トークパレット木曜日「スタンバイ・ブックナビ」
平山 譲「片翼チャンピオン」講談社 1,575円
今日は、書評家の吉田伸子さんにお薦めの本を紹介していただきました。
★ 脳卒中の後遺症によって、体に麻痺という障害を抱えてしまった男性3人のそれぞれの生き方が描かれている短編集です。彼らに共通して生きる喜びを取り戻させたのは「スポーツ」でした。
★ この本のタイトルにもなっている「片翼チャンピオン」。主人公の高橋良雄は、大工の棟梁の四男坊として、東京がまだ焼け野原だった戦後すぐの混乱期である、昭和二十年に生まれました。
★ 良雄は大学卒業後家業を継ぎ、結婚後、家を出て、妻と二人、便利屋、釣具屋を経て不動産屋を開業。高度成長期を働きづめに働いて来ました。開業後二十年経って、商売はようやく軌道に乗り、趣味でゴルフを始める余裕もできた。
★ 長男も長女も会社勤めの社会人、末の次女は大学生。家族、商売、趣味、それが良雄の全てだったのに、ある日良雄は脳卒中で倒れます。
★ 一命はとりとめたものの、良雄には「方麻痺」という半身不随の障害が残ってしまいます。この、理不尽ともいえる人生の底から、ゴルフというスポーツを経て、徐々に元気を取り戻していきます。
★ 2つ目は「ひとりぼっちゃ」。ビルに火災報知器を設置する会社を経営していた大道哲三は、仕事でも趣味の釣りでも、人一倍負けず嫌いでやって来ました。仕事では同業者と競い、釣りでは仲間と釣果を競う。そんな哲三が脳卒中で倒れます。
★ 彼に残されたのは、倒産した会社の借金と、「方麻痺」と呼ばれる半身不随の障害。
★ 懸命にリハビリをし、火災報知器メーカーに就職した彼は、障害を抱えつつも、建物の設計図を作成する仕事に就きます。六年間勤め上げたその会社を定年退職した彼は、障害者スポーツセンターに通い始めます。
★ そこで偶然、「ボッチャ」という身体障害者、とりわけ四肢が不自由な重度障害者のために考案されたスポーツの練習をしていた車椅子の少年に目を留め、いつしか、哲三自身も、ボッチャの魅力にとりつかれていきます......。
★ そして3つ目は「ハッピーバースデー、俺」
★ 六十歳で高校教諭をしていた澤田司は、二年前から孫ほど年の離れた中学生にボランティアでバスケットボールを教えていました。かつては指導者として、日本バスケットボール界でも有名な監督だった司は、勝利のためなら妥協をしない鬼監督としても知られていました。
★ ボランティアで監督を務めるようになってからも、かつてのような厳しい指導を続けていたが、生徒たちはぱっとしないまま。そんななかある日、練習中に倒れた司は、左半身麻痺という障害者となってしまう。
★ 医師からバスケの指導は無理だと告げられた司だったが、もう一度コートに戻るため、懸命にリハビリに励む。過酷なリハビリに、心が挫けそうになった司を支えたのは、倒れる直前まで、彼が教えていた中学生たちからの励ましの手紙でした。
★ 自分の身に突然降り掛かってきた「方麻痺」いう障害。一度はその障害の重さに挫けそうになりながらも、ある者は趣味だったゴルフ、あるものは新たに知ったボッチャという競技、そしてある者は自身の人生の大半を占めていたバスケットボール、と、それぞれがスポーツを通じて、もう一度立ち上がっていく三者三様のドラマが描かれています。
★ もう若くはない彼らが、自分の障害を受け入れ、そこから一歩ずつ前へ進んでいこうとする様が胸を熱くし、「年をとっても、自分の気持次第で変われるのだ、自分の人生を豊かにしていけるのだ、たとえ障害を背負ったとしても。」という作者のエールが伝わって来る一冊です。
安藤優一郎『大名行列の秘密』NHK出版生活人新書 735円
