トークパレット月曜日「小松昌美ハワイにおいでよ!」
ジョイ・オブ・サケ
先週の木曜日、ハワイで日本酒のイベントが開かれました。それは「ジョイ・オブ・サケ」といいまして、一年に一回、みんなで日本酒を楽しむという趣旨。海外で行われる日本酒のイベントでは最大なんです。このイベントは8年前にハワイのホノルルで始まり、今ではニューヨークとサンフランシスコでも行われています。日本のおいしいお酒がここハワイにどっさり運ばれてくるときいて、私、いてもたってもいられません! 「ジョイ・オブ・サケ」に出かけてきました。
今年の会場はハワイ・コンベンションセンター。オープニングセレモニーで鏡割りがあって、訪れた人に樽酒が振舞われました。もちろん私もいただきました。深い香りとともにゴクン! 空きっ腹に広がる温かさ~! このイベントは、日本酒に合うお料理も一緒に楽しめるので、わざわざお腹を空かして行ったんですよ。
イベントが始まってまず驚いたのは会場の広さ。中学校の体育館なら二つはすっぽり入ってしまうくらい。立食スタイルなんですが、本当にたくさんの人が訪れています。その広い会場の真ん中にテーブルが大きく3つに分けられそこに大吟醸、吟醸、純米のお酒の瓶がそれぞれ100種類以上並んでいます。今年は全部で328種類の日本酒が日本から出品されました。私、こんなにたくさんの種類の日本酒を見たのは初めてです。それを全部、味見することができるんですよ。
銘柄の書かれたお酒の瓶の前にはカップが置かれていて、スポイトのようなもので吸い取って自分の持っているグラスに入れて、飲み歩きます。私もまずは大吟醸から、スポイトでじゃーっと注いで、一気に飲み干します。「プッハ~!」おいしいです。フルーティで飲みやすいんですよ。じゃあ、もう一杯! と思って回りを見ると、皆さん、ほんのちょっとグラスに注いで、私みたいに一気に飲まず、鼻を近づけて香りを楽しんで、一口含み、口の中でころがしているんですよ。参りました!
ハワイの人達に話を聞きますと、皆さん日本酒が大好き! 自宅に日本酒のセラーを持っている方もいましたし、日本には行ったことがないけど晩酌は毎日日本酒で、「かまぼこをわさび醤油でいただくのが日本酒とベストマッチ」と教えてくれた方もいました。Tシャツにサーフパンツの金髪の素敵なお兄さんは「サケ~ナンバーワン! 濁り酒に合うつまみは、ポテトチップスかピザだ!」とご機嫌! どの方も話しだすと止まらないくらい日本酒が好きなんですね。ビールばかり飲んでいると思われているハワイの人達、日本酒の楽しみ方は人それぞれですが、結構本格的でしょ!
このイベントに訪れた人のほとんどがこちらで生まれ育ったアメリカ人。私のようなハワイ在住の日本人はほんの少し。観光客の方も見られませんでしたね。山形の天童市から参加した酒造会社の方は、毎年このイベントに出品していて、アメリカ人の日本酒に対する熱心な思いにはいつも驚かされるそうです。「将来は『ギンジョウ』という言葉が世界の共通語になるのが夢!」と熱く語ってくれました。アメリカ人のお酒の好みとしては、辛口なんだけど後味に甘味が残るものが好きなんだそうです。後味もスッキリ辛口が好きな日本人の好みとは少し違うようです。
このイベントのチケット代は、前売りで70ドル、当日券は80ドル。地元のハワイの方にするとかなり高いんですよ。それでも入場者数は毎年増え続け、とても盛り上がっています。
★★ 小松昌美のブログ ★★
「小松昌美のハワイ生活」
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取材の時の写真、
それに普段の私のハワイでの日常生活を
色々とご紹介しています。
よろしかったら一度と言わず何度でも覗いてみてくださいね!
