TBSラジオで、日曜 朝6時00分から放送中の「笹川友里 プレシャスサンデー」!日曜日の朝聞いて得するワイド番組。映画、芝居、イベント情報などなど情報満載!笹川友里アナウンサーが、日曜日の朝パーソナリティをつとめます。
2017年01月08日(日)、ゲストに文芸評論家で、TBS「王様のブランチ」に出演する、市川真人さんに今年おすすめの3冊を選んで頂きました。
1 古谷田奈月さん『ジュンのための6つの小曲』(新潮社)
※古谷田奈月さんは、1981年、千葉県生まれで、2013年「今年の贈り物」(単行本刊行時に『星の民のクリスマス』と改題)で、
第25回日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー。『ジュンのための6つの小曲』は2冊目です。
2 肥谷 圭介さん×鈴木大介 マンガ『ギャングース』(講談社)
※『ギャングース』は、鈴木大介さんのルポルタージュ『家のない少年たち』が原案。生まれた時から親に虐待され続け、ろくに学校も行けずに青春期を少年院で
過ごしたカズキ・サイケ・タケオの3人は、生き抜くために、被害届を出せないような巧妙な手口で金を奪う犯罪者だけをターゲットにした“タタキ”稼業をスタートさせる。2017年1月現在、『ギャングース』は、14巻まで出版されています。
3 大塚英志さん『感情化する社会』(太田出版)
大塚英志さん。1958年生まれ。まんが原作者、批評家で、『物語消費論』『サブカルチャー文学論』『少女たちの「かわいい」天皇』『キャラクター小説の作り方』『更新期の文学』『公民の民俗学』などがあります。