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2008年1月 5日

放送後記 第40回

29日にタマデミーやりーの、
31日にはディスコ954やりーの、
年明け3日にはラジオの打ち合わせと称してプロレス見に行きーの、
しかもそのあとは誘って頂いた放送作家のサトケンさんを巻き込んで
朝6時まで叙々苑で激論だ 。

さすがに会いすぎだろう、タマフルー(タマフルクルーの略)。

しかし、朝まで語ってもまだ語り足りない……
なぜかと言うと3日に見たプロレス『マッスルハウス5』があまりに面白くて、
なおかつすべてのエンターテイメントに通じる重要な示唆を含んでいたからだ!

 

放送30秒前まで悩み抜いたオープニングトークはこんな感じ。

「本来、『虚実の皮膜』を楽しむものだったアイドル文化及びプロレス文化は'80年代以降、成り立ちにくいものになってしまった。プロレスは、『本当に強いのは誰だ?』というお題目のもと、“実”を求めてシリアス化していった。かたや女子アイドルは、現実の女性と乖離した女性像が求められ、“虚”が肥大した結果、一部のファンだけが楽しむマニアックなものになってしまった。しかしエンターテイメントとは本来、虚と実の境目を楽しむものなのではなかったか?」
「そこで『マッスル』は今のプロレスが置かれている状況を一旦突き放して対象化して見せる。その批評的な視点にまずヤラれた。そして、ここまででも充分楽しめるのに、『マッスル』はそこからもうひとつ突き抜けて、肉体を駆使した根源的なスリルを追い求め始める。まさにプロレス的としか言いようのない虚実入り交じった世界……ハラハラクラクラしながら感動させられてしまった」
「ポストモダン的なサンプリング表現から始まって、いつしか本当に<リアル>な何かへと突き抜けていく感動……そこでふと思い出したのは映画『グラインドハウス』だった。ロバート・ロドリゲスが『プラネット・テラー』で過去のB級映画を引用しまくって“『グラインドハウス』映画”を現代に甦らせようとしたのに対し、役者の肉体性を駆使して本当にスリリングな傑作『デス・プルーフ』をモノにしたタランティーノは、“『グラインドハウス』映画体験”そのもの──ひいては“映画を観るということの素晴らしさ”にまで到達してしまった。それと同じ感動を『マッスル』に見たんだYO!」

みたいな。

ま、ポッドキャストを聞いたほうが早いかもしれん。


10時からは悩み相談「ラッパー志望ですけど」。

Q「今年からなにか習い事を始めようと思っています。最初はサーフィンとか料理とかモテそうなやつを考えていたのですが、去年入ってきた後輩がブラジリアン柔術を習っていると聞き、マニアック方向もいいかと思い始めてきました。宇多丸さん、なにかオススメの習い事ってないですか? 自分が挑戦したいものでもいいです」(by シゲチー)
A
「今となってはどうしても動機が思い出せないけど、ボクも柔道習ってたなぁ……結局『バトルフィーバーJ』を見るために辞めたけど。いま強いて習いたいものがあるとすれば、水泳。ていうかクロール。水面からアゴが10センチくらい上がるを直したいんだよね。あと、催眠術習うのとかどう? 飲み屋で女の子に催眠かけて『パンツ脱げ!』とか。面白そう!」

 

続いて「申し訳ないとフロム赤坂」。
新年一発目は当然ミッツィー申し訳……もとい、 ミッツィー・セバーグ申し訳(1月限定名前)。

ノートPCを傍らに、すわミッツィーさんもモバイルDJか!
と思いきや、ただに曲目のリストを見ているだけでした。
宇多丸が開始30秒前まで悩んでいたようにミッツィーさんもギリギリまで選曲してたんス。

テーマは2008年末を見越して「歴代の新語・流行語大賞MIX」。
目指せ、タマフル発で流行語大賞。

 

MIX中、聞き慣れない異音がしていたと思いますが、その原因はコイツ
TBSラジオの中の人が買い与えてくれました。
あーざっす!

しまおさんとのコーナー「土曜日の実験室」は
12月30日の『Life』にゲスト出演して大怪我した話。
しまおさん、なぜか全体的に情緒不安定です。

「生理じゃないですよ」

聞いてないです。


11時からは久々の語り下ろし。
w-inds.──または失われた男性アイドルの楽園」。

女子アイドル苦難の時代という前提を踏まえて……
「翻って男性アイドルは、(昔から彼女の存在を公言してはばからなかった木村拓哉を擁する)SMAPに顕著なように、時代と共に変化する“イケてる男”像に寄り添いながら男性アイドルのあり方をアップ・トゥ・デートさせていった」
「そんな中、かつての男性アイドル観を漂わせたまま現代的に成り立っているのがw-inds.」
「なぜそんなことが出来るかって、楽曲の素晴らしさ、そして方向性のブレなさ、ひいては有能なスタッフも含めた彼らの実力のなせるわざでしょう。パフュームにも通ずる『やることやってる感』が彼らの存在を特別なものにしているのだと思われます」

みたいな。

 

はい放送終了ー。
TD*の大沢船長(美人)が怒り出す前にポッドキャスト収録だよー。
前編はFUCKカフェカレー、後半は例によって永遠のテーマ、ツラの話。
ここでもしまおさんは情緒不安定。

「明日生理かな?」

知らないです。

*TD……テクニカルディレクター。音を出したり引っ込めたりしてくれる人。

 

タクシーの待ち時間にしまおさんが突然披露してくれた柔軟ポーズ。
いわゆるシマバウアー。

微妙に古い。
けど柔らかい!
面白い!

最敬礼。
しまおさんの勝ち!(お辞儀の深さで)。

 

 

【2008年一発目のじまんTシャツ】 


お馴染みbon-kura製、「KILL*ILL CHICKS」 Tシャツ。
実物はもっと発色よくてキャワイイです。


(構成作家・古川耕)
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