現場にアタック
改正薬事法から半年、医薬品販売の現場は
薬事法の改正から6ヶ月。以前は店頭での買い方が変わった、ということをご紹介しましたが、実際にその影響は徐々に出始めているようで、第一類医薬品の売り上げは1割ほど減少しているそうです。ただ、第2類などの売り上げが伸びたこともあり、医薬品全体の売り上げは伸びていました。
一方で、改正されるということがわかったときから問題になっていた通信販売による医薬品の購入。これまでインターネットのショップなどで購入できていた医薬品の多くは、原則購入できないことになりました。これは厚生労働省が「リスクが高い」医薬品は「対面による販売」をしなければならないという事を定めたことによります。
実際にインターネット上で医薬品の販売を行っていた会社には大きな打撃となっていて、また、インターネットを使って購入していた人は買えなくなっていますから、利便性が大きく低下しました。そんななか、ケンコーコムはケンコーコム・シンガポールという会社を立ち上げ、海外からの個人輸入、という形でインターネットによる購入を可能にしました。
なんと、海外からの個人輸入という形であれば、条件付であるものの、日本の薬事法に縛られない購入が可能なのです。これは海外で病気になり処方された薬を継続して購入しなければならなくなったり、海外の渡航者が自国の医薬品を持って日本に来ることを考慮しているのですが、この法の網をくぐって、通常日本では処方なしに購入できない薬の販売も実際に行われています。
しかし、海外から購入という形がスタンダードになっていくと、安全な薬と危険性の高い薬が同じような方法で購入できるようになってしまい、厚生労働省が目指していた方向とは別の方向に進んでいく危険性を孕んでいる気がしています。安全、ということも大切かもしれませんが、時代に応じた利便性、というのもちゃんと考えていかないといけないのではないでしょうか。
担当:宮澤日出海
インターネットで何でも計算、できます。
最近インターネットの世界では「クラウドコンピューティング」という言葉がよく使われます。WindowsやMac、今度出る予定のグーグルのクロームOSなど、所謂基本ソフトに依存することなく利用できるのが特徴で、Webメールからワードプロセッサ・表計算など、さまざまなサービスがインターネット上で受けられるようになりました。
そんな中、こんなサービスまでインターネットで利用できるのかとちょっと感動したサイトを見つけましたので、ご紹介しようと思います。
サイトの名称は「keisan」。その名のとおり、計算をしてくれるサイトなんです。何がすごいかというと、まず1つ目として、これまで専門的な計算というのは、関数電卓や、パソコンで動く専用ソフトが必要でした。これがインターネットで動く上、450近くの種類が用意されています。そして2つ目として、これだけではなく、「生活編」として、例えばローンの計算、BMIの計算、こよみの計算など、およそ170種類の生活に関連している計算が用意されていて、一般の人も十分に面白いと思える、また利用できるサイトになっているんです。これが無料で使用できる。しかも、あの計算機メーカー、CASIOが作っていたことが判明しました。
ちなみに今のサイトで人気となっているのは、九星カレンダーと三角形に関係した計算。電卓を叩いても答えは出ますが、このサイトでは非常に多くのパターンで三角形の計算が網羅され、それぞれのパターンで数個のマスに数値を入れるだけで答えが出てきます。こういった内容も、これまでなかなかありませんでした。
個人的には中身がブラックボックスのまま使い続けるのはちょっと・・・という感がありますが、きっかけとなって計算に興味を持ってくれるようなら、このサービスはアリだと思います。
担当:宮澤日出海
日本のファミレスの草分け「すかいらーく」最後の1店
担当:近堂かおり
今朝は埼玉県の川口市にある「すかいらーく川口新郷店」の前から中継しました。こちらは、店舗のリストラを進めているすかいらーくの最後の1店。日本で最初のファミリーレストランといわれている「すかいらーく」が、10月29日でついになくなります。
1980年代から90年代初めにかけて日本全国に広がったファミレスも、「家族団らん」の崩壊とともに家族の外食の場所としては選ばれなってしまいました。
「かつてファミレスは今より高級で、そよにない料理、例えば子牛のシチュー、ハンバーグシュリンプなどを次々に提供していました。それがいつしか「価格」を武器にするようになって、魅力的な商品が生まれなくなり、サービスが簡略化され、店が荒れてしまいました。その結果ファミリーが回転寿司や居酒屋に目を向けるようになったんです」(「日経レストラン」編集長・高柳正盛さん)
すかいらーくの皆さんはさぞ残念だろうと伺ってみると、意外にも淡々としたご様子。
「すかいらーくは創業40年の間に100以上の業態を作ってきていて、開発してはまた作り...ということは頻繁に起こるので、創業ブランドではありますがそれほど重々しく構えていないんです」
(株式会社すかいらーく社長室長・鈴木誠さん)
実はすかいらーくグループでは、すかいらーくの店舗数がピークを迎えた1993年に、もっと安い「ガスト」への転換を図っていた! ですからマスコミが騒ぐほど「すかいらーく」の名前が消えることについて感慨は持ていないそうです。
私は学生時代、夜中まで遊んで、行くところがなくなると、よくファミレスに入って時間をつぶしたものです。「すかいらーく」にもずいぶんおせわになったので、なくなる日がくるなんで考えたこともなかったのに...。
というわけで「すかいらーく」最後の日となる明日も特別なセレモニーなどは一切予定なし!
ちなみに看板に描かれているおなじみのマスコットは「ひばり」だったって、ご存じでした?
「2010年版手帳」のトレンドは何!?
