トークパレット月曜日「小松昌美ハワイにおいでよ!」

2007年05月28日(月)

ワイキキ・アートフェスタ

今日はワイキキで楽しめるアートな時間の過ごし方をご紹介したいと思います。



ダイヤモンドヘッドのふもと麓、ワイキキの海に面したカピオラニ公園で毎月一回、ハワイ在住の芸術家が集まってフェスティバルが行われています。これはハワイの無名な手工芸のアーティスト達で作られる非営利団体が主催している展示即売会です。



ハワイにはたくさんの有名アーティスト達が住んでいます。この島の空気がそうさせるのか、本当にアーティストと呼ばれる人が多いんですよ。私が行ったヨガ教室でも数人のアーティストに出会いましたし、娘のクラスメイトの親御さんにもアーティストがいるそうなんです。本当にアーティストの島でもあるんですねぇ。まぁ、その中にはこれがアートねぇ・・・という人や、趣味のままで終わってしまう人が多いのも事実なんですけどね。



070528_1.JPG たくさんのアーティスト達の中で、自分でギャラリーを持っているような有名な人はごくひと握り。多くはすばらしい才能に恵まれながら作品を公開する機会がなく、アトリエでこつこつと作業を続けています。そんな人達に会うことができるのが「ワイキキ・アートフェスタ」なんです。カピオラニ公園の入り口で毎月第三週の土日に行われています。開催日には目印の黄色い横断幕がかけられます。



070528_2.JPG 私が行った日はアーティストのブースが30軒ほど並んでいました。ゆったりとした週末の午後、椰子の木陰に並ぶアーティスト達は、まるで公園に時間をつぶしに来たようにデッキチェアに寝転んだり、本を読んでいる人までいます。覗きに来た観光客を相手に芸術の話か世間話を長々と続けるアーティスト達。のんびりしすぎなくらいです。作品をひとつひとつ見て歩いていると、日本語で「コンニチワ!」と声を掛けてきたおじさんがいました。ご夫婦で作品に囲まれて座っています。



070528_3.JPG 彼は彫刻家のジョンさん。彼の作品はとってもユニークで、すべて金属、メタルでできているんです。奥さまの話では、毎日アイマスクをしてバーナー片手にアトリエにこもって出てこないそうです。ジョンさんの作品は金属を自由自在に曲げたりたたいたりしたもので、特に人形は人気で観光客の注目を集めていました。ネジでできた目玉にボルトやナットでつないだボディ。高さ20センチほどの人形たちはサーファーやフラダンサーと、ユニークでかわいいんですよ。



070528_4.JPG お値段は35ドル(4千円ほど)。ちょっと高いかなぁ。でも彼の作品は、ダウンダウンのギャラリーにも置かれているそうで、高さ1mほどのオブジェは4千ドル、なんと50万円で売れているそうです。ちゃんと買う人もいるんですよ!







 ほかにもコアウッドを使った作品を展示したブースやジュエリーのブース、ハワイアン  な絵柄のステンドグ  ラス。アロハプリントの生地でエプロンからベットカバーまで作って持ってきている80歳の  おばあちゃんまで、様々なアーティスト達と彼らの作品が並んでいます。どの作品もハワイテイストにあふれていてなかなか素敵。でもアーティストが有名でないせ  いか、会場は空いています。 070528_7.JPG 070528_6.JPG     
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ただアートフェスタ名物のカキ氷だけは一日中大混雑です。これは山盛りのカキ氷に自分で好きなだけ好みの味のシロップをかけられるんです。ボトルの蛇口を絞るとドーっとシロップが出てくるんですが、ワイキキのビーチからも続々と人が訪れていました。味はフーセンガム味、パイナップル、バナナ、スイカなどどれも最高に甘くて、色も青、オレンジ、紫とすごい! 何回もシロップをかけながら子供だけでなく大人も夢中になって食べていました。私も頭がキンキンなるほど食べさせていただきました。



070528_8.JPG ワイキキ・アートフェスタは、ワイキキの東の端にあるカピオラニ公園で毎月第三の週末、土曜と日曜。朝9時から夕方4時まで開かれています。アーティストのみなさんとってもフレンドリーで、作品を売ることより話をする方が好きという人達ばかりでした。世界に一品しかない、ハワイのアーティストの作品、見てみると楽しいですよ。もしかすると、めずらしいお土産が見つかるかもしれませんよ。

