放送後記 第38回

メリークリンンス!(クリのあとは適当に誤魔化した発音でスは強調)

先日の放送、タマフル的には初の試み、
ていうか昨今のラジオではなかなかお目にかからないと思われる
ラジオドラマ meets 生放送のスペシャル企画(a.k.a大人のお楽しみ会)
「ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル Xmasスペシャル
『しまおまほ 29歳のクリスマス』
~その夜、赤坂ビッグハットに、小さな奇跡が降ってくる~」

みなさんいかがでしたでしょうか。

それでは当日と収録の模様を振り返っていきましょう。
 

まずは放送当日。
しまおさん持参のグッズでスタジオの飾り付け。

盛り上がってきた!
メリークリンンス!

 


で、9時半──。

運転手「ああ、お客さん。今夜雪降りそうだねぇ」
しまお「……雪なんて大嫌い」
運転手「はい?」
しまお「いえ、なんでもないです」

……と、主人公・しまおまほ(29才・彼氏ナシ・雪嫌い)が
クリスマスムードの街を見て憂鬱になるオープニング。
このやりとりを収録したのはさかのぼること12月12日。
運転手役、及びCM等のナレーションは声優の前島貴志さん。
前島さんは実際に洋画のCMナレーションなども担当されている方で、
いやさすが本物はすげぇ!
貫禄の演技で思いのほかモノホンっぽい出だしになりました。


で、放送に戻って。
無内容のオープニング・トークをこなしたあと、9時55分には再びドラマパートへ。
しまおさんの携帯に差出人不明のメール。
AD嶋田さんからは誰からかわからない呼び出しの伝言が届きます。

10時からは通常のラッパー志望。

Q「デンマーク人の彼女の家に挨拶に行きます。ご両親にはどんなプレゼントがいいでしょうか?」(by モーニング息子。)
A「孫の手とかこけしとかの民芸品がいいんじゃないかな? 『(箱を開ける)Oh……Back Scratcher?(※英語ではこう言うらしい) 』『No No,It's “マァゴノテ”』『マァ……ゴノ、テ?』『Yes ! and “コケェシ”』『コ……ケェシ?』『Yes ! コケェシ mean is ディルドー』『Get out !!』」
Q「ラッパー志望のモテモテ王子です。ぶっちゃけ芸能人やってます。今日、好きなコに別れを告げて引っ越さなきゃならなくなってしまいました。この寂しさを紛らわすためにどうすればいいですか宇多丸さん!」(by モテモテ王子)
A「もしあなたが仮にV6の岡田くんなら確かにハデに遊んだり出来ませんよねぇ。あなたがお笑い芸人なら良かったのに……例えばそう……あのやついいちろうのように……」

2通目のメールは当然つくりのメール。
ひどい伏線の張り方だね!

続いて10時15分からは再びドラマパート。
TBS社内をウロウロするしまおさんにいろんな人から電話がかかってきます。

まずひとり目は小西克哉さん。

こちらを収録したのは12月15日。
ゲスト出演(という名の大暴れ)して頂いたあとにそのまま収録しました。
しかしセリフどおり本当にしまおさんのことを覚えてないとは……予想GUY!

続いて掟さんから電話がかかってきます。
これまた12月15日の放送後に収録。
さすが経験者だけあって一発オーケー(『Beck』に出てましたもんね)。
演出いらずの下品具合で主演女優も腰が引けております。

続いてミッツィーさんの出番。
ここは12月12日に収録しました。
fromユージオダのモノマネという演技プラン、かつセリフも全部自分で考えてきました。
本人にしかわからないダメ出しも何度も繰り返してつつ。
自分に厳しい!(ともちょっと違う)

続いてスペシャルゲスト!
MCのRYUさん!
しまおさんをいきなりFMにスカウトする悪い役です。

まさかのAM初出演がこんなかたちで申し訳ねぇぇぇぇ!
嫌な顔ひとつ付き合って貰いました。
収録は同じく小西さんや掟さんと同じ12月15日に行なわれました。

いずれちゃんとした形で出てください!

ワオ! 変な3ショット!

