トークパレット月曜日「小松昌美ハワイにおいでよ!」

2009年05月11日(月)

オアフ島のコーヒーとチョコレート

きょうはコーヒーの話題。

ハワイのコーヒーといえば、コナ・コーヒーですね。ハワイ島のコナで作られている高級なコーヒーで、お土産として人気です。

 

 

090511_1.jpg方、あまり知られていないんですが、オアフ島にもコーヒーがあるんですよ! しかもそのコーヒーがと~ってもおいしいというんです!<br>

そもそも1800年代の初めにコーヒーが初めてハワイに持ち込まれたのは、オアフ島だったんです。<br>

そこで先日、オアフ島のコーヒー農園を訪ねてきました。オアフ島のコーヒー農園は、ノースショアの海を見下ろすなだらかな丘の上にありました。ノースショアの町の名前からとって、「ワイアルア・コーヒー」といいます。

 

 

090511_2.jpgこのワイアルア・コーヒーは、パイナップルでお馴染みの「ドール」が生産しています。ノースショアは、かつてパイナップルやサトウキビの畑が広がっていましたが、外国産の安いパイナップルや砂糖に押されてほんの少しのパイナップル畑を残し、サトウキビの畑は消えていきました。それでも、畑がなくなった広々とした土地を農地として残そうと、ドールやノースショアの住民が、アボカドやライチなどの農場を作ってきました。コーヒーの農園ができたのもこの活動の一つだったんです。ノースショアの丘はコナと同じく、コーヒーを育てるのに適しているそうです。適度な日射量と雨。昼は暖かく夜は温度が下がる。これがコーヒーを育てるうえで大切な要素なんです。

 

 

090511_3.jpg5月はコーヒーの花が終わる頃。小さな可憐な白い花が終わり、硬い緑の実を付けだしたものもありました。ここで収穫されたコーヒーの実は、ワイアルアの砂糖精製工場の跡地を利用したコーヒー工場に運ばれます。そこで乾燥させた後、実の皮をむいて、選別して袋詰めにされます。コーヒーの皮は捨てずに、肥料として再利用されています。

 

 

090511_5.jpgローストしたてのコーヒーをいただいたんですが、まず、香りがまろやか! コーヒーの香りって最高ですよね。味は、コナ・コーヒーに似て柔らかな酸味。苦味は少なく薫り高い! ただ、コナより口の中でコーヒーの重みが広がるような...って、利き酒ならぬ、利きコーヒーみたいですね。

 

 

090511_6.jpg今、ドールではコーヒーのほかに、チョコレートの生産も始めたんです。カカオは赤道付近でしか栽培できないといわれていたんですが、その説をくつがえし、ノースショアのワイアルアにカカオの農場を作りました。ですから、オアフ島が、最北端のカカオ農場ということになります。ハワイ大学の研究にも使われているんですよ。

 

 

090511_7.jpg3年ほど前から発売されているワイアルア・チョコレートは、カカオ70%のダーク・チョコレートです。フルーティ酸味があって、独特の風味がコーヒーとよく合うんです

 

 

オアフ島産のコーヒーとチョコレート。まだ限られた場所でしか手に入らないんですが、見つけたらぜひ試してみてください!

 

(内容は放送時のものです)

 

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2009年05月04日(月)

スピーチ・フェスティバル

090504_2.jpg先日、ホノルル地区の小学校のスピーチ・フェスティバルが行われました。今年で21年目を迎える恒例のイベントで、ハワイの教育委員会が主催。アメリカでは企業が教育の場に寄付などをするのは日常で、このイベントでは石油大手のシェブロンがスポンサーを務めています。

 

 

毎年人気のこのフェスティバルは、ホノルルにある全ての小学校から子供たちが参加します。年が明けるとすぐに各学校で参加したい子供たちの申し込みが始まります。参加を希望する子供の親には協力が求められます。例えば、子供が出場者に選ばれたら親も放課後の練習に参加する。そして春休みも23回の練習に学校に通うこと。それから、スピーチ・フェスティバル当日、子供たちを時間通りに連れて行く義務...などなど、参加できるかどうか決まる前から問われるんです。アメリカの学校では、親が責任を持ってできると約束しなければ、子供に出場資格が与えられないんですよ。

 

 

うちの娘はやる気満々だったので、私が協力すると約束のサインをして、予選のオーデションに参加することになりました。数日後、学校代表の10人のうちの一人に娘が選ばれたんです。ビックリ! 先生に「なぜ娘が選ばれたんですか?」と聞いたら、「声が大きくて元気がいいから!」。...声は私に似て大きいんですよね!

