2007年6月放送分

2007年6月 9日

放送後記 第10回(6/12追記アリ)

プロ野球界からの圧力*1にも屈せず、
ついに放送10回目を迎えた“タマフル”(暫定愛称)
 

今回から三週に渡っていとうせいこうさん特集、
すなわち日本語ラップ黎明期特集ということでもあります。

そこでまずは93〜95年頃の『Fine』誌*2
切り抜きファイル(古川私物)を眺めてもらって回想モードに。

「みんな若いなぁ……」


「うわっ!」

若い!
爽やか!


それから10数年後。


『マンハント2』*3のTシャツとロックスター社のリストバンドでご満悦。

 

背中には「患者」と。

 


そんなこんなやってるうちに放送開始ー。


■21:30
定時スタート。
「今日、すっごい面白い映画観てきたんですよ……『アポカリプト』!」
宇多丸はこの日、7回目の『アポカリプト』鑑賞を終えてスタジオに来ていました。

ちなみに松本人志初監督作品『大日本人』への評価は
「ラーメン屋の伝説的店主がついに本格蕎麦屋を開店。
  行列に並んで食べたら、なんかトンコツ味のつゆでしかも底にはあんこが入ってる……
  でも店主は『これを不味いという奴は出てけ!』って態度だし、
  周りの客は『2回食べるとやみつきになるよ』とか言ってる。
  けど、やっぱ、不味いもんは不味いよ!」
だそうです。

■22:00
【悩み相談「ラッパー志望です!」】
Q「やたらと『○○は生理的に好き/嫌い』って言う友達がいて、なんかモヤモヤします」(神奈川県 マカロニさん)
A「自分の中に隠されている“本当の自分”とやらが絶対的な基準だとする風潮、それに対する違和感なんだと思います。とっても健全な反応ですよ!」

【申し訳ないとフロム赤坂】
今回のDJは初登場、掟ポルシェ申し訳Jr.。
ブースの中で踊りまくる超アグレッシヴDJスタイル。

手抜きなし!
“聞けば見えてくる”TBSラジオの真骨頂。

「リスナーの皆さん! 見えてますか!!」


 ちなみにサブから見るとこんな感じ。

なにこれ。

【土曜日の実験室 feat.しまおまほ】
身体のラインを強調したファッション*4でしまおさん登場。
テーマは「スペシャルウィーク=聴取率調査週間の秘密」。
ラジオの聴取率って、モニターに選ばれた人が調査票に直接記入してるんですねぇ……
すげぇアナログ。*5
しまおさん直筆の放送後記もチェックしてください。

■23:00
いとうせいこう大特集!
“ジャンクビート東京”“東京ブロンクス”(クラシック!)等を聴きながら
いとうせいこうさんの偉大さを勉強。
さらっと普通にかけてましたが、はっきり言って“ジャンクビート東京”とか超レア曲ですから!

また、お気づきの人もいたでしょうが、いとうさんの凄さを語るということは、
とりもなおさずラッパー・宇多丸のルーツを探ることでもあります。
「自分にとっては、この番組そのものがヒップホップ!
  いとうさんたちから学んだのはそういうことだから」

 

 

というわけで、翌週のいとうさんの登場を楽しみに待ちつつ番組終了〜。


今回のテンパリ指数(=ヘッドホンのコードの絡まり具合)はこんな感じ。 

先週に比べればだいぶマシ!



ところで放送中、
「『ダ・ヴィンチ』7月号で掟さんのページにしまおさんがモデルとして
小っちゃく登場してたけど、なんでしまおさんそんな細かい仕事やってんの?」
という話題が出ました。

その問題のブツがこれ。

『ダ・ヴィンチ』2007年7月号(メディアファクトリー)

その30ページ。



ものすごく小さな写真でなぜここまで。
果てはセクハラ撮影まで……安売りし過ぎですよ!

