日本全国8時です

2007年10月30日(火)

10月30日  「人名辞典」大事典

きょうの荒川さんは、人名辞典について、でした。

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さきごろ、発売された『「人名辞典」大事典』(日本図書センター)のお話。
1214頁、値段は2万9400円(!) この種では日本初の事典。
人名辞典の「事典」ですか。
近世・明治から現代・平成18年まで、
全国各地で発行の「人名辞典」、名鑑、人名録など2万点のデータ、
本文の一部も紹介、人名辞典の大「鳥瞰図」。
郷土の知られない人物の情報も、これをもとにわかるかも。

人名辞典で異色といえば、昭和26年に出た「世界現代詩辞典」(創元社)。
世界・日本の、詩の人名辞典。たとえば室生犀星の項は中野重治が執筆。
ずいぶん実感的、肉感的、魅力がある。中野重治の文、ほかにはないか
さがしたくなる。各人物の末尾に、執筆者の名が入るが、
その執筆者が誰と誰を担当したかは、記載がない。
これはこれからの課題ではないか。

紳士録などは作られにくい世の中だが、今回の事典で、
昔の古い辞典にも、形式、構成、人物紹介の筆致などで
いまにはないものがあり、学ぶことが多いかも。楽しみ。

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2007年10月23日(火)

10月23日 直筆の世界

きょうの荒川さんは、直筆の力について。

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夏目漱石の「坊ちゃん」、その直筆をオールカラーで載せた新書が人気。

『失われた書を求めて』(岩波書店・2007)。

鋭利な評論でも知られる書家、石川九楊の書き下ろし。
「書」(文字を書くこと)の世界に、思索をめぐらす。
哲学書のような雰囲気なので、ひとつずつ、かみしめていきます。
「白紙には、歴史と社会とがぎっしり詰まっている」。
文字を書くとき、目の前にある白紙は、「黒光りする空黒の世界」であるという...。

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2007年10月16日(火)

10月16日 歴史の名前

きょうの荒川さんは、歴史の名前について。

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「日本の歴史」全16巻、小学館から11月9日、発売。
講談社が2000年に刊行開始し、完結した「日本の歴史」全25巻以来の、
日本の通史が刊行されるわけで、話題に。 

http://www.shogakukan.co.jp/nrekishi/

 

内容はもちろん、その一巻一巻のタイトルが珍しい。
今回は第一巻「列島創世記」「日本の原像」となる。いずれも古代の範囲。
平安期だと、「揺れ動く貴族社会」。江戸時代初期は「徳川の国家デザイン」。

タイトルを変え、新味はある。だが、あとからいろいろ新しい通史が出たにも
かかわらず、中公「日本の歴史」(近年、新編が中公文庫で出てまだ売れている)や
1974年の「中国の歴史」のような古いもののほうが読んで落ち着くという人も。

日本史なら、井上光貞、直木孝次郎、奈良本辰也、
「中国の歴史」なら貝塚茂樹(湯川秀樹の兄)、川勝義雄など、第一級学者の著作。
新資料もたいせつだが歴史家の力量も大切。とはいえ刊行待ち遠しい。
 

通史を最後まで読み通すコツは…
第一巻の古代からはじめないこと。
中世、室町あたりの巻をしっかり読み、そこから、前または後ろを読んでいくと、
読書は続きます。
あとは「歴史辞典」をてもとに。出てきた人名をすぐたしかめると理解が早い。
 

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2007年10月09日(火)

10月9日 「行きつけ」について

けさの荒川さんは、「行きつけ」の店について。

相手の店は、こちらのものではないので、変わる。いつか別れが。
感情移入せず、ひとときを楽しむこと。
二つくらいあると、気分落ち着くが、ひとつであるところに妙味、と。

なじみの店には、なじみの客も。
安否確認しつつ、世間話をたのしむ。新しい出会いもある。

以下、行きつけが関わるものとして紹介された小説です。

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2007年10月02日(火)

10月2日 日本語の起源

きょうご紹介した本は、大野晋さんの『日本語の源流を求めて』。
古代タムール語と日本語の似ている度合い、ぜひご自身でご確認下さい。


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