 

 

スピーチ・フェスティバルというと、日本でいう弁論大会のようなものかと思っていましたが、だいぶ違っていました。子供たちは自分でスピーチの内容を考えるのではなく、すでにある物語や詩の中から先生と相談して選ぶんです。スピーチ・フェスティバルは、人前で話す力をつけることが目標になっていて、表現や話術のテクニックを磨くためのものなんです。

 

 

娘は詩を読むことにしたんですが、練習に付き添ってビックリ。声色を変え、オーバーに手を広げ、笑って叫んで、その上飛んだり跳ねたりしているんですよ! まるで一人芝居を見ているようです。アメリカ人が身振り手振りを交えて話すのが得意なのもわかりますねぇ。

 

 

090504_1.jpgスピーチ・フェスティバルは、ホノルルの中心地、アラモアナから近いマッキンリー高校で行われました。ホノルル地区の30の学校から400人近い子供たちが集まりました。10人ほどのグループでいくつもの教室に分かれて、審査員の前で練習してきたスピーチを披露するんです。

 

 

090504_3.jpg審査員は4人。教員や元教員、ハワイ州の議員、ハワイ大学の先生です。スピーチが始まると教室内では撮影禁止。見学の父兄は50人ほど入っていますが、静まり返っています、娘の番を待っていると、私のほうが心臓がドキドキ! でも本人はいたって落ち着いているんですよ。大きい声で詩の朗読をして、飛んだり跳ねたり笑ったり。一人漫才のようなスピーチに笑いが起こっていました。

 

 

090504_5.jpg最後に全員が体育館に集合して表彰式です。地元テレビ局のニュース番組のアンカーマンのラムさんはかつてこのスピーチ・フェスティバルに参加したそうです。人前で話すことが苦手でドキドキしたことは今もよく覚えているそうで、その経験が今の仕事への道を作ったそうです。

 

 

090504_4.jpg参加した子供たちには全員、400人、一人一人の首にメダルがかけられていくんです。誰か一人を優勝者に選ぶのではなく、みんな頑張ったので全員がメダリスト。首にかけられたメダルは、子供たちの誇らしげな顔を映していました。また感動してしまいました。

 

 

 

 

 

 

(内容は放送時のものです)

 

 

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2009年04月27日(月)

グリーン・マーケットで楽しむアースデイ

422日は「アースデイ」でした。環境問題に関心を持とう、ということでアースデイを中心とする1ヵ月間は世界中で様々なイベントが行われます。歩行者天国が始まったのもアースデイがきっかけなんですね。日本に比べるとエコへの関心が低いハワイですが、それでも最近はエコバッグをずいぶん見かけるようになりましたし、リサイクルも広がってきました。

 

 

090427_1.jpgそんな中、ホノルルのオフィス街で初めてアースデイのイベントが行われました。ホノルルで人気のフリーペーパー「ホノルル・ウィークリー」が主催した第1「グリーン・マーケット」です。ホノルルのダウンタウンの中心、フォートストリートに、環境やエコロジーをテーマにした50のブースが並びました。ソーラー・パネルや、日本の自動車メーカーのハイブリットカーの展示、通勤用の自転車や原付バイク、中古の家電や中古のベッド、古本...など色々な展示がいっぱい。日本の方が聞いたら「なんだ、珍しくもない」と思うかもしれませんが、ハワイではやっとそういうものにみんなが関心を持ち始めたところなんです。

 

 

090427_2.jpg面白かったのは、スイッチを押せば簡単につく電気も、それを起こすにはたくさんのエネルギーが必要だということを見せるために、自転車を漕いで電球を灯すデモンストレーションをやっていました。日本だとあまりウケなさそうですが、ハワイでは違うんです。日本の自転車にはみんなライトがついていますが、ハワイの自転車って、ほとんどライトがついてないんですよ。だからみんな「電気をつけるのに漕ぐのが重い!」とか騒いでいるんですよ!