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2007年05月20日(日)

ハワイで一番! 学食のハンバーガー

070521_2.JPG 今日はまたまたとっておき、おいしくて穴場のお店をご紹介したいと思います。穴場中の穴場。絶好のロケーションにありながら、日本の方にはほとんど知られていないところ。それは2年前に新しくできたハワイ大学のメディカル・スクール(医学部と薬学部の校舎)にあるカフェテリアなんです。つまり学生食堂ですね。



場所はアラモアナ・ショッピングセンターよりほんの少し西寄りで、カカアコ地区にあります。カカアコは青い海が目の前に広がるウォーターフロントでまだ空き地が目立ちますが、これから高層住宅やショッピングモールが作られる構想もあります。そのカカアコ地区に2年前にできたのがハワイ大学のメディカル・スクールの立派な校舎なんです。



070521_1.JPG このカフェテリア、名前を「クリア・グリル」というんですが、ホノルルのグルメの間では評判のカフェテリアだったんです。それはオアフに数あるハンバーガー屋さんの中で一番おいしいチーズバーガーを出すというお墨付きをもらったんです。ハワイ・ダイナーというウェブサイトのハンバーガーの競技会「バーガーウォー2006」つまりバーガー戦争2006で栄光の一位に輝きました。その審査の基準は、まず8ドル以下(だいたい千円以下)であること。これでハンバーガー自慢のレストランがいくつも落選です。そしていつも変わらずおいしい味であること。



私もその味を自分の舌で確かめるためにハワイ大学まで行って来ました。学食といっても一般の人にもオープン。誰でも利用できるんです。それにしてもなんてったって大学ですからね。それも医学部! 学食に行くだけなのになぜか変に気合が入っちゃうんですよね。



私が行ったのは朝の10時。外が見渡せる室内は明るく、テラス席もあります。コーヒー片手に分厚い本を読む教授のような人や学生がまだちらほらと座っているぐらいですが、11時を過ぎるとカフェテリアの中はランチの人達でいっぱい。80%が近所の会社やお店の人など学生以外の人だそうです。



070521_3.JPG マネージャーの日系二世のキャロル・上原さんによると、ここのシェフ達はハワイ大学の教育機関の一部でもあるカピオラニ・コミュニティ・カレッジの料理学科の学生と卒業生たちなんです。そこの料理学部はハワイの有名シェフを数多く生み出しています。



070521_4.JPG さっそくチーズバーガーをオーダーするとグリルの上でお肉を焼き始めます。肉はオアフ産。ノースショア・キャトル・カンパニーの上質な牛肉を使っています。お肉を焼くい~においが漂ってきます。熱々の焼きあがったハンバーガーにスライスチーズを乗せパンにはさんで、出来上がり! ハンバーガーにはさむ野菜は自分でカウンターから好きなだけ取れます。新鮮な玉ねぎ、トマト、そしてレタス。はさんで積み上げると高さが9センチのハンバーガーが出来上がり!



大きな口をガーっと口の端が裂けそうなくらい開けます。ガブリといくとお皿の上に透明な肉汁がポタポタとしたたり落ちます。2センチ以上はある厚さのお肉は柔らかくジューシー! そして一緒にはさんだトマトやレタス玉ねぎがシャリっと新鮮な音を立てます。夢中になってあっという間にたいらげてしまいました。



070521_6.JPG ハンバーガーと一緒に頼んだポテトチップは自家製でスライスしたジャガイモがカラッと揚げてあって絶品! 普通のポテトチップよりかたくて歯ごたえがたまらなく後を引くんですよ。このポテトチップだけ買いに来るお客さんも多いそうです。ビールのおつまみにいくらでもいけそうです。



チーズバーガーは4ドル(480円くらい)。有名ハンバーガー店の半額ほど。ポテトチップは1ドル50セント(180円くらい)。多いときには一日100個は出るという人気のチーズバーガーはおいしくてお腹いっぱいになります。食べた後、口が大きくなったような気がしますけどね。



070521_5.JPG カカアコにあるハワイ大学医学部のカフェテリア「クリア・グリル」。営業時間は月曜から金曜日が朝7時から午後2時まで。チーズバーガーは11時から始まるランチで食べられます。学食ですから学校がお休みの土日はお休みです。

