プロ野球界からの圧力*1にも屈せず、
ついに放送10回目を迎えた“タマフル”(暫定愛称)。
今回から三週に渡っていとうせいこうさん特集、
すなわち日本語ラップ黎明期特集ということでもあります。
そこでまずは93〜95年頃の『Fine』誌*2の
切り抜きファイル(古川私物)を眺めてもらって回想モードに。
「みんな若いなぁ……」
「うわっ!」
若い!
爽やか!
それから10数年後。
『マンハント2』*3のTシャツとロックスター社のリストバンドでご満悦。
背中には「患者」と。
そんなこんなやってるうちに放送開始ー。
■21:30
定時スタート。
「今日、すっごい面白い映画観てきたんですよ……『アポカリプト』!」
宇多丸はこの日、7回目の『アポカリプト』鑑賞を終えてスタジオに来ていました。
ちなみに松本人志初監督作品『大日本人』への評価は
「ラーメン屋の伝説的店主がついに本格蕎麦屋を開店。
行列に並んで食べたら、なんかトンコツ味のつゆでしかも底にはあんこが入ってる……
でも店主は『これを不味いという奴は出てけ!』って態度だし、
周りの客は『2回食べるとやみつきになるよ』とか言ってる。
けど、やっぱ、不味いもんは不味いよ!」
だそうです。
■22:00
【悩み相談「ラッパー志望です!」】
Q「やたらと『○○は生理的に好き/嫌い』って言う友達がいて、なんかモヤモヤします」(神奈川県 マカロニさん)
A「自分の中に隠されている“本当の自分”とやらが絶対的な基準だとする風潮、それに対する違和感なんだと思います。とっても健全な反応ですよ!」
【申し訳ないとフロム赤坂】
今回のDJは初登場、掟ポルシェ申し訳Jr.。
ブースの中で踊りまくる超アグレッシヴDJスタイル。
手抜きなし!
“聞けば見えてくる”TBSラジオの真骨頂。
「リスナーの皆さん! 見えてますか!!」
ちなみにサブから見るとこんな感じ。
なにこれ。
【土曜日の実験室 feat.しまおまほ】
身体のラインを強調したファッション*4でしまおさん登場。
テーマは「スペシャルウィーク=聴取率調査週間の秘密」。
ラジオの聴取率って、モニターに選ばれた人が調査票に直接記入してるんですねぇ……
すげぇアナログ。*5
しまおさん直筆の放送後記もチェックしてください。
■23:00
いとうせいこう大特集!
“ジャンクビート東京”“東京ブロンクス”(クラシック!)等を聴きながら
いとうせいこうさんの偉大さを勉強。
さらっと普通にかけてましたが、はっきり言って“ジャンクビート東京”とか超レア曲ですから!
また、お気づきの人もいたでしょうが、いとうさんの凄さを語るということは、
とりもなおさずラッパー・宇多丸のルーツを探ることでもあります。
「自分にとっては、この番組そのものがヒップホップ!
いとうさんたちから学んだのはそういうことだから」
というわけで、翌週のいとうさんの登場を楽しみに待ちつつ番組終了〜。
今回のテンパリ指数(=ヘッドホンのコードの絡まり具合)はこんな感じ。
先週に比べればだいぶマシ!
ところで放送中、
「『ダ・ヴィンチ』7月号で掟さんのページにしまおさんがモデルとして
小っちゃく登場してたけど、なんでしまおさんそんな細かい仕事やってんの?」
という話題が出ました。
その問題のブツがこれ。
『ダ・ヴィンチ』2007年7月号(メディアファクトリー)
その30ページ。
ものすごく小さな写真でなぜここまで。
果てはセクハラ撮影まで……安売りし過ぎですよ!
「べつにいいじゃんね〜」
「ね〜」
はい、わかりました。
(構成・古川)
*1 前回の放送後記参照。
*2 日之出出版刊のサーフ&ストリート誌。当時、日本のヒップホップ情報源はほとんどこれしかなかった。
*3 XBOX360の超面白いらしいゲーム、の続編。とにかくXBOX360は良ゲー揃いなのでみんな買ったらいいと思う。
*4 「いやらしい目でみないでよぉ〜」
*5ビデオリサーチのHP内「ラジオ調査の概要」を参照。
■オマケ
この日、宇多丸のリュックに入っていた本・雑誌類。
『アポカリプト』のパンフ。
『映画はやくざなり』(笠原和夫/新潮社)
『ミュージックマガジン』87年1月号・いとうさんサイン入り
『FREEDOM フットマークデイズ1』(古川 耕/小学館)古川サイン入り
『神は妄想である』(リチャード・ドーキンス/早川書房)
※6/12追記……『マンハント2』、PS2/PSP/Wiiのみの発売でした。
お詫びして訂正します……ちぇっ!