★ 江戸時代、国元からお殿様が参勤交代で江戸詰めするための行列が大名行列。時代劇でよく「下に~下に~」とか言って、沿道の村人などが土下座しているシーンを見ます。前から、不思議に思ってました。なんであんな馬鹿馬鹿しいことをしていたのかと。
★ この本は、その謎に答えてくれます。
★ 参勤交代とは三代将軍家光の治世下に始まった制度で、日本に三百あったという各藩の大名が、一年おきに江戸詰めをする。そのため家臣とともに移動する。これが大変なことでした。
★ 加賀百万石・前田藩だと、4000人が12泊13日かけて江戸へ向う。行列もすごい長さ。一日で終わりません。家来が通過して三日後にお殿様が到着、なんてことになる。
★ とても土下座したまま待っていられません。普通の藩で150名から300名ぐらい。奴さんが一番前で房のついた長い棒を振り回し、遊んでいるみたいですが、大名行列は何かあれば戦闘体制に入れる軍隊組織でもあったわけです。
★ 「大名行列は一言でいうと、動く武家社会」と著者は言います。
★ まあ、それでもお殿様は駕篭に乗ってらくちん、と思ったらとんでもない。お殿様も大変だったのです。最後の広島藩主・浅野茂勲(しげこと)の記録が残っていますが、さっきも言いました通り、基本的にいつも戦闘体制、ですから宿(本陣)に泊まる場合も、枕元に武器があるというんですね。
★ いつも寝ずの番の小姓が二人ついていまして、保安のため明りはつけっぱなし。しかも小姓が眠らぬよう、ずっと「太平記」などを声に出して読むそうです。
★ これでは殿様、眠れません。
★ やっと眠るのは駕篭の中だそうですが、その駕篭もなかは狭く、薄い蒲団が一枚あるだけ。これで一日40キロとか50キロ揺られる。歩いたほうが楽でしょう。食事もごく質素で、しかもお毒味役が二人ぐらい箸をつけ、好き嫌いは言えず、残してはいけない。小学校の給食じゃないんだからと思います。
★ しかし、大名行列ってあんなに人がいるのか、と疑問があったのですが、必要なんですね。 まず武器、銃砲や弓、火薬を運ぶ。そのうえ生活用品全般、食料品も飲料水も運びます。そのなかには漬物もあれば、漬物石もあった。これは重い。そのほか、殿様の枕、風呂桶も持っていったそうです。殿様は宿の風呂に入らないのです。
★ 風呂桶をかつぐ役だけはやりたくないですね。馬には轡(くつわ)を取るもの、飼葉(エサ)を運ぶものも必要。駕篭をかつぐ人は人足として雇ったりした。城ごと移動するようなものだと著者は書いていますが、まさにそんな感じ。
★ 当然、お金がかかります。だいたい、藩の財政の半分をこの参勤交代で使ったという。紀州徳川家を例にとれば、道中の費用が1万2930両。1両を10万円として、いくらでしょう。13億、ですか。江戸で滞在するのに2万1250両かかった。両方で34億ぐらい。しかし、お金を使うということですから経済効果もある。
★ 道中の宿代や、また品物を買うときに宿場宿場でお金を落としていきます。大井川で川止めになったら、前田家なら一日で1億円が消えたと言います。
★ 江戸滞在の際も、御用商人が大名相手に商売をする。江戸は大きくうるおいました。
★ だから藩の財政は大変で、いつもやりくりに苦労させられ、破綻寸前の藩もあった。なんだかいまの地方経済と似ていますね。
★ 江戸滞在の折りには、増上寺が大名相手の金融業みたいなことをしていて、盛岡南部藩は2000両の借金があって、その取り立てに僧侶が80人も江戸城に押し寄せたという記録もあります。坊主が80人も押し寄せると、ちょっと怖いです。
★ この参勤交代も黒船が来航し、維新とともに廃止されていきますが、まあこんな馬鹿馬鹿しいこと、止めてよかったのでしょうね。ちょっと憶い出したのが、バンクーバーの冬季オリンピックで、日本の選手団が、選手より役員の数が多かったという話題です。
