トークパレット月曜日「小松昌美ハワイにおいでよ!」

2009年03月01日(日)

ハワイに忍者?!

090302_1.jpg先週、ワイキキやアラモアナなどに日本の忍者が出没して注目を集めました。アメリカではサムライと同様、ニンジャも人気なんです。子供向けの漫画「ニンジャ・タートル」を読んで育った人も多いんですよね。

なぜハワイに忍者がやってきたかというと、忍者の里として知られる三重県伊賀上野の観光協会が、外国からの観光客を誘致するために企画したんです。忍者という日本独特の文化をハワイの人たちに知ってもらって、伊賀上野に観光で来てもらおうという、PR活動だったんです。

 

 

090302_2.jpg今回、ハワイを訪れたのは、伊賀上野の忍者博物館で忍者ショーを演じている「伊賀忍者特殊軍団・阿修羅」というグループ。浮田半蔵さんと、その息子の昌之助さん、知之助さんなど5人がやって来ました。私も、忍者を知らない娘を連れてアラモアナショッピングセンターに行ってきました。センターステージの周りに集まった人は、数百人はいたでしょうか。伊賀上野の観光協会の方たちが黒の忍者のスタイルで英語のパンフレットを配っています。

 

 

090302_3.jpg三味線の強い音色をBGMに、着物姿の女性が現れました。彼女は流暢な英語で、まず忍者について説明していきます。そしていよいよ、伊賀忍者の登場。忍者が静かに滑るように走り出てきます。お互いに刀を抜き、切りつけられた刀の上を高々と飛び越え、バック転。アクロバチックな技を見せながら軽々と動き回ります。刀が当たるときの「カキン、カキン、シャキーン!」という効果音が響き渡り、お琴や三味線のBGMと一緒に、盛り上がっていくんですよ。

 

 

集まった数百人の人たちからアンコールを促す「ニンジャ! ニンジャ!」コールが沸き起こったんですよ。40分ほどのショーは本当におもしろくて、格好いいんですよ~!「阿修羅」の浮田半蔵さんは30年以上、修業を続けているそうです。娘も「忍者ってカッコイイ!」と大喜び。私もショーが終わるころにはちょっとドキドキしてしまいました! 忍者の代表的な武器、手裏剣はショッピングセンター内では危険だということで見られなかったんですが、伊賀上野特産の帯紐を使った武器で、相手の刀を巻き上げたり、足を絡め取ったり。見事なんですねぇ。アンコールの演技が終わった後も、ため息がもれてあまり人が動かないんです。忍者たちに記念撮影やサインを求める人だかりがいつまでも続いていました。「ハワイに忍者スクールを作って!」と言う人も結構いて、私は日本人としてなんだか誇らしい気持ちになりましたよ。

 

 

090302_4.jpg伊賀忍者たちはハワイの学校訪問もしたんですが、中学生、高校生たちでホールは熱気ムンムン。ここでは手裏剣や吹き矢の技を披露して、女子学生の黄色い声援が飛んでいました。

 

 

090302_5.jpgただ、意外な反応としては、忍者が、自分で倒した敵に向かって手を合わせて拝んだシーン私たちにはなんてことのない仕草ですが、ハワイの人たちにはフシギに見えるんですね。敵に対してなんでそんなことをするの? だからこれがギャグのように思われて、みんな大笑いしていました。

 

 

でも、忍者って天井の梁などに長くつかまっていられるように、体重は60キロまでに抑えなきゃいけないんですって。私は忍者になれません。「くのいち」カッコイイのになぁ。ハワイに現れた伊賀忍者たち、黒ずくめの服はさすがに暑かったらしく、みんなすごい汗をかいていました。

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2009年02月23日(月)

ウクレレ・ピクニック・イン・ハワイ

090223_0.jpg 090223_0.jpg先日、オアフ島で「ウクレレ・ピクニック」というイベントがありました。ピクニック気分でウクレレを一日中楽しんじゃおう!というイベントで、これまで過去9回、日本で行われてきた人気のフェスティバルです。毎年1万人以上を集める日本最大のウクレレイベントとなっているんですが、今年は10周年を記念して、ウクレレの本場ハワイに会場を移して行われることになったんです。

 

 

090223_2.jpg主催はサザンオールスターズのベース担当、関口和之さん関口さんはハワイをこよなく愛するウクレレ・プレイヤーとしても有名で、「日本ハワイ化計画」なんていう活動もやっています。関口さんは、サザンオールスターズが休業状態になって、これからの人生、ハワイと日本の音楽の架け橋になるようなことをしたいと考えているそうです。

