の「マイゲーム・マイライフ」のゲストは、Base Ball Bearの小出祐介さんでした。小出さんは宇多丸さんの別番組「タマフル」にしばしばゲスト出演し、仲もいいようです。年齢も宇多丸さん世代なのかと思いきや、84年生まれの32歳と宇多丸さんの一回り以上も年下。ゲームでいえば、どちらかというとスーファミ世代で、かろうじてファミコンも少しやっていたのではないかと思われます。

小出「僕は幼稚園の頃にファミコンを始めたのが最初、だと思います」

宇多丸「ファミコンが家にやってきた? この記憶がある世代なのか、それとも、なんかもう物心ついた頃からあった世代なのか」

小出「後者ですね。もう親が持ってたんでしょうね」

宇多丸「あー、そっちか。そっち世代に入りますか」

小出「たぶん幼稚園の、3、4歳くらいのとき……88年くらいなんですけど、そのくらいになるとファミコンのソフトっていうのがだんだん発達してきてるじゃないですか。たぶんマリオ3とかそのへんが出たくらいで、親と一緒にやってたのを覚えていて、マリオ3を親と一緒にやっていく中で、だんだん親より自分がうまくなっていくのを感じるんですよ。親がやっているのを横で見てると、ちょっとイライラするんですよね、もはや。あー、遅いな! 早く行けよ! とか(笑)。早くそこはタヌキ(マリオ)になってビョーって飛んでけよ! とか。でも親はわからないから、コツコツといちいちクリボー倒したりするのを横で見てイライラしてるっていうのが、ゲーム面白いなと思い始めた最初ですね」

宇多丸「親よりうまいと自覚が出た瞬間に」

これ、もしかしてわりとスーファミ世代(今のアラサー)特有の現象なのではないでしょうか。ファミコン(特にマリオ)に熱中する親の姿を見て育ったのがスーファミ世代で、以降プレステ、DS、Wiiと続きます。。社会現象になったファミコンに夢中になる大人、その姿を見て育つ子ども、これがスーファミ世代です。一方、プレステはマリオのような子どもが見て楽しいタイトルはあまり展開されておらず、DSは親がやるのを見るというよりも子どもに買い与えることのほうが多いはず。Wiiまで来ると、最初から家族で一緒にやることを想定されているタイトルが多数展開されています。「親がプレステをやっていたからゲームをするようになった」とか、「DSに夢中になる親の背中を見て育った」という人を聞いたことがないのですが、実際どうなのでしょうか……?

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ちなみに、小出さんは幼稚園で親がマリオをやるのを見て以降、FFシリーズからマリオシリーズ、ドラクエシリーズと有名どころは一通り経験。それでいて、初めて買ってもらったゲームはファミコンの「ゴジラ」、イチオシのゲームは「ASTRO BOY・鉄腕アトム ~アトムハートの秘密~」(ゲームボーイアドバンス)とかなりマニアックです。ところでこの番組、宇多丸さんがあらゆる人に勧められては「僕FF一切やってないんです」とのらりくらいとかわしている、というエピソードを持っている関係で、ほぼ毎回必ずFFの話にはなるのですが、初回からここまでで、ドラクエの話を語るゲストが一人もいないのはどうしてなのでしょう! 一瞬ドラクエの話になりかけても、「ドラクエもやりました」くらいでさらりと流されてしまいます。FFよりもドラクエ派な私としては、ドラクエのことが語られる日を心待ちにしているのですが。なお、宇多丸さんはFFに限らずRPG自体が「数字同士が戦っているみたい」と苦手な模様。ドラクエの話で番組が盛り上がる日は遠そうです……。

ライムスター宇多丸とマイゲーム・マイライフ

■今回のピックアップ・フレーズ

(FFの話題が出そうになるや否や、宇多丸さんが間髪入れずに)
宇多丸「この番組、もはやファイナルファンタジーの呪いと言うべきか、パーソナリティーだけがまったくのFF童貞というね」

文/朝井麻由美(ライター、コラムニスト)

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