 

 

簡単にできることでは、庭で植物を育てたり、ガーデニングをしてみる。花や動物を愛することも地球を守ることにつながりますね。

 

 

長蛇の列ができていたのは、ハワイ州リサイクルプログラムのコーナー。「これから私はプラスチック・ボトルのリサイクルを必ずやります!」と書かれた欄にサインをすれば、エコバッグをプレゼント。私もリサイクルをしっかり誓って、エコバッグをいただいてきましたよ。ハワイの人たちがどのくらいリサイクルを実践するものやら...。

 

 

090427_3.jpgそのほか、オーガニック食品のサンドイッチやシャーベット、ジュースの販売もやっていて、お昼を迎えた頃には、ビジネスマンなどで大変混雑しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ホノルル市長は「毎日をアースデイだと思って、ハワイの自然を守ろう!」と、これから毎月、第三木曜日の夜8時から1時間、電気を消すという「アース・アワー」をハワイで推進していくそうです。ホノルルの街明かりが一斉に消えるかもしれません!? 私もちゃんと参加します! 真っ暗な部屋で何をしようか...。テレビも消さなきゃいけないんでしょうね?

 

ハワイのアースデイは、不景気の影響もあってか、物を大切にするとか、再利用ということに関心が高かったような気がします。

 

 

どのブースでも私が日本人とわかると、「日本はすごい! エコに対する関心はすばらしい!」と褒められてしまいました! そんなふうに見られているというのは、日本にいると分からないものですよね。

 

 

(内容は放送時のものです)

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2009年04月20日(月)

シャングリラ(ドリス・デューク邸)・ツアー

この不景気の中、テレビを見ても暗いニュースばかり。落ち込んでしまいます。そこで、今回は暗~い現実から逃げ出して......夢の世界、ハワイにある理想郷に出かけてきました。

 

 

理想郷のことを「シャングリラ」と言いますが、ハワイでシャングリラと呼ばれているのが、こちらの有名な大富豪ドリス・デュークの邸宅です。ドリスさんは1912年ニューヨークの生まれ。父親は実業家で、タバコと電気の事業で巨万の富を築きますが早くに亡くなり、彼女はわずか12才で莫大な遺産を相続しました。22歳で結婚して世界一周の新婚旅行に出た時に、最後に訪れたハワイがすっかり気に入り、自分の理想郷となる大邸宅を造ったんです。ドリスさんは1993年に80歳で亡くなり、その後はドリス・デューク財団がその邸宅を保有しています。

 

 

090420_1.jpg5エーカー、6千坪以上の広大な敷地に建つ邸宅は、イスラム様式の建物。ドリスさんは世界一周の新婚旅行の途中で訪れた中東のイスラム美術に感銘を受け、ハワイに再現したんですね。シャングリラがあるのは、ダイヤモンドヘッドの北東、カハラという高級住宅街の近く。この地区には世界のセレブや有名人が別荘を構えています。海に向かった斜面に夢のような世界が広がっていました。

 

 

実はシャングリラ・ツアーといのがあるんです。これは単なる豪邸見学ではなく、ドリスさんが生涯かけて集めたイスラム・アートを鑑賞するために、ホノルル美術館がガイド付きで行っているスペシャルツアー。ドリスさんの邸宅が一般に公開されるのは、このホノルル美術館のツアーだけなんです。

 

 

090420_2.jpgホノルル美術館から小型のバスでシャングリラへと向かいます。玄関を入った瞬間から、その見事さに驚かされます。トルコ調の天井。壁は17世紀のトルコとスペインの幾何学模様のタイル。細かい細工のイランのランプ、パキスタンのドア。まだ玄関に入っただけなのに、口を開けて見とれてしまいました。中庭へ降りてリビングに行くと、太平洋が見渡せて、ダイヤモンドヘッドがすぐ近くに見えます。まるで絵葉書のような景色にツアー客全員から溜息。

 

 

イランの王朝スタイルを真似て作られたイスラム教の祈祷室もありました。ドリスさんはイスラム文化を愛していましたが、イスラム教徒ではなかったので、この祈祷室はメッカの方角を向いていません。彼女は夜、部屋の明かりを全て消し、月明かりに照らされるこの部屋で電話をかけたり考え事をしていたそうです。豪華さの中に、彼女の孤独も感じました。(室内は撮影禁止なので写真をお見せできないのが残念!)