★ ユニフォーム、移動の費用から滞在費まで大変な出費でしょう。この本を読んだあと、ちょっと大名行列ぽい話じゃないか、と思いました。
万城目学「かのこちゃんとマドレーヌ夫人」ちくまプリマー新書 903円
今日は、本の雑誌社・顧問 目黒考二さんにお薦めの本を紹介していただきました。
★ 作者は昨年映画にもなった「鴨川ホルモー」という作品で2006年にデビューしましたが、そのあとも「鹿男あをによし」や「プリンセス・トヨトミ」など、ファンタジー小説ともいえる、独特なスタイルの作品を書いています。
★ 主人公は小学1年生の「かのこ」ちゃん、と、マドレーヌ夫人。夫人となっていますが、猫です。小学1年生の女の子と、猫の、ちょっと不思議な日常が描かれています。
★ マドレーヌ夫人は外国語が話せる猫。外国語と言っても英語やフランス語ではなく、ここでは「犬の言葉」。この小説によると、猫は数ヶ月人間と過ごすと、最低でも10は人間の言葉を識別できるそうですが、犬の言葉はいつまでたってもぜんぜんわからない。ちんぷんかんぷんな言葉=猫にとっての外国語ということです。
★ ある日の夕方、雨が降り始めて庭の洗濯物が気になったかのこちゃんは、洗濯物をしまうよう母親に呼びかけます。そこでかのこちゃんがふと庭を見ると、飼っている老犬の玄三郎が小屋の外で立ちすくみ、犬小屋のほうを見ています。
★ 雨が降っているにもかかわらず、犬小屋に入らず、犬小屋を見ているという、玄三郎の不思議な姿を確認すると、その原因が犬小屋の奥にありました。1匹の猫がいたのです。ここで、かのこちゃんはマドレーヌ夫人と初めて出会いました。
★ その後、玄三郎とマドレーヌ夫人が一緒に暮らし始め、夫婦となります。
★ マドレーヌ夫人が外国語(=犬の言葉)ができるということで、マドレーヌ夫人が玄三郎を通して、猫と犬の世界を繋ぎます。
★ 例えばかのこ家のそばに小さな犬が貰われてきたとき、その犬が鳴いてばかりでうるさく、周りにすんでいた猫は大迷惑。
★ 猫たちはマドレーヌ夫人に相談を持ちかけ、夫人は夫の玄三郎に話をします。そして玄三郎がその小犬に話をすると、その日から静かになりました。
★ 一方、かのこちゃんは小学1年生ということもあり、言葉をほとんど知りません。お父さんが「刎頚の友」とは、とても仲のいい友達のことだと教えると、かのこちゃんはその語感が気に入り「ふんけー」「ふんけー」と口ずさむ。
★ また、お茶を入れたときに出来る茶柱。湯飲みを見せて、これが茶柱だよ、と教えました。その後、かのこちゃんは父を連れてトイレに行きます。なんと、自分が出した大きいほうが、便器の中で立っていたため、これも茶柱だと思って父親を呼んだのです。(お食事中のかた、すみません。)
★ そんな無邪気なかのこちゃんと、マドレーヌ夫人の、取るに足らない些細な日常が、なんとも心を温かくさせてくれます。
★ 私は断然犬派ですので、玄三郎の身になって物語を読みましたが、猫ファンにはたまらない作品だと思います。
★ デビュー作の鴨川ホルモーで、一気に万城目ワールドというものを確立しましたが、基本的に描写や造詣が上手だな、と思います。
★ 今回の作品はいつもの奇想天外な仕掛けが少ない分、作者の造詣や描写の良さがしっかりと出ていて、楽しめると思います。
松岡正剛 エバレット・ブラウン著『日本力』PARCO出版 1,680円
今朝は、書評家の岡崎武志さんにお薦めの本を紹介していただきました。
★ 対談集です。対談する二人は、本の帯によれば松岡が「知の巨人」、エバレット・ブラウンが「現代のフェノロサ」ということです。