ハワイの平等院
先日、アメリカ大統領選挙の民主党候補、バラク・オバマさんがハワイにやって来ました。オバマさんはハワイ・オアフ島の生まれ育ちですから、夏休みを利用して里帰りしたんですね。一週間の滞在中、地元の新聞やテレビは連日「今日のオバマ!」と報道。ハワイにはオバマファンが多いんですよ。どこに出かけるにもゴムぞうりで歩く姿は地元の住人そのもの。「ボディボードをする大統領候補なんて、かっこよ過ぎ!」と、みんな見ていて嬉しくなっちゃうんですよ。
そのオバマさんが家族を連れて出かけたのが、オアフ島の北東の町カネオヘにある「バレー・オブ・ザ・テンプルズ」という公園。
実は、その広い公園の奥に「平等院」があるんです。これは京都の宇治市にある平等院を真似て造られたものです。オバマさんは、このハワイの平等院を娘達に見せてあげたかったそうです。ハワイ文化の多様な一面を見せたかったんでしょうか。私もハワイの平等院には行ったことがなかったので、どんな所か見てきました。
ホノルルの北にあるコウラウ山脈を越えるとカネオヘの町にでます。バレー・オブ・ザ・テンプルズまでは車で40分ほど。公園のゲートから5分ほど車を走らせると、ハワイの平等院が見えてきます。その見事さに思わず車を止めてしまいます。切り立った山脈をバックに静かに佇む建物は、本当にあの京都の平等院鳳凰堂ではありませんか! 10円玉に描かれた風景が、そのまま目の前に広がっているんですよ! ここはハワイですよ! 鳥肌がぞわ~って立っちゃうくらいの景色なんです!
建物に向かって歩いていると「ゴ~~~ンンンン!」と鐘の音が山に響きます。さらに建物に近づくと、ほんのり漂うお線香の香り・・・。これは、まさに日本です! なんか夢を見ているようなんです。ハワイの日差しを受け銀色に光る瓦屋根、そして赤い柱。京都の平等院よりは少し小さいけど、立派なものです。表には観光バスが次々と到着して、たくさんの観光客が降りてきます。それも欧米やアジアなど、世界各国の人達であふれていました。ただ、ハワイのどこにいても遭遇する日本人の姿がないんですよ。一日千人以上が訪れる観光客、日本人はめったに来ないそうです。まぁ、ハワイまで来て日本のお寺を見るのも・・と思うのかもしれませんね。でも南国ハワイの風景がパッと京都に変わる、このインパクトは面白いですよ。
このハワイの平等院は日本人の移民100周年を記念して1968年6月に建てられました。平等院を建てたのは、いろいろな宗教の人達が和めるように、どの宗派にも属さない京都の平等院をモデルにしたそうです。


敷地は「心」という文字をかたどった池がぐるりと囲んでいて、本殿に納骨堂があって、平等院のとそっくりな鐘の下がった鐘楼もあって、阿弥陀如来像もあります。阿弥陀如来像や瓦は日本で造り、そのほかの建築資材は全てハワイで調達したものなんです。
私が平等院にいる間、鐘の音が「ゴーン、ゴーン!」と鳴り続けていたんですが、これは誰でも自由に鐘をつくことができるからなんです。観光客の人達はみなさん上手につくんですよ。
最近では、アメリカ人観光客がここで結婚式を挙げて、平等院をバックに白無垢姿で写真を撮るというのが人気になっているそうです。東洋的な感じが受けているみたいです。
ハワイの平等院鳳凰堂があるバレー・オブ・ザ・テンプルズは、ワイキキから北へ車で40分。年中無休で、月曜から土曜日が朝9時から午後5時まで。日曜は朝10時から午後4時まで入れます。入場料は、大人が3ドル、子供とシニアの方はその半額です。
ハワイの伝統的な宴会を満喫! ワイキキ・ルアウ
ハワイの人達は、王族の時代の昔から、何か記念になることがあると、盛大な宴を開きました。古くからハワイに伝わるこの伝統的な宴、パーティーのことを「ルアウ」といいます。今では「ルアウ」は、ハワイの王族が好んだ伝統料理を味わい、歌や踊りを見て楽しむものになっています。
オアフ島でルアウを楽しめる所はいくつかあるんですが、どこも遠いんです。ところが、先月からワイキキのヒルトン・ハワイアン・ビレッジの敷地内で「ワイキキ・ルアウ」が始まったんです。実は私、ハワイに住んでいながら、本格的な「ルアウ」に行ったことがなかったんです。そこで「ワイキキ・ルアウ」に行って来ました。
会場が開く午後5時半には、夕日が海にオレンジ色の光を広げています。屋外に並べられた白いテーブルと椅子は、まるで結婚披露宴の会場のようです。500人も収容できる会場は、ほとんど満席。お盆シーズンとあって、日本人も多かったんですが、8割はアメリカ本土やカナダからの観光客でした。やがてカヌーに乗ったハワイアンの男性がほら貝を吹きながら夕暮れのラグーンから登場。「ワイキキ・ルアウ」の始まりです。
会場の一角では、豚を一匹丸ごと土の中に埋めて蒸し焼きにしています。この豚の蒸し焼きは「カルア・ピッグ」というハワイの代表的な料理です。ルアウが始まる6時間も前から、シェフが数人がかりで仕込んだものです。これを掘り起こして、バナナの皮やティーリーフに包まれた豚が姿を現すと、湯気とともにいいにおい!