今朝は、店頭に並び始めた「2010年版手帳」の話題。
最近、雑誌などの特集も目に付きますが、とにかく品数が多い。
そこで、売れ筋、トレンドはどうなっているのか、調べました。
◎まず、売れ筋
取材したのは渋谷ロフト。
ここの手帳売り場、品揃えは同種色違いを含めると
約4000種類と手帳激戦区・渋谷でも最大規模。
渋谷ロフト文具責任者・小山さんに伺いました。
★売れ筋といえば・・・「ほぼ日手帳2010」(5年連続第一位の定番)
★2010年といえば・・・マグネットタイプ(2,3年前に出始め、今年ブレイク!?)
この他、「閉じ手帳」関連商品も人気。
★「クリップルーラー」(手帳をはさめる定規)
★「テン・ミニッツ」(スケジュールふせん)
いまや年間1億冊程度が生産・出荷されるという手帳市場。
不況知らずで、渋谷ロフトも9月は前年120%の売り上げ。そして、その売り上げを支えるのが、「カジュアルダイアリー」と呼ばれるジャンルで、昨年はなんと日本一売り上げたそう。
◎2010年版手帳のトレンドとは!?
「2010年版の手帳トレンド」を発表した日本能率協会マネジメントセンターを取材。
手帳トレンドを統括する二宮さんによると、
2010年キーワードは
①ボーダーレスの中で起きている複雑な手帳選び
②「自分仕様」を楽しむ手帳周辺ツールが増加
③若い世代の手帳サイズはA6サイズが主流
④手帳活用の悩みは"様々な使い分け"
キーワードの背景にあるのは、女性の使い方がビジネス界に入ってきて出て来た
プライベート重視という傾向。今や手帳市場を牽引するのは女性。
これにより。カジュアル手帳メーカーはより中身は充実、一方、ビジネス手帳メーカーも
外見を充実させ、両方の軸が真ん中に歩み寄る現象が起きている。
◎最後に、
とにかく、中身充実、外見充実な手帳が市場に溢れているのが2010年。
そこで、逆の流れとして、シンプルな商品にも関心が集まっている。
渋谷ロフト・小山さんいわく、"影のヒット商品"というのが、
★カバーノート【SYSTEMIC】(コクヨ)
これは、キャンパスノートなど2冊を収容できるシンプルな作りの手帳カバー。
渋谷ロフトでは、現在も品薄となるほど人気だそう。
なぜ、今ハイボール? 人気の裏側を調べてみた
担当:白井京子
最近、ウイスキーをソーダで割った「ハイボール」が若い人に人気なんだそうです。実は、売り上げがずっと下がってきた国産ウイスキー市場も、昨年から今年にかけて販売実績が順調に上向いているんだそうです。
そこで、なぜ、ハイボールが人気になったのか探ってきました。ハイボール人気の一端を担ったのが、サントリーの角瓶というウイスキーブランド。
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まず、お話しを伺ったのはサントリーのウイスキー部・奈良匠(なら・たくみ)さん。奈良さんは、ハイボールを推し進めたきっかけを、「元々、ウイスキーの文化というモノが25年間、ダウントレンドしてきたんですけど、どうにかして、やっぱり復活したいなという思いはありまして、目をつけたのがハイボール。それこそ、1950年代からあった飲み方なんですけど、我々が消費者に調べたところ、若い人にとって認知率が低くて、ハイボールという飲み方は知らないと、逆に斬新で新しい飲み物として受けたのではないか」と話します。
ご存じの通り、サントリーは元々ウイスキーの会社。少しでもウイスキーの復権を求めた。
その復権の起爆剤には、女優の小雪さんが出演しているCMの反響が大きいようだが、いくら影響が大きいとはいえ、CMだけではこうまで人気は出ないですよね。そこで、こういった大きなマス広告を打つ一方で、実際にハイボールが飲めるお店が無ければ、意味がないので、去年1万5千店から、今年8月末までに4万5千店まで飲める店を増やした。
そして、ハイボール人気の先駆けとなったのは、ハイボールタワー。どういうモノかというと、サントリー奈良さんは、「去年から角ハイボールタワーと呼んでいるのですが、ハイボールが一緒になって出てくると、しかも炭酸のガス圧が強いモノが出せる機械を開発しまして、実際にそこの店が若い人に受けて、とっかかりになって、ブームになっている。これはグルメ事業がウイスキーを目立たせようと、飲みやすいものを作ろうと開発しました」と、言います。![]()
ビールサーバーみたいに、ハイボールがそのまま出てくることで、誰でも同じ味で作れるし、初めから冷えて炭酸が混ざっているので、ハンドメイドでは作れないハイボールが作れるんだそうです。 (これがハイボールタワー→)
それと、ポイントは「ジョッキ」でハイボールを提供したこと。サントリーの社内ではジョッキでウイスキーを飲むのはどうなのかと、反対の意見も出たようですが、これが功を奏したようです。
つまり、ジョッキで出すことによってカジュアルに飲めることを狙った。実際に、お店でハイボールを飲む若いお客さんに聞くと、その事も実感できました。
ウイスキーをバーでおしゃれに飲むと言うより、居酒屋で気軽に飲むことの出来るものへ転換したのが評価されたようです。それと、面白いのがお客さんの声を聞くと、サーバーから出てくるからか、
ハイボールをウイスキーのソーダ割りとあんまり認識していない。
なんと言っても、ブームは一過性のものだから、次はいかに安定させるかが難しいですよね。
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●ハイボールタワーのあるお店
マル吟 東京都中央区銀座7-1 銀座コリドー通り105 03-3571-8989
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