現場にアタック
遺言書を書いてみよう
文房具で有名なコクヨが、ちょっと変わった商品を発売しました。その名も「遺言書キット」。自分で遺言書を書くために必要な用紙や封筒に加え、書き方の手引き「遺言書虎の巻」がセットになっています。これまで日本では、親の遺産を長男が継ぐことが半ば常識ととらえられていたので、「遺言書」というと、よほどの資産家か、モメている家族に遺されたものとしてのイメージが強く、遺言書を書くことに抵抗のある人が殆どでした。
ちなみに遺言書は15歳を越えると法的な効力をもつもので、1回限りでなく何度も書き直しがききます。また、遺言書を遺す事によって、自身の死後、相続人が遺産分割協議という非常に大変な作業をすることなく相続させることも可能です。とはいえ、どのように書いたら有効な遺言書となるのか、わかりやすい書き方の本も多数出ていても、なかなか自分にあった事例、特にごく普通の家庭の例があまり多くなく、参考にし難いのが現状。そこで、遺言書虎の巻は3つの事例をとりあげ、わかりやすく、法的にも問題のないように遺言書の書き方の解説をしています。
遺言書には大きく分けて2種類あり、今回のコクヨの遺言書キットは「自筆証書遺言」と呼ばれるもの。これとは別に「公正証書遺言」というものもあります。自筆証書遺言はその名の通り、書面が全て手書きで、項目に抜けがあってはならないものですが、遺言の執行にはあまりお金を裂かなくてすみます。公正証書遺言は紛失などのトラブルを避けることができる一方で、その作成と保管・執行までを行うため費用がそこそこかかってしまいます。
先でも少し触れましたが、遺言書を書くメリットはいろいろとあります。書かないことによるメリットはあまりありません。また、常に新しい日付の遺言書が優先されますから、何か気持ちの変化が起きたらその時に書き直せばその遺言書が適用されます。ですから、今だと遺言書を書く時期が早いかな、と敬遠することはないのです。
まずはこのようなキットを入り口として、自筆による遺言書を書いてみませんか?
担当:宮澤日出海
金曜日恒例・サラリーマンの声
担当:近堂かおり
東国原知事の発言を受けて・・・
「計算高い男」と「計算高い女」、どっちがよりツワモノなのか??
お父さんたちに伺いました!
人気殺到だったはずの日食ツアーが不人気?
担当:近堂かおり
7月22日の皆既日食まであとひと月。今年1月7日の放送では「皆既日食観測ツアーに応募が殺到して、鹿児島の離島は大変なことになっている」とお伝えした。
ところが、思わずわが目を疑うニュース記事が。
「日食ツアーまだ余裕」(読売新聞)、
「日食ツアー当て外れ」(朝日新聞)、
「奄美観測ツアー低調」(南日本新聞)。
話が違うじゃありませんか。一体どういうこと?
奄美市役所の日食ツアープロジェクト担当、重久春光さんの話。
「宿泊施設は満杯だが臨時テントサイトは集まりが悪い。テント2600人分に対して現在予約が入っているのは約1000人」
人気がない理由は、テント宿泊コースの代金。
新聞記事には「過酷なテント生活になるのにもかかわらず、平均で十数万円」。
それはちょっと高い気もします。奄美のテント生活が本当に「過酷」なら。
「過酷」というのは、広辞苑によると「並外れてむごいこと」。そんなむごい夏を奄美の人たちは毎年迎えているの?
奄美大島にある鹿児島地方気象台・名瀬測候所、天羽達さんの話。
「7月22日の平均気温は28.5℃。最高気温は平年で32.0℃、最低気温は平年で25.6℃。最高気温はそれほど高くないが最低気温がなかなか下がらない。湿度は7月下旬の平均で78%。やはり蒸し暑い」
暑さに慣れているはずの現地の測候所の方がそう感じるなら、関東の人はどう感じるのか?
毎年7月下旬、