姿をしっかり残した豚は、板にのせられフルーツで飾られ、お供え物のようにうやうやしく運ばれていきます。その豚肉を豚の骨を使ってほぐしながら、ハワイアン・ソルトだけで味付け。できたてのカルア・ピッグはこんなにもおいしいのか! と思いました。スーパーで買ったものとはやっぱり違いますね。お肉も柔らかく、ジューシーで、ご飯によく合いました!
このカルア・ピッグのほかにも、タロイモをすり潰したおかゆのような「ポイ」や、サーモンに薬味をもみこんだ「ロミロミ・サーモン」など、ハワイの代表的な料理が料理がズラーッと並びます。サラダやフルーツもたっぷり。デザートもココナッツで作られたゼリー「ハウピア」など、選び放題、取り放題なんですよ!
食後は、星空の下、ポリネシアの色々なショーで一時間くらい楽しみました。子供のフラダンスやマオリ族の踊りには、笑いの渦。エキゾチックな美しいハワイの女性のフラダンスや、筋肉モリモリの男性の踊りには、ため息! しっとり聞かせるハワイアン・ウエディング・ソングがかかると、その日参加したハネムーンのカップル達が踊りました。私のすぐ前にも新婚カップル。食事の間も手を握りっぱなし・・・ごちそうさま!
ヒルトン・ハワイアン・ビレッジの「ワイキキ・ルアウ」は、毎週水曜日と日曜日、に開かれています。時間は夕方5時半から8時半まで。料金は、大人が95ドル。子供は45ドルです。この料金で、ショーの鑑賞はもちろん、ビュッフェのディナーや、ウエルカムドリンク1杯が楽しめます。
美しい夕日をながめながら、屋外でおいしいハワイの伝統料理に舌鼓。
見事なポリネシアのショーとハワイならではの思い出が作れますよ!
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「小松昌美のハワイ生活」
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それに普段の私のハワイでの日常生活を
色々とご紹介しています。
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エンターテイメントショー『ワイキキ・ネイ』
ワイキキの巨大ショッピングセンターが全面改装して「ロイヤル・ハワイアン・センター」として生まれ変わったという話題を先週ご紹介しましたが、今日は、そのロイヤル・ハワイアン・センターで先週から始まったショーをご紹介します。
ロイヤル・ハワイアン・センターの4階に新しくオープンした最新型の劇場、
「ネイ」とはハワイ語で「今」という意味。つまり、今のワイキキからはるか昔を振り返るということ。世界で最も有名なビーチの一つであるワイキキビーチの、あまり知られていない歴史を、歌と踊りで紹介するショー。ミュージカルのようですが、アクロバティックなパフォーマンスもあって、これがすごいんです。このショーは7月の中旬から始まる予定だったんですが、スプリンクラーの誤作動でセットの一部に支障が出たためにずっと延期されていたんです。それがついにスタート。公演2日目の「ワイキキ・ネイ」を観に行ってきました。
ホールに入ると天井が高いのに驚きます。750人入る客席は、丸い円形のステージに向かってなだらかに下っています。高い天井には白い雲のようなものが浮かんでいて、うっすらオレンジの光が当たると夕暮れの空の下にいるようです。やがてホールは真っ暗になり、ステージの上に浮かび上がる若い男女。ハワイの古典スタイルのフラダンスからショーは始まって、ハワイ王朝の時代から、世界で有数の観光地となった現代に至るまでの移り変わりを見せてくれます。この劇場の天井は5階建てのビルと同じくらいの高さがあって、その高い天井を最大限に利用した空中でのアクロバットがたくさんあるんですよ~! 客席にいた人達は私も含めて、大きな口をあんぐり開けて見とれていました。
ハワイの若者達がサーフィンをするシーンでは、舞台の床がせりあがり、斜めに傾き、回転し、後ろの大きなスクリーンに映し出される巨大な波に、本当に乗っているみたい。水中をイメージしたシーンでは、ロープからつり下がった男女があっちに振られこっちに振られしながら、美しいダンスを見せてくれます。きれいですよ~!