で、放送はリアルタイムに戻って10時30分。
申し訳ないとは生でした(時計参照)。
テーマは「どいつもこいつも浮かれやがって! クリスマス・ドープMIX」。
要はクリスマスソングの大ネタはドラマ内に組み込んだだめの回避策ではあったのですが
そこはさすがの申し訳総帥。
マイナーながらもツボを押さえたクリスマス・ミックスになってました。

で、10時48分からはまたドラマパート。

やつい「やっと会えたね」
しまお「きゃっ! だ、誰!?」
やつい「はは、驚かせてゴメン。
            僕だよ、しまおさん」

というわけで、今回のキーパーソン・やついいちろう氏登場!

しまお「やついさんって……
            あなた、宇宙人なの!?」
やつい「君たちの言葉で言えば、そうなるかな」
しまお「そんな……でも……そうか、それでそんなに歯がガッチャガチャなんだ」
やつい「うん。それは関係ない」

実は宇宙人だったやついさんから「AMラジオという素晴らしい文化を守って欲しい」
と頼まれるしまおさん。

なんだそら。

返事をしぶっていると、あと少しで故郷の星に帰ってしまう
やついさんと離ればなれになってしまいました。

「やついさーーーーん!」
絶叫のあとに絶妙なタイミングで差し込まれる
SPEED“White Love”の「♪果ーてーしなく〜」でスタジオ爆笑。

ジェラス!

で、11時からは「土曜日の実験室」、と見せかけてドラマパート。
こちらは12月12日に収録済み。

生放送中にボーッとするしまおさん

うろたえる宇多丸

気を引き締めようとするしまおさん
だが再びやついさんのことを考えてぼんやり

橋本P乱入。ブチギレ

実はやついさんとしまおさんのやりとりを聞いていた宇多丸、
しまおさんが屋上へ行くのを促す




宇多丸「AMラジオを守るのはしまおさんだけじゃない。   
            忘れちゃいないかい? この俺のことをさ!」
しまお 宇多丸さん……!
宇多丸「だから……急ぐんだ、しまおさん!」
しまお「ありがとう……ありがとう宇多丸さん!
            わたし、行ってくる!」


TBSビルの屋上まで駆け上がるしまおさん。
『時かけ』(アニメ版)みたいだ!
しかもかかるのは山下達郎“クリスマス・イブ”。
さすが、演出を担当した橋本Pが
「この曲は女の子が走っているBGMとしてしか使えない」と豪語しただけのことはある。

しまおさんはTBSビル屋上、通称ビッグハットへと到達。

やつい「……しまおさん!? どうしてここに?」
しまお「わたし、AMラジオが好き!
            FMよりも、V6の岡田くんよりも、AMのことが好きっ!!」


こうしてやついさんはしまおさんと感動的な別れののち、
ヘリポートと見せかけて実は宇宙船だったビッグハット
(法律上ヘリが着地出来ないらしい←実話)で故郷の星に帰っていくのでした。


しまお「こうして、わたしは宇宙人だったやついさんから
           AMラジオの未来を託されることになってしまった。
           あまりに突拍子もなくて、友達に言ってもきっと信じてもらえないと思う。
           当の私だって、この夜の出来事が本当に起こったことなのか、
           いまだに信じられない。
           でも、これが本当のことだって、確かな証拠がひとつある。
           ──そう、わたしはこの日からクリスマスに降る雪が大好きになった」



なんだそら。

 

と、ゲラゲラ笑ったところで11時15分過ぎからはカーテンコール。
バックに流れているのは松任谷由実の“恋人がサンタクロース”。

 

歌っているは……しまおさん。

一応しまおさんの名誉のために言っておくと、
べつにこれはしまおさんが言い出したわけじゃなく、
スタッフが(なかば嫌がらせとして)歌ってもらったものですからね。
ある意味、しまおさんはこの企画の言い出しっぺにして最大の被害者なのです。


お疲れさまでした!

その他のこのドラマに関する与太話はポッドキャスト(その1その2その3)でお楽しみ下さい。

 

太っ腹な主演女優さまからクリスマスプレゼント。
しまおさんのイラストがあしらわれたクッション×2です。
あらかわいい。

 

助演男優・ミッツィー申し訳さんからは申し訳ないと10周年記念缶バッジ。
23日の代官山UNITもとんでもない魔空間でした。

 

ちなみにこちらが先週しまおさんがプレゼントで出していた青色のセーター。
全然青くないよ!

 

 

【本日のじまんシューズ】 

宇多丸がクリスマスにだけ出動させるというオシャレシューズ。
横の白いのは毛です(トナカイの)(←嘘)。


さ、年内のタマフルも通常放送はあと一回。

駆け抜ける!!!


(構成作家・古川耕)