 

 

今回、会場となったのは、オアフ島のアラモアナから近いカカアコ・パーク。ここには、8前にオアフ島沖で起きた「えひめ丸」の事故の慰霊碑があるんです。毎年法要が行われてきましたが、今年はこのウクレレ・ピクニックが亡くなった方への慰霊の意味も込めて行われました。

 

 

090223_3.jpgこの日は晴れてはいましたが風が強く、時々シャワーのような雨がサーッと通り過ぎていきます。この時期のハワイの典型的なお天気です。ステージの前は広々とした芝生。会場の人たちは、それぞれがピクニックシートを敷いたり、ビーチチェアを置いたりと思い思いに座り込んでいます。

 

 

イベントは午前11時から日没まで。たっぷり7時間みなさん芝生に座って、ウクレレの演奏を楽しんだんです。でもウクレレの音色って一日聞いていても不思議と飽きないんですね。ハワイの人たちは、日本でこんなにウクレレが親しまれていることを知らないので、みんなびっくりしていました。「なんでこんなに日本人がウクレレを弾けるの?」って。

 

 

090223_4.jpgこのイベントは入場無料のチャリティだったんですが、日本とハワイの有名ミュージシャンもたくさん出演しました。日本からは、関口さんのほかに、「涙そうそう」を歌ったビギンのギタリスト、島袋優さんも参加。「涙そうそう」は、ハワイでもたくさんカバーされていて有名なんですよ。沖縄移民も多いので、観客の中には手をヒラヒラさせて沖縄の踊りを踊る年配の方もいました。

 

 

090223_5.jpgハワイ出身の元大関・KONISHIさんも奥様と一緒にステージを盛り上げました。日本でもハワイでも絶大な人気のKONISHIKIさん、英語と日本語のスピーチで笑わせていました。

有名ミュージシャンに混じって、ハワイや日本の子供達の演奏もあって、ウクレレがまるで普通のギターくらいに見えるような小さな子供まで見事な演奏を披露してくれました。

 

 

090223_6.jpg海に夕日が沈む頃、オレンジに染まるステージでは、ウクレレの世界的プレイヤー、ハーブ・オータさん奏でるメロディーが、ゆったりと風に乗って広がっていきます。ウクレレって明るく曲から物悲しいメロディーまで、なんでも合うんですよね。ステージの最後には、主催の関口さんも感動して泣いていらっしゃいましたよ。

 

 

 

090223_7.jpg.jpg7時間の無料ウクレレ・ピクニック。カカアコ・パークにハワイらしいゆるやか~な時間が流れていました。

 

 

 

 

 

(内容は放送時のものです)

 

 

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2009年02月16日(月)

ワヒアワの桜ツアー ひと足早いハワイの花見

日本では春一番が吹きましたが、私は先週、ひと足お先にお花見に行ってきました。ハワイのお花見だからって、ハイビスカスやプルメリアじゃないですよ。お花見といえば、に決まってるじゃありませんか~!

 

 

ここオアフ島のちょうど真ん中に、ワヒアワという町があります。昔、サトウキビやパイナップルの農業が盛んだったころ、ここには多くの移民がやってきました。だからワヒアワには今もたくさんの日系人が住んでいます。その日系人達がふるさと日本を思って、桜の木を植えていったんです。そのためワヒアワではたくさんの桜が見られるんです。

 

 

090216_1.jpgワヒアワの桜はソメイヨシノではなく、沖縄でよく見られるヒカンザクラです。ハワイの人たちは「沖縄桜」と呼んで親しんでいます。

 

 

 

 

 

 

090216_2.jpgちょうど今、桜のシーズンを迎えたので、ワヒアワの日系人コミュニティが、「桜ツアー」をやると新聞に載っていました。これが毎年恒例の大人気のツアー。桜のシーズンに一日だけトロリーバスを借り切って、地元の方の案内でワヒアワの町と桜を巡ります。2便しか出ないのであっという間にチケットが完売することで有名なんですよ。私も慌てて申し込んでツアーに参加してきました。

 

 

090216_3.jpgその日、ワヒアワの町はよく晴れ渡り、真っ青な青空が広がっていました。それでも山地にある町なので、冬の気温はワイキキよりもグンと下がるんです。だからワヒアワの家には暖炉があって煙突の立つ家が多いんです。その涼しさが桜を育てているんだそうです。

 

 

桜ツアーのガイドをしてくれたのは、日系4世のリーン・マンショウさん。ワヒアワ生まれのワヒアワ育ち。元気いっぱいで楽しいんですよ。トロリーバスの運転手もワヒアワ育ちのテッドさん。この二人のやり取りが笑えるんです。 