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2007年05月14日(月)

遠足のボランティア

今日はハワイの子供たちの遠足のお話です。
先日、私の娘の通う「リンカーン小学校」の一年生の遠足がありました。学校では遠足のために2ヵ月も前からボランティアを募集していました。前にもこのコーナーでお伝えしたことがありますが、日本と違ってハワイでは学校行事には父兄たちのボランティアが必要不可欠なんです。私も担任の先生に「一人足りないのでぜひ来てくれませんか?」と頼まれて、参加することになりました。平日の昼間だと参加できる人も限られるんですね。このリンカーン小学校の遠足の場合、学校側から参加できたのは一年生の担任の先生3人だけ。しかもすべて女性。男性のボランティアが必要となります。遠足には当日の朝学校で作られたランチを学校から持っていきます。お弁当の用意はいらないんですが、そのランチを運ぶのにこちらではメンズ・パワーと言うんですが、男の人の力がいるんです。



070514_1.JPG 遠足は朝8時15分に出発です。目的地はオアフ島の東海岸にある「シーライフ・パーク」。40分間ほどのバスの旅です。学校の正面には黄色いスクールバスが一台止まっています。子持ちの家庭の中には遠足代を出すのも大変なところも多いのでバスを2台頼むことはできないんだそうです。遠足の料金はバスとシーライフパークの入園料を含めて7ドル95セント。約千円です。もちろん私も払いましたよ。決して大きくないバス一台に生徒だけで65人、先生と大人が10人。ベンチシートに子供たちを3人ずつ詰め込んで、大柄な男性たちはバスにランチの入ったクーラーボックスを積み込みます。これが実に頼もしい。



男性は4人参加したんですが、彼らは一台のマイカーに乗り込みます。これがまた男性の体型に合わせたようなごっつい車。軍隊が使うような大型のジープです。スクールバスは子供たちの歌声とともに青い海の広がる東海岸の海岸線を走っていきます。その後を怖い顔をしたお父さんたちの怖い車がびったりと付いて走ります。これじゃ怖くて後ろを振り向けません。



070514_2.JPG シーライフパークに到着すると日本人の観光客が目に付きます。スクールバスの写真を撮っている人もいます。観光客に人気のスポットなんですが、私は初めてです。シーライフパークでは、学校の遠足だと一般より格安の料金で利用ができて、教育用のプログラムも設けています。まずは、イルカの水槽の前でお勉強です。シーライフパークは、ハワイ近海に生息するたくさんの海の生き物を見ることができます。パークの収益金の一部は、海洋動物の保護のために使われているそうです。



人気のイルカを見ながらどこがおへそかを教えてもらったり、大きなパネルを使ってクイズに答えたり、簡単な授業のようです。最後に何か聞きたいことは? とスタッフが言うと、全員の手が挙がります。「ミー!」「ミー!」と手を挙げるげると次々と質問が出ます。「イルカは何食べるの?」「どのくらいの速さで泳げるの?」最後の質問が終わるまでスタッフも辛抱強く当てていくんですよ。さすがに最後の方の子は聞くことがなくなって「イルカは結婚するの?」「僕も泳いでいい?」子供たちの発言の元気さにも驚いたけど、70人の質問をすべて聞くスタッフにも驚いてしまいました。



070514_4.JPG その後はイルカやアシカのショーを見たり、海の生物に触れるコーナーでヒトデやウニ、ナマコに触ったりして大騒ぎです。私達お母さんボランティアは、移動するたびに人数を確認したり、列の後ろや前で付き添ったり、トイレの中で生徒を振り分けたり、先生の助手のようです。その間もお父さんたちは、ノッシノシと付いて来ます。まるでボディガードのようです。



070514_5.JPG そのお父さんたちの活躍の場はランチタイム。バスから百個近いチキンバーガーを軽々と運び、そしてミルクも百個、丸ごとのりんごも百個、ボランティアの父兄にはボトルウォーターと、かなりの荷物。ハワイアンの子供たちの多い地区にあるリンカーン小学校。参加したボランティアのお父さんたちも全員がポリネシアン系。私の太ももくらいはありそうな腕に、ポリネシアンの伝統的な幾何学模様の刺青が入って怖そうなんですよ。それがにっこり笑って「ハイ、どーぞ!」なんてランチを配っているんですよ。彼らが配ると大きめのりんごもちっちゃなすももでも配っているみたいなんですね。毎回参加するお父さんは、休みは自分で調整できるから子供や学校のためになるなら協力することはちっとも苦じゃないよ! と笑っていました。