 

「べつにいいじゃんね〜」
「ね〜」


はい、わかりました。

(構成・古川)


*1 前回の放送後記参照。
*2  日之出出版刊のサーフ&ストリート誌。当時、日本のヒップホップ情報源はほとんどこれしかなかった。
*3 XBOX360の超面白いらしいゲーム、の続編。とにかくXBOX360は良ゲー揃いなのでみんな買ったらいいと思う。
*4  「いやらしい目でみないでよぉ〜」


*5ビデオリサーチのHP内「ラジオ調査の概要」を参照。


■オマケ

この日、宇多丸のリュックに入っていた本・雑誌類。
 

『アポカリプト』のパンフ。

『映画はやくざなり』(笠原和夫/新潮社)

『ミュージックマガジン』87年1月号・いとうさんサイン入り


『FREEDOM フットマークデイズ1』(古川 耕/小学館)古川サイン入り
 

『神は妄想である』(リチャード・ドーキンス/早川書房)



※6/12追記
……『マンハント2』、PS2/PSP/Wiiのみの発売でした。
お詫びして訂正します……ちぇっ!

6月9日のオンエア曲

(21:47頃)
Kiss&Cry/宇多田ヒカル

(21:10頃)
超・ラップへの道 feat.Deji&TARO SOUL/KEN THE 390

(23:05頃)
ジャンクビート東京
/ Real Fish feat.桑田佳祐・いとうせいこう

(23:09頃)
東京ブロンクス
/ いとうせいこう&TINNIE PUNX

(23:18頃)
マイク1本 / いとうせいこう


6月9日 掟ポルシェ申し訳Jrによる“聞けば、見えてくる”MIXリスト!

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今日のDJポイント
『踊っていて楽しいこと(俺自身が)』

1.告白記念日/メロン記念日
握手会イベントにはデビュー曲『甘いあなたの味』を除きすべて個人的に
参加しているメロン記念日の2ndシングル。踊りのポイントとしては、
番場蛮のエビ投げハイジャンプ投法の要領でDJブースから一気にズバーッ!と飛び出るところ。
消費カロリー200kcal(ひとジャンプあたり換算)。

2.ギャグ100回分愛してください!/Berryz工房
世界一かわいい小学6年生から世界一かわいい中学一年生になった
菅谷梨沙子を擁するBerryz工房の最高傑作シングル。
俺が考えるアイドルポップスの理想がすべて凝縮されているため、
聴くたびに泣く。本日も嗚咽しながらDJ。
大人のむせび泣きをナメてはいけない。消費カロリー300kcal
(振り付け完コピの体力的消耗よりもどちらかというと泣きすぎで消費)。

3.エレベーター/Perfume
アイドル歌謡界で数々の革命を巻き起こし中のPerfume
『モノクロームエフェクト』のカップリング曲。
中田ヤスタカ氏による超高品質テクノトラックが注目されがちなユニットだが、
ライブ曲間における西脇綾香様の神懸り的思いつき全部しゃべりトークが、
振り・オチ・振り・オチの連続でものすごいことになっている。
今見ておかないと確実に後悔する。消費カロリー150kcal
(エレベーターといっておいて階段の昇降運動パントマイムでそんくらい消費)。

4.どーした!安達/安達裕実
申し訳クラシックスとして既にミッツィー申し訳がスピンした曲の別Version。
TB303をバックに子供がはしゃいでいるだけという、聴いているだけで
耳の奥の脳みそがジンジンしてくる思い切りのいいトラック。
申し訳Jr.としてもプレイする福冨幸宏氏が製作。
消費カロリー250kcal(脳が直接刺激されることによるデトックス効果で)。

5.うしろゆびさされ組/うしろゆびさされ組(EURO ONYANKO VERSION)
おニャン子クラブの高井麻巳子と岩井由紀子による奇跡のユニット
(河田町のCXから帰る方向がたまたま同じだということだけで組まされた)の
名曲をユーロ/トランスアレンジで激打ち込み。消費カロリー550kcal
(曲にあわせた掟オリジナルいい加減ニュージャックスイングで)。

6.キミノヒトミニコイシテル/深田恭子
深田恭子meetsレディメイドサウンドで送るキラーチューン
(俺が踊って死にかけるという意味でのキラー)。目に横Vサインをかざす
振り付けはチェキッ娘が開発し深田恭子に引き継がれ現在Perfumeの
キメポーズにもなっている。でも最初にやり始めたのは多分ニナ・ラヴィッチ。
消費カロリー450kcal(フカキョンへの応援ダンスに気が入りすぎて)。