ハワイのエンターテイメント史上最高額の2200万ドル(約25億円!)かけたショーは、幻想的で、笑いあり感動あり。ワイキキをドラマティックに表現していました。ショーの最後に出演者全員がステージの上に立つと、客席は総立ち。スタンディング・オベーションがいつまでも続きました。
料金は大人が49ドルから99ドル(現在の相場でおよそ5千円から1万円ちょっと)。子供が29ドルから79ドル(同じくおよそ3千円から8千円ちょっと)です。そんなに高い値段の席じゃなくても、どこでも良く見えると思います。「ワイキキ・ネイ」は、年内は一日一回の公演。午後6時から1時間20分。月曜日はお休みです。
水曜日から土曜日は、ショーが終わると劇場がナイトクラブになるんです。客席の半分が引っ込んでダンスフロアーになります。プロのダンサー達のアクロバティックな演技も見られるので、ホノルルの新しい夜のスポットとしても注目されています。
新しく生まれ変わったロイヤル・ハワイアン・センター
今日は、ワイキキのメインストリート、カラカウア通りに面した「ロイヤル・ハワイアン・ショッピングセンター」が新しく生まれ変わったという話題です。
ワイキキ最大のショッピングセンターの工事は3年以上かかりました。1979年に創業して以来最大規模の全面改装プロジェクトで総工費はおよそ125億円。それが今年の6月に完成。名前も「ロイヤル・ハワイアン・センター」となりました。ショッピングセンターというだけでなく、エンターテイメントやカルチャーなど年代を問わずに楽しめる複合施設に生まれ変わったんです。
新しくなった「ロイヤル・ハワイアン・センター」に先週出かけてきました。第一印象は、随分明るくなりました。改装前は、カラカウア通りに面したお店以外は薄暗い印象でしたが、オープンスペースがたくさんあって開放的な感じになりました。建物に木材を使ったり緑をたくさん植えたりして、伝統的なハワイらしい雰囲気。
センターの中央部分には「ロイヤル・グローブ」という憩いの庭ができました。ロイヤル・グローブというのは「王家の庭園」という意味。このセンターがある場所は、19世紀までハワイ王族が住んでいた所なんです。


この庭園はその頃の椰子の林を再現したもので、池を囲んでハワイ固有の植物や椰子の木がたくさん繁っています。このロイヤル・グローブでは、地元の人気ミュージシャンや、フラダンスショーなど無料のイベントが毎週行われています。平日は毎日ハワイアンキルトやレイ作りの教室が開かれて、誰でも気軽にハワイの文化に触れることができるんですよ。

ロイヤル・グローブの並びにある「カウラニ・ヘリテージ・ルーム」では、ハワイ王族の歴史などを紹介する映像を上映しています。「カウラニ」とはハワイ語で「王家と庶民の間をつなぐ絆」、「ヘリテージ」は「遺産」という意味です。ビデオの説明は英語ですが、絵が美しいので思わず見入ってしまいます。まだ知らない人が多いんですが、無料で鑑賞できますし、結構穴場です。
そして今回の全面改装の大きな目玉が、新たに登場したフードコート。さきほどご紹介したロイヤル・グローブを見下ろすように建つ建物の2階に「パイナ・ラナイ」というフードコートが完成しました。ハワイ語で「パーティ・ベランダ」という意味。これまでワイキキにはなかった大規模なフードコート。ハワイで人気のお店が10店舗入っていて、ラーメン、中華、ハワイアンプレート、メキシカン、イタリアンと色んな国の料理が楽しめます。バーでオリジナルカクテルや冷たいビールもオーダーできます。パイナ・ラナイにはたくさんのスクリーンテレビが設置されていて、どの席でもハワイのエンターテイメントが楽しめます。
新しく生まれ変わった「ロイヤル・ハワイアン・センター」。
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