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2007年05月11日(金)

リボンレイ

先週5月1日は、労働者の祭典メーデーでした。メーデーはハワイでは「レイ・デー」として有名です。



ハワイの空港に到着すると首にかけられる美しい花のレイはご存知ですよね。そのハワイの伝統文化であるレイをたたえるために1928年に「レイ・デー」が制定されました。毎年ワイキキのカピオラニ公園では大規模なレイ・デーのイベントが行われ、その日はハワイ中のたくさんの人達がレイを身に付けます。



レイはハワイの人達にとって、誕生日、卒業式、記念日にと何かの行事には欠かせないものですが、本来は「魔よけ」や「開運」の意味で付けられていたと言われています。今では歓迎や祝福に使われることの多いレイですが、自然に感謝するという意味が込められているんです。



070507_7.JPG 代表的なのはハワイの花で作ったレイですが、実はレイにはさまざまな種類があるんです。植物の種、貝殻、動物の骨を使ったもの。子供の卒業式にはキャンディをつないだレイが人気です。そして最近人気急上昇なのが、「リボンレイ」なんです。リボンレイとは言葉の通りリボンで作られたレイなんですが、見た目は花に劣らずきれい! そしてお花と違って半永久的に楽しめるのが魅力なんですね。



070507_2.JPG そのリボンレイのコンテストがレイ・デーの日に行われると聞いて行ってきました。場所はワイキキの中心、「オハナ・ワイキキ・ビーチコマー・ホテル」。会場には所狭しとリボンレイが並べられています。出展作品は32本。そのうち地元ハワイの人の作品は5本。なんと残りは全部日本から送られてきた作品だったんです。この「リボンレイ・コンテスト」を主催したハワイの手芸ショップ「メア・アロハ」のキモトさんにお話を伺うと、フラダンスやウクレレ、ハワイアンキルトなどハワイの文化が日本で定着していく中で、このリボンレイはここ1~2年急激に作る人が増えているそうなんです。



フラダンサーが身につけるために作る人も多いんですが、インテリアとしても人気が高いんだそうです。レイを作る時、ハワイの生の花だと日本で手に入れるのが難しくても、リボンなら手芸店で簡単に手に入るし、季節や場所にかかわらず自分で好みの色などを決められるのもリボンレイの魅力なんだそうです。



070507_3.JPG 今回のコンテストに審査員を務めたのは、リボンレイの生みの親、キャロル・ミトさんです。14年前、キャロルさんがフラワー・アレンジメント・デザイナーをしている時、あまったリボンを使って考え出したのが始まりだそうです。今ではハワイ中のお店で見かけるようになりました。キャロルさんの教室におじゃましてリボンレイを習う約束もしてきました。



070507_2.JPG リボンレイは、リボンを手で編んでいく簡単なものは20分ほどでできるそうで、会場では無料リボンレイ教室が開かれていました。カラフルなリボンを三つ編みのように編んでいきます。出来上がったレイはとってもきれいなんですよ。カルフォルニアから来た観光客は、これなら家に持って帰れるわ! と大喜びでした。



出展された作品は、どれもリボンで作っているとは思えないほどきれい~! 組みひものように手で編んだり、鈎針を使ったり、細かく切って縫って針でつないでと本当に細かい作業の物もあります。どれもレイに仕上がると見事にハワイ~な雰囲気にあふれてきます。



070507_8.JPG  審査はオリジナリティ、高度な技術、美しさが基準で1位から3位まですべて日本から送られてきた作品でした。1位になった「ピカケ」というタイトルの作品は、小指の爪ほどの白い小さなピカケ(ジャスミン)の花が何百と連なっています。もちろん全部リボンで作られています。その細かさは見ているだけで気が遠くなりそう。花びら一つ一つが本物のようによく出来ていて、今にも甘いピカケの香りがしてきそうです。
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日本の方たちは手先が器用なので上手に作り上げていくそうで、ハワイのように首に下げるだけでなく、ドアリースなどのインテリアにしたり、携帯電話のストラップにして楽しんでいるそうです。ハワイのお土産としてもいいんじゃないでしょうか。

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2007年04月30日(月)

