8月のタマフルは
「色白万歳! 夏のインドア祭り」を開催決定。
その第一弾特集は宇多丸の生涯No.1ゲームこと
ロックスター社の『BULLY』鬼プッシュ。

オンエア中にプレイ音も聞かせるため、スタジオ内に液晶モニターを設置。
背後には各チャンネルを映すテレビモニターが6台。
DJブース、冷蔵庫の中にはキンキンに冷えたRed Bull......。
理想の「金持ちの友達の家」がここに出現!
放送開始はこの日も野球の影響なく定時の9時30分から。
9時台は「最近の素人ってヤツは......」なカラオケ行った話&
ミニ特集コーナー
「ちょこっとラボ」で妄想サマーソング・キャンペーンで
ばちっ娘!の甲子園ソング"ばっちり恋しよう!"をオンエア。

10時からは無差別映画評論コーナー
「ザ・シネマハスラー」。
お題は『カンフーパンダ』!
「この作品、ドリーム・ワークス制作だし、予告編も見た感じ、見れば面白いんだろうなとは思ってました。だからこそ、この企画でやるにはちょっと面白くないなと思ってたんですが......結論から言うと、観に行って本当に良かった!
一連の『カンフー』もの----下の下の『カンフーくん』から、ある意味カンフーもの頂点『ドラゴン・キングダム』まで----の中でもたぶん一番よく出来てるんじゃないでしょうか。脚本と演出が本当によく出来てる。今までさんざんこのコーナーで『うま"げ"』な脚本のことをこき下ろしてきましたが、『うまい』脚本っていうのはこういうことを言うんだよ、ってくらい唸らされる脚本と演出。単体としてあるセリフや描写が、あとになってまったく違った意味や重みを持って描かれるという、その無駄のなさ。アクションも、CGなのに凄く血湧き肉躍る。久々にアクションシーンで手に汗握りましたよ!
脚本よく出来てる、演出よく出来てる、アクションよく出来てる、なおかつCG表現も見事。CGの役者たちの演出も細やかで感心するし。ストーリー的にはありがちだし、荒唐無稽ではあるんだけど、脚本がよく出来てるから腑に落ちるしね。
ダメ人間がヒーローになりましたって話がメインとしてあるんだけど、以外なサブテーマとして、師匠だって悩むし、成長もするんだっていう、それは結構新鮮でしたね。要はオビ=ワン・ケノービなわけですけど、オビ・ワンも成長していくという。
それから映画用語で
マクガフィンというものがありますが、この映画の中にもまさにそういう小道具が出てきます。その正体がこのお話のテーマ『自分の中にあるものを伸ばしていくことが大切なんだ』というテーマに繋がり、なおかつマクガフィン論にもなっているという。これにも感心しました。
ひとつだけ、最後の戦いの中で文句を言いたいことがあるんですが、逆に言えばそれくらい他が完璧なんですよね。まったく文句の付けようがない。先週取り上げた『崖の上のポニョ』が限りなく作家主義的な作品だとすれば、こちらは非常に匿名的に、観客に奉仕することに徹したエンターテイメント。『だからつまんない』という人もいるかもしれない。あまりにも良く出来すぎてるから。でも、そういう人以外には文句なくオススメですよ!」」
次週は押井守監督の最新作『スカイ・クロラ』!

10時20分過ぎからはJ-POP DJ MIX SHOW
「申し訳ないとフロム赤坂」。
今日のDJはミッツィー申し訳さん。

今日から新しい機材を導入。
ノートパソコンの中に入れた曲でDJをするソフト「Serato」、
それを操作する専用コントローラーにVesatxの「VSI-300」
(ミッツィーさんが操作しているやつ)。
さらにその右隣にはエフェクターのPioneer「EFX-1000」。
要するに、あとはアンプとスピーカーさえあればこれだけでどこでもDJ可能。
クラブ据え置きのCDJやターンテーブル、DJミキサーに頼る必要がなくなりました。

が、どこまで機材が進化しようとDJの命は選曲。
その点、他の追随は一切許しません(追いかけてくる人があまりいない)。

......おや?
スタジオの外に壊れたダンシングフラワーのようなものが。

しまおさん、サボってしまったコアリズムの遅れを取り戻すべく
ミッツィーさんのDJに合わせてOn The Groove!
面白い!

面白い!

面白い!

準備運動のせいか、心なしかいつもより声に力が漲る
「ミューズの引き出し」。

赤塚先生のご冥福をお祈りします(ポッドキャスト参照)。

11時台の特集
「サタデーナイトラボ」では、祝・日本版発売!
宇多丸生涯ベストゲーム、ロックスター・ゲーム社の2006年作
箱庭学生生活アクション・シミュレーション『BULL』鬼プッシュ特集!
「『グランド・セフト・オート(GTA)』シリーズで社会問題にまでなったロックスター社の新作、なおかつタイトルが『BULLY(いじめっ子)』ということで、発売当時アメリカでは販売差し止め運動まで起こったゲームです。が、とんでもない! 決していじめっ子側に立ったゲームではない。主人公は悪ガキなんだけど、叩き込まれた寄宿舎と学校で、いろんな学生たちのヒエラルキーのどこにも属さず、社会というものを学んでいく。むしろ義務教育で全員にやらせたほうがいい! それくらい教育的にいいゲームとさえ思ってます。
自由度の高い箱庭の中で、少しずつ活動出来る場所や出来る行動が広がっていく......という『GTA』的なゲームシステムと、ジュブナイルものというテーマ性が凄くマッチしているんです。テーマと手法が完全に一致してる。最初は右も左も分からないのに、次第にこの学校の中にどういうルールがあるのか、こういう時にどう振る舞えばいいのか、ということが段々学べていく。それはまさに思春期の少年少女が世界を知っていく過程そのものじゃないですか。その成長が、プレイヤーがこのゲームを習熟していく過程と一致してる、というのが素晴らしいんです。
このゲームで描かれる学校=社会は綺麗事だけじゃなく醜いものもちゃんとあって、というよりどちらかと言えば醜いものばかりんなんだけど、だからこそ最後には世界に対する根本的な肯定感が強く味わえるっていうかね。
自分のペースで進められるから間口も広い。何気ない会話や描写もいちいち気が利いてて、音楽も最高。本当にオススメです!
あと僕ね、最近まで『GTA 4』もやってて、それも最高。セルビア人の主人公が移民としてアメリカに渡ってくるところから物語が始まるという......一種のアメリカ文明批評なんですね。凄い重みのあるストーリーで、人生について深く考えさせられちゃいました。年内に日本版が出ると言われてるので、その暁には『GTA 4』特集やります!」

プレゼントも鬼豪華。
「ブルワース・アカデミー ナード・セット」
はペナント+ノート+定規+ピンバッチをセットを各10名様に。

「ブルワース・アカデミー ジョックス・セット』
はスケボー+ドッジボール+Tシャツをセットで各3名様に。
希望者は住所・氏名・年齢・電話番号・「あなたの好きなインドアな夏の過ごし方」を
書いて
utamaru@tbs.co.jp 『BULLY』プレゼント係まで!
放送開始時間まで受け付けてますが...善は急げ!

放送はポッドキャストを収録。
しまおさんはずっとゲームしたまま(
前編・
後編)。
いやー、それにしても本当に理想の部屋。

当然、本日のじまんTシャツは『BUULY』Tシャツ。
手に持っているのはプレゼント用シャツのバックプリント。
イチイチ気がきいてるんだ、本当に。

ハイ今日もお疲れ!

それじゃ『申し訳ないと』にDJに行ってきまーす。
(構成作家・古川 耕)