 

 

090216_5.jpgバスはかつて移民の日系人がたくさん住んでいた地域へ移動していきます。私の隣の席に座った日系2世の85歳のおばあちゃまが色々教えてくれたんですが、移民の労働者の家はトタン屋根を探せばいいんですって。見ていると本当にたくさんトタン屋根の家が残っているんです。そして日系移民の庭には、必ずと言っていいほど桜が植えられているんです。町を走ると右に左に桜を植えている家が点在しています。

 

 

090216_6.jpgただ桜といってもソメイヨシノとは違って、ヒカンザクラの木は少し小さく、花びらは濃いピンク色。ちょうど桃の花のようにも見えます。花は少しうつむき加減に咲き、可憐な感じがします。あたり一面が花で埋め尽くされるソメイヨシノのような 華やかさはないけれど、素 朴な感じがいいんですよ。その桜の木を見ると、それぞれの家が大事に育てているのが伝わってきます。

 

 

トロリーから、ガイドのマンショウさんがマイクで叫びます。

「この桜はサトウさんのおうち! サトウさぁ~ん、きれいよ~!」

「隣はキンジョウさんのうち。キンジョウさ~ん、ツアーが来ましたよ~!」

地元の方なのでみんな知っているんですね。するとサトウさんやキンジョウさんが玄関や窓から顔を出して、手を振ってくれるんですよ。そうするとマンショウさん、「ワヒアワは田舎だから、普段めったに見ないトロリーバスが珍しいのよ!」と笑わせます。こういうのが楽しいですね。

 

 

ワヒアワには桜が100本ほどあるそうです。日系人の歴史とともに桜の木を巡るツアーは一時間半、あっという間でした。ワヒアワの桜の見ごろは1月下旬から2月中旬まで。この季節ハワイに来たら、日系人が大切に育てている桜を見にきてみませんか?

 

 

(内容は放送時のものです)

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2009年02月09日(月)

今、ハワイでいちばんホットなフローズンヨーグルト

今、ハワイで大ブレークしている食べ物があるんです。それはフローズンヨーグルトヨーグルトに生クリームや砂糖を入れて凍らせたものですが、様々なスタイルがあります。ハワイで大流行しているのはソフトクリーム状のフローズンヨーグルトをカップに入れて、フルーツやチョコレート、ナッツなどをトッピングしたものです。

 

 

フローズンヨーグルトは数年前にカルフォルニアからブームが起こって、今やアメリカ中で大ヒット。この不況で老舗のレストランが潰れていくなか、ハワイにも人気のお店が次々と進出していて、ここ数ヵ月で6軒以上。毎月のようにフローズンヨーグルトのお店がオープンしています。

 

 

090209_1.jpg今やハワイのあちこちで食べられるようになりましたが、今日は私が友人などにリサーチし、自分で食べ歩いた結果、一番おいしかったお店をご紹介します。それは、ワイキキのニュースポット、ワイキキ・ビーチウォークにある「レッド・マンゴー」というお店。アメリカに50店舗あるんですが、このお店、韓国が原点なんです。2002年にソウルでオープンするとまたたくまに韓国で大ブームを巻き起こし、その後カリフォルニアに進出。アメリカでもブームになったんです。

 

 

ワイキキ店のオーナー、アレックス・チョイさんが言うには、アメリカで受けた大きな理由に、ここのヨーグルトの酸味が強いことがあります。アメリカのヨーグルトは甘いばかりで酸味が弱いんですね。韓国のヨーグルトは甘さを極限まで控えて、ヨーグルトが本来持つ酸っぱさを出しています。それと保存料を一切使わず、脂肪分もゼロ。ヘルシーを売りにしたこともアメリカで受けたようです。ハリウッドでは、パレス・ヒルトンなどセレブ達が通い注目され、俳優のレオナルド・デカプリオは、レッド・マンゴーのヨーグルトマシンまで買って、自宅でフローズンヨーグルトを作って食べているそうなんです。

 

 

私もいただきましたよ~! フローズンヨーグルトは、プレーングリーンティー(緑茶味)の2種類。お薦めは絶対プレーン! グリーンティーよりヨーグルトそのものの味がおいしい。ぜひこちらを試していただきたい!