日本人女性のハワイアンに拍手喝采

070430_1.JPG 先週、アラモアナ・ショッピングセンターに出かけたら、中央にあるセンターステージでハワイアン・ミュージックのショーが行われていました。4階の吹き抜けにまで響き渡る「スティール・ギター」の音に思わず足を止めてしまいました。ステージの上でそのスティール・ギターを器用に扱い、美しいハワイアンのメロディを奏でているのは女性です。それも日本人だったんです。



彼女たちは日本人女性5人で作るハワイアンのバンド「ザ・バーズ」のメンバーです。スティールギターのほかにはウクレレにギター、ベース、キーボード、そしてコーラス。東京を中心に活動していて結成30年を超えているそうで日本にはたくさんのフアンを抱えるバンドだったんです。



070430_2.JPG その日ステージの回りでは日本人の観光客も足を止めて写真を撮ったり音楽に聞き入っていました。世田谷からいらしたご夫婦は2人そろってハワイアン・ミュージックが大好き。バーズが出ている東京のケーブルテレビを毎週見ているそうで、ここで本物に会えるなんて! と喜んでいらっしゃいました。



地元ハワイの人達にも何人かお話を伺ったんですが「プリティ・グット!」「なかなかいいよ!」と2階席は満席。ステージの前では踊りだす小さな子供までいました。カナダから毎年長期滞在しているというお父さん、私に「彼女たちなんていう名前?」と聞いてきて、「美人さんばっかりでいいよ!」と熱い声援を送っていました。



070430_3.JPG 「バーズ」のお姉さま方、リーダーの太田紀美子さんによると、年齢は秘密だそうで、「よくフアンの方に『昔きれいだったお姉さん達のバンド』なんて言われるのよ!」と大笑い! 結成30年の余裕ですね。太田紀美子さんはハワイの文化を広く紹介する「日本アロハ協会」の理事長で、東京の六本木で「バードランド」という老舗のジャズクラブのオーナーでもあるんです。学生のころから大好きだったハワイアンのバンドを始めたそうです。



1998年にハワイのミュージックアワードで、外国人として初めて賞をもらってからはハワイのグラミー賞と呼ばれる「ナホク・ハノハノ・アワード」に毎年、招待バンドとして出演しています。日本でフラのダンサーを集めての大規模なイベントを行ったりして、ハワイの州知事からも感謝状をもらうほどなんです。すごい人達だったんですよ。



今回は4月26日からワイキキのクィーン・カピオラニホテルで開かれたスティール・ギターのコンベンションで演奏するためにハワイに来たそうです。私も出かけてきました。スティール・ギターのコンベンションは1985年から今年で22回目。スティール・ギター協会の主催で毎年シカゴで行われていますが、2年に一度はハワイでも行われています。今回出場した人のほとんどはアメリカ本土からの参加者で、中高年が多く、年齢層の高さには驚かされます。80歳以上の出演者も多かったんです。



070430_4.JPG 太田さん率いるバーズは女性だけのグループとあって入ってくるなり華やか! 鮮やかな色のムームーに頭にはハクレイ。日本語と英語で挨拶をして演奏が始まると、今まで眠っていたような会場がいきなり拍手の渦に包まれます。軽快なリズムと美しいハーモニー。太田さんはスティール・ギターを奏でながら、高くよく通る声でハワイアンソングを歌い上げます。1000曲以上の曲が演奏できるそうです。バンドのメンバーはみんな、かっこいいんですよ。同じ日本人としてなんか誇らしい気持ちになってきます。スティール・ギターの音は緩やかなハワイの風にのってワイキキのビーチの上を流れていきます。



070430_5.JPG 20分ほどの演奏が終わると、なんとスタンディングオべーション。大勢の観客が口々に「ハナ・ホウ!!」と叫んでいます。ハナホウとは、ハワイ語でもう一回ということ。つまりアンコールが出ました。演奏が終わった後も、メンバーに駆け寄って「良かった!」と声をかけていく人が絶えなかったんですが、ギリシャから観光できていたおじいさんは、涙を浮かべて「最高」と声をつまらせていました。メンバーも思わず、ポロリ! なぜか横にいた私ももらい泣き! ホント、涙もろいんですよね。
日本の女性だけのハワイアン・バンド「ザ・バーズ」。素敵なお姉さん達です。

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