お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

放送中

放送中


2月5日(日)「安住紳一郎の日曜天国」ゲストdeダバダ 国立極地研究所教授・伊村智

安住紳一郎の日曜天国

TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」
2月5日(日)のゲストは、国立極地研究所教授の伊村智さんでした。

1996年・第36次観測隊で昭和基地近くの池底に群生するコケ、「コケボウズ」を発見した伊村さん。過酷な環境のため、生物が少ない南極において、コケの研究はメジャーであり、さらに、それが池の中に存在することを見つけのは、世界的な発見だそうです。

発見した時「しばらくは飯の食い種に困らないぞ!」と生々しい(?)心の声を明かしてくださった伊村さん。研究者の本音が垣間見えた瞬間でした。

さらに伊村さんは「ここがすごいぞ!コケボウズ」と題し、コケボウズの知られざる秘密を披露してくださいました。中でも驚いたのが、1年で「0.6㎜」ほどしか成長しないということです。高さ60cmのコケボウズですが、なんと長いものだと約1000年もかかってそれくらいの大きさになるそうです。気が遠くなる話ですが、過酷な環境の南極にとっては珍しいことではないとのこと、ゆっくりと栄養を集めて成長していったんですね。

そして、生物が最初に生まれたのは海の中といわれている現在、コケボウズが生態系の起源を解き明かしてくれるのではないか、という期待が高まっています。日本が誇る世界的な発見。これからも研究を進めていって大きな謎を解明して欲しいですね!

伊村さんが研究を行っている、国立極地研究所の隣には「南極・北極科学館」があり、無料でご覧になれます。コケボウズの標本や新しくなったオーロラシアターなど、見どころ満載です。詳しくは「南極・北極科学館」ホームページをご覧ください。