 

 

090209_3.jpg 090209_2.jpgそしてヨーグルトに盛り付けるトッピング。このトッピングがあるからフローズンヨーグルトが人気なんですよ。マウイ島のパイナップル、パパイア、ライチーにイチゴ、オアフ島のパパイアとマンゴーと、ハワイ産にこだわったたくさんのフルーツ。そしてシリアルやココナッツなど22種類のトッピングが並んでいます。

 

 

090209_4.jpg今回私は、ブルーベリーとキウイ、そしてラズベリーを添えてみました。フルーツは一粒一粒はじけるように新鮮。ヨーグルトととっても合うんです。コクがあるのにさっぱり後味もさわやか。そしてカロリーが低いのでハワイの人たちや私にピッタリ。

 

 

ハワイの人たちはシリアルをたっぷり入れて朝食にしたり、ビーチで遊んで日焼けした後、ビタミンたっぷりのフルーツをいれておやつにしたりと楽しんでいるようです。

 

 

レッド・マンゴーのフローズンヨーグルトはスモールサイズが2ドル95セント(約270円)から。トッピングは1種類だと1ドル、2種類目からは25セントずつ足せば増やすことができます。お店はワイキキ・ビーチウォークにあります。年中無休です。

 

 

(内容は放送時のものです)

 

 

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 よろしかったら一度と言わず何度でも覗いてみてくださいね!

 

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2009年02月02日(月)

ハワイの最高裁判所を見学

ここ数日、ハワイでは寒い日が続きました。気温が17度以下の日もあったりして、日本の方からは怒られそうですが、ハワイの人たちはフリースを着込んでブーツを履く人もいたんですよ。私も窓を1ミリも開けず寒い寒いと震えていましたが、ワイキキに行ったら、観光客の皆さんは泳いでいました。

 

 

さて、日本では5月から「裁判員制度」が始まりますが、いざというときに焦らないよう心の準備ができる、いい場所をご紹介しましょう! それは、ホノルルのダウンタウンにある「ハワイ州最高裁判所」です。こちらではハワイの法律の歴史を理解してもらうために「ハワイ司法歴史センター」を1989年から一般公開しています。裁判所の雰囲気を知るにはもってこい。

 

 

090202_1.jpgアメリカでは陪審制度を導入しているので裁判は日本よりとても身近なんです。テレビで一日中いろいろな裁判を中継し続ける「裁判所チャンネル」まであります。ところがハワイの最高裁判所がどこにあるのか、日本の皆さんはあまりご存じない。どこでしょう...? カメハメハ大王の像の真後ろにある建物がそうなんです。ハワイに来た人なら一度は目にしているんですけどね...。

 

 

ハワイの最高裁判所の建物はアリイオラ二・ハレ」いうんですが、これは「天国のような王様の館」という意味。元々はカメハメハ5世の宮殿として建築を始めたんですが、王が亡くなったので宮殿としては使われず、政府の施設として主に裁判所として使われてきました。

 

 

090202_2.jpg私は今回の取材で初めて中に入りました。入り口は厳重な警備で、金属探知機のゲートでは、ベルトやたくさんの指輪、派手な時計をつけていたせいでビーッと大きな警報音が鳴ってしまいました。警備員の人も思わず苦笑い。

広いロビーは、その豪華さに圧倒されます正面から2本カーブを描いて上がる階段。高い天井には見事なステンドグラス。さすが宮殿だった所だなぁとうなずけます。

 

 

090202_3.jpg今は使われていない1階の法廷を見学します。広い法廷には正面に裁判官の座る大きなテーブルと椅子、右側に被告人と弁護士、左が原告側。そして裁判官の真向かいに証人席。その後ろは傍聴人席。右の壁側に12人分の陪審員の席が並んでいました。

ここではどの席に座ってもいいというので、

 

 

090202_4.jpg私はまず陪審員席に座ってみました。少し高くなった陪審員席からは、被告人は目の前です。被告人の表情もよく見ることができそうです。

 

 

 

 

 

090202_5.jpg被告人席には何だか怖くて座ることができませんでしたが、恐れ多くも裁判官席に座ってみました。思わず「静粛に!」と叫んでしまいましたが、一番高い裁判官席からは法廷内がよく見渡せました。

 

 

 

 

1階は専ら見学用ですが、2階には現在使われている最高裁判所の法廷があります。ここでは今も数々の凶悪犯罪の裁判が行われています。中には入れませんが、ガラス越しに中を見ることができます。

ハワイ州最高裁判所の「ハワイ司法歴史センター」の見学は無料です。見学は月曜日から金曜日、朝9時から夕方4時までです。

 

 

カメハメハ大王の像の前にはたくさんの観光客がいましたがこの司法歴史センターの中はガラガラでした。日本の皆さん、ハワイの裁判所で陪審員体験をしてみるのはいかがですか?

 

 

(内容は放送時のものです)

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