 

 

090420_3.jpgハワイの海と緑に囲まれたイスラム芸術の世界。シャングリラ、まさに天国。理想郷そのものなんですよ! でもそれは邸宅の中に入ってみて初めて分かること。外からは、ただ「大きなウチだな~」としか見えません。シャングリラの前は通ったことがあっても、中を見た方は案外多くないんです。日本からの観光の方はホノルル美術館には来てもこのツアーに参加する方は少ないようです。

 

 

シャングリラ・ツアーの申し込みは、ホノルル美術館のホームページからか、直接、電話で予約が必要です。英語が苦手な方は難しいと思われるかもしれませんが、日本人だと言えば簡単な単語で対応してくれますし、日本語のガイドのツアーを申し込めば、後は安心です。

お値段はホノルル美術館入場料とシャングリラ・ツアー、バスの送迎を含めて25ドル(約2500円)。2時間半のツアーで理想郷へ出かけてみませんか?

 

(内容は放送時のものです)

 

 

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2009年04月13日(月)

イースターのエッグハンティング

今年の4月12日は「イースター」の日です。日本語では「復活祭」といいますね。イースターはキリスト教の祝日の中で最も古く、重要な日です。十字架にかけられて亡くなったイエス・キリストが、3日目に蘇ったという日がイースター。こちらではクリスマスと並ぶ大きなお祭りです。スーパーにはイースターのコーナーができて、カラフルな卵が並べられます。卵は生命や復活の象徴なんです。イースターの日は町中がパステルカラーで色づけされたゆでたまごで飾られます。

 

 

090413_5.jpg子供たちは教会などでエッグハンティング、たまご探しをして楽しみます。ハワイでは、教会のほかに色々な所でイースターのイベントが開かれています。ホノルル市の公園のいくつかは毎年イースターのイベントをやっていて人気です。もちろん誰でも参加OK! そして無料教会のイベントだと日本の観光客は簡単には参加できませんが、公園のイベントなら大丈夫。これが結構おすすめ。

 

 

 

090413_1.jpg私達親子は、ホノルル市の公園課が主催したイースター・エッグハンティングに行ってきました。ホノルルの東の山側に広がるカイムキ地区の公園は、毎年たくさんの子供達が集まる人気の場所です。土曜日の朝カイムキ公園に行くとたくさんの親子でいっぱい。今年は去年の2倍以上の600人近い子供達が集まりました。30人のボランティアが公園の芝生の広場に卵を並べます。その卵を子供達が拾い集めるんです。

 

 

090413_2.jpg教会や普通の家庭では本物のゆでたまごを使いますが、ここではプラスティックの卵を使います。今年用意された卵は3千個! すごい数でしょう! ピンク、オレンジ、ブルーに黄色。緑の芝生の上で輝いています。このプラスティックの卵の中にはキャンディーやチョコレートなどが入っています。いくつか「当たり卵」もあって、ピザやおもちゃの引換券が入っているんです。

 

 

090413_3.jpg子供達は年齢別にエッグハンティングに挑戦。最初は2才と3才の子供。スタートの合図が出る前に何人もチョコチョコと前に出て卵を拾っちゃう! フライング続出! 大笑い! ヨタヨタと歩いて卵を拾う子供のかわいいこと! 一つも卵を取れない子がピャーピャー泣いています。でも大丈夫。あとでちゃんと卵がもらえるんですよ。

 

 

090413_6.jpg一番年齢が高いのは8才から12才の部。大きい子が多いので全員真剣そのもの! スタートの合図とともにドドーッと走り出し、10秒ほどで芝の上の卵はきれいになくなってしまいました。 私の娘は7個ゲット。その中に大当たりの文字が! それは大きなバスケットいっぱいに入った文房具やおもちゃのセットでした~!

 

 

エッグハンティングが終わると、全員にジュースとアイスクリーム、そしてお菓子や文房具のおみやげが配られたんです。本当におみやげたくさん! そのおみやげは全て企業や個人からの寄付されたもの。すごいでしょ? ここがアメリカらしいなと思います。

 

 

イースターのイベントは、ショッピングモールなどでも行われています。日本もちょうど春休みで家族連れも多かったようですし、ホノルル市の公園のイベントは予約の必要がありませんから、この時期、観光でいらっしゃる方は参加してみませんか?

 

 

(内容は放送時のものです)

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