★ 松岡さんは、1970年代、「遊」というアートから思想までを扱う非常に影響力のある雑誌の編集長でした。いまは、独自の日本論を展開して人気の高い評論家。
★ ブラウンさんは日本在住のアメリカ人カメラマンで、例えばラッパーやガングロの少女などこれも独自の視点で日本のおもしろさを再発見する写真を撮り続けています。この本にも、ブラウンさんの写真がたくさん使われています。
★ そんな二人が、日本のいまを憂えつつ、伝統に根ざした日本のよさ、日本文化のもつ力を論じています。
★ まずは序文として、松岡さんによる現代日本概論。明治期に日本に欧米文化が入ってきて、昭和に入る頃、旧来の日本文化と欧米文化が好ましい融合を見せたと言います。それが戦争で分断されて、「遊び」の文化が地下にもぐってしまう。戦後、高度成長期には欧米ばかりを真似るようになる。
★ これで日本文化はついえたかと言うと、松岡さんは、おもしろいところに残っているというのです。職人の手技、食文化、各地の祭りやお酒の味に「江戸も明治も残響していたのだ」と書いています。
★ さらに言えば、若い世代のネイルアートやタトゥー(刺青)にも日本力を感じる。ブラウンさんはそんな新しい日本力を撮ったカメラマンでした。そんな二人が、いまの日本をどう見るのか。
★ 最初は、いまの日本の若者批判から始まります。
★ 「生活力がどんどん落ちて、韓国や中国の若者に比べると活力がない」とこれはブラウンさん。なんでも○×式に処理して、自分で考える力がない。これは教育のせいもある。
★ ブラウンさんの子どもは日本の学校へ通っているが、「自分の子供を海外につれて行くとき、同じ年齢の子供に会わせると、向こうの子のほうが精神的に成長している」から恥ずかしいといいます。
★ これに「何か言われると、すぐ腹を立てたり、『かわいい』と言うだけで安心してしまう」と、松岡さんも同調します。全般にインターネットでなんでも情報を収集してしまう風潮は二人とも危険だと感じているのです。
★ しかし、批判ばかりではなく、日本のいいところもいっぱい挙がります。たとえば「料理とか食べ物では、日本はイタリア料理を上手にジャパナイズしていますね」と食文化の創意工夫を松岡さんが褒める。
★ するとブラウンさんが「そうです。イタリアンジャパニーズ料理の代表作のひとつは明太子スパゲティでしょう(笑)。パスタの上に踊る刻み海苔は日本の才能」だという。外国人の目から見ると、明太子スパゲティがそんなふうに見えるんだ、と楽しくなる。
★ また、日本文化の中に伝わる「手」(ハンドですね)の力についても、興味深い言及があります。
★ ブラウンさんは、日本の遊びにあやとりとか剣玉とか、手を使った遊びが多いことに注目しています。これが日本人の感性や細やかさ、能力を育ててきた。だから「サッカーをするようになってから日本の若者はダメになった」と冗談を言っています。
★ 松岡さんは、「日本ほど『手』という文字を使った言葉が多い国はない」という。例として「手紙」「手本」「手習い」「手当て」「手さぐり」「手元」などを挙げる。このあたり、言われてなるほどと思います。
★ 自分のことを「手前」という言葉は、手をついてお辞儀するときのマナーと結びつく。「手」がマナーの基本になる。それが怒るときは「手前っ!(テメエ)」と変わります。
★ とにかく二人とも博識で、古典芸能からアート、哲学思想や宗教、日本酒の仕込みの話まで話題が豊富なのは驚きます。
★ ブラウンさんはアメリカ人なのに(奥さんは日本人ですが)「身土不二(しんどふじ)」なんてコトバを使って、松岡さんを驚かせる。これは、人間の体と土は一体で、自分の住む土地の食べ物をなるべく食べるという意味だそうです。
