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放送中

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5月28日 新茶の季節、茶摘みを体験してみよう!(にち10おでかけリサーチ)

安住紳一郎の日曜天国

TBSラジオキャスターの柳沢 怜です。

柳沢 怜
TBSラジオキャスター。車、音楽、お酒、野球観戦が大好き!動物にくわしい。

放送を聴いてから出かけても間に合う!
オススメのスポットから生中継している「にち10 おでかけリサーチ」

▲栽培から販売まですべて行うのが狭山の特徴

▲栽培から販売まですべて行うのが狭山の特徴

新茶の季節。今日は茶摘み体験をご紹介しました。場所は埼玉県狭山市にあるお茶園「宮野園」です。

埼玉県でとれるお茶は狭山茶と呼ばれますが、狭山茶は静岡・宇治と並んで日本三大茶
の一つなんです。ただし狭山の茶園のほとんどが茶葉の収穫・製造加工・販売の全てを自営で行っているため、忙しくて観光客の受け入れは困難。そんな中「少しでも日本茶に触れてほしい」という熱意で一般向けの茶摘み体験を唯一行っているのが宮野園。

▲茶娘衣装で宮野圭司さんと。

▲茶娘衣装で宮野圭司さんと。

宮野園5代目で日本茶インストラクターの宮野圭司さんにお話を伺いました。まず最初にお聞きしたのは狭山茶のことを調べた時によく目にした“色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす”という言葉。これは本当なんでしょうか?

これは狭山の茶摘み歌の歌詞なので、地元びいきだと言われることもあるんですが、あながち間違ってもいないんですよ。なぜなら狭山は他のお茶の産地と比べると寒い場所なので、栄養を蓄えようとお茶の葉肉が厚くなり旨味も増し味も濃くなるんです。

なるほど。ではいざ茶摘み!と茶畑を見回すと畝によってお茶の葉の色や背丈が少しづつ違います。これは20種類近い品種のお茶を育てているため。今日は「さやまかおり」という品種を積みました。他には「さやまみどり」「おくむさし」「べにはるか」といった品種があるそうですが、どれも人の名前みたいですね。

▲この艶に日光が反射するため茶畑での作業は日焼けが大変

▲この艶に日光が反射するため茶畑での作業は日焼けが大変

腰の高さほどに育ったお茶畑の中に入っていくと驚くのが その香り。青々とした風景からは想像し辛い、花のような甘い香りがするんです。これはお茶の葉がストレスを感じたときに身を守ろうと本能で出す香りなのだとか。ストレスのもとは強い日光だったり物理的な刺激だったりするそうですが、意外な発見でした。

▲摘んだばかりの茶葉

▲摘んだばかりの茶葉

お茶の摘み方には、色々な方法があるそうですが、この季節ならではの新茶の場合は「一芯二葉」という一番贅沢な摘み方をします。お茶の木の枝は、まだ葉の開いていない「芽」の状態の芯が先端にあって、そこから下へと互い違いに葉っぱがついていますが、てっぺんの芯と、その下の葉2枚をプチっと折って摘む方法です。

プチプチ。難しいテクニックなしで気持ちいいくらい摘めます。その感触が「ストレス解消になる」と言って一人の世界に入り込んでしまう人が多いそうで、最初は和気藹々と一緒に摘んでいた家族連れやカップルも次第に離れていく、という現象は珍しくないそうです。

▲お茶の葉の天ぷら と おいしく冷えた色々なお茶

▲お茶の葉の天ぷら と おいしく冷えた色々なお茶

茶摘み体験では、摘んだお茶の葉を、もんで蒸して飲める状態にする作業まで行いお土産に持ち帰れるほか、試飲、試食もできます。試食できるのは、摘んだばかりのお茶の葉の天ぷら

茶葉は摘むとすぐに参加して変色してしまうので、食べるという行為は摘み取ったその日だけのお楽しみ。シソの葉や明日葉の天ぷらのような触感を想像していたらまったく違いました。みずみずしい茶葉の天ぷらは、モチモチむにむに の何とも言えない触感。ほのかな苦味も山菜のようでとても美味しかったです。

▲ソフトクリームやロールケーキなどお茶を使ったスイーツもいろいろあります

▲ソフトクリームやロールケーキなどお茶を使ったスイーツもいろいろあります

茶摘み体験は完全予約制で5月上旬から10月頃までやっています。