7.大きな愛でもてなして/℃-ute
℃-uteと書いてキュートと読ませるつんく♂センスが最大限に生かされた
検索エンジン泣かせのユニットのダンサブル(あくまで俺にとって)チューン。
まだライブ未見だが、俺としては推しを鈴木愛理にしようか萩原舞にするかで
迷い中である。気持ちが固まった段階で発表します。
俺の気持ちの整理に乞うご期待!消費カロリー1200kcal
(MIX後、既にこのコーナーでミッツィー申し訳が
 かけていたという事実に
終わってから気づいて愕然として)。

(掟ポルシェ)

おつかれさまでした

20070609%20simao.jpg
コーナーを終えて、ホッとしています。しまおです。
掟さんにすっかりスタジオの空気をかき乱され動揺してしまいました。
そして予想外のセクハラ・・・掟さん、次回は本物の法廷でお会いしましょう!
(傍聴席には阿曽山大噴火)

今週は聴取率調査週間についてお話しました。
ラジオの聴取率は聴取者が手帳につけて調べられるものなんて、目からウロコでした。
そんなアナログ手法、ますますラジオに好感が持てます。

スペシャルウィークは普段ないパーソナリティー同士の交流があるので楽しいです。
期間中、毎回ゆうゆうワイドにはストリームの番宣で2.3分だけマッピーと小西さんが出ます。
マッピーには「色っぽい」とデレデレ、小西さんには特にコメントなしという
悠里さんの態度の差がなかなかオモロイです。
また、番組はおろか、局、そしてメディアも超えた
「雨上がり決死隊のべしゃりブリンッ」と「雨トーク」のコラボも要チェキです!

っていうか、これを本番で話せよ!ですね。すべて掟さんのせいです。
私事ですが、明日京都へ行きます。ヤンタン日曜日が聴ける!めちゃ楽しみでーす。

(しまおまほ)

2007年6月16日

ありがとうございます!

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「116票」・・・この数字をわたしは忘れません。
そして「19票」の意見も忘れません。
放送前、橋本プロデューサーに「来週の大阪行きは諦めてもらえませんか」と言われた時は
目の前が真っ白になりました。
たしかに。この大事なレーティングの時期に休みは出演者として問題があると思います。
しかし、毎年の年賀状おとしだま番号の下2ケタもろくに当たらないわたしが、
人気番組の公開録音に当たるなんて、これはラジオの神様が微笑んだとしか思えないのです。
・・・そのまま会議は平行線をたどり、
これはリスナーの方々に決めていただこうと橋本さんと話し合った次第です。
そして19対116で「行ってよし!」(古い?)の結果。
みなさんに背中を押され、大阪へ行きます。西のキングをこの目で見てきます。
ありがとうございました!
と、いうワケで来週は人生初の電話中継です。わたしのPHSで通じるのかな・・・。
ちゃんと話す内容をまとめて、興奮のままリポートが終わらないようにします。
(自分に言い聞かせてます)
そして、大勢の中の1リスナーとして厳かに参加してきます。

さて、今週ご紹介した「拝、ボーズ!」。
素晴しい番組でした。
パーソナリティのおふたりは、根っからのラジオリスナー。
わたしがネットで聴いている関西の番組の話をすると
数々の番組の歴史を法話のように話してくださいました。
元リスナーでラジオ愛がある人の番組ってけっこう聴いててわかります。
テレビもラジオも同じテンションのパーソナリティって、ヘビーリスナーとしては物足りないのです。
「拝、ボーズ!」に出演しているおふたりもその点をよくわかっていらっしゃって、
お坊さんが楽屋で話しているような雰囲気で話されています。
ポッドキャスティング専用の「おまけ」がさらに突っ込んだ内容なのもさすが。「聴き欲」をそそります。
ラジオ愛と楽屋モード、AMラジオには欠かせない要素なんです!(大声)
ご協力いただいた「拝、ボーズ!」のスタッフの皆さんに感謝。

今週からタマフルもポッドキャスティング開始。
ということは、世界デビューを果たしたということ!
海外のみなさんからの反響も気になりますね。

では、来週は大阪からで~す!(重ね重ねありがとう!)


※エンディングで叫んだ「マリリン、オラリー」とはヤンタンのアシスタントギャルの名前です。

(しまおまほ) 

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