★ 二人の対談、二人の意見に全面的に賛成、ということでなくていいと思うんです。ぼくも何ヵ所か、ええ?そうかなと思いました。
★ とにかく、日本のことを真剣に考える二人が、じつに斬新な切り口で話題豊富に論じる。そこに知的興奮を覚える。対談ですから読みやすい。思いがけないところから、日本のよさが見つかる本なんですね。
ディック・フランシス「大穴」「利腕」「興奮」(早川書房/菊地光・訳) ほか
★ 2月14日にイギリスの小説家、ディック・フランシス氏が亡くなりました(89歳)。そこで今日は、彼の作品について取り上げたいと思います。
★ もともとは騎手で、1953年にイギリスの障害競馬でリーディングジョッキーにもなったという、名騎手でした。1953年から57年にかけてエリザベス王太后の専属騎手も務めていました。1957年に引退(当時37歳)。
★ 作家としては1962年にデビュー。騎手を辞めてから小説を書き始めたのですが、それまで書いていなかった人とは思えないくらいで、「競馬スリラー」としてベストセラー作家になります。
★ すべての作品が競馬界に関連している話ですが、日本で言うと阿佐田哲也さんの麻雀放浪記のような、競馬を知らなくても読める作品です。競馬の関係者の世界、人間の欲望と犯罪が描かれています。
★ ちなみに、競馬のレースシーンは、まったくと言っていいほど話に出てきません。レースシーンの描写は詳細に描けたと思うのですが、人間ドラマが中心です。
★ ほぼ毎年1冊書き上げていて、日本では70~80年代にかけて、莫大な人気がありました。それは彼の描く主人公像によるでしょう。
★ ディック・フランシスの作品は、基本的にシリーズキャラクターが存在しません。ただ、共通しているのは性格設定。弱音を吐かない、愚痴もこぼさない、寡黙で、謙虚で、穏やか、でも芯がある、精神力がある。いわゆるヒーロー小説で、憧れの男としてみることができます。これが長い間、読者の胸を掴みました。
★ 今回は、皆さんにディック・フランシスを知っていただくために、ぜひとも読んでいただきたい3つの作品をご紹介します。
★ 「大穴」。シッド・ハレーというジョッキーが、レース中の事故で腕を怪我して、引退を余儀なくされます。そして、探偵社の調査員をやることになります。夢だったレースジョッキーができなくなったことで、精神的には死んだも同然の状態になる。その男が再起するまでの話です。
★ ある日、彼が撃たれるところから始まります。いったい、誰が、何のために撃ったのか?これを探していきます。
★ その、シッド・ハレーが14年後に再登場します。といっても、続編ではありません。
★ 「利腕」。この作品はイギリスの推理作家協会賞ゴールデンダガー賞と、アメリカ探偵作家クラブ賞エドガー賞長編賞という、2つの国で賞を受けています。
★ 話の流れは、大穴と同じような形です。というのも、実は「事件そのもの」を語るのはあまり意味がなかったりします。競馬界に事件が起きて、主人公が巻き込まれ、脅迫されたり、暴力を振るわれたりしますが、それに負けじと立ち上がっていく。
★ 「興奮」。日本の競馬作家の第一人者である石川喬司さんも絶賛した作品です。あるレースが八百長だったのではないか?どのような形で八百長をしたのか?ということを主人公が調べる話です。
★ 日本語訳のタイトルはすべて漢字2文字。全部で42作出ています。後半は奥さん、奥さんが亡くなってその後次男と、共著になりました。さすがにいまから42作品読むのも大変ですので、まずこの3作を読んでみてください。
★ ちなみに、影響を受けた日本の作家、真保裕一(ホワイトアウトなどで知られる)氏は、初期の頃の作品のタイトルが、漢字2文字です。(連鎖・取引・震源・盗聴・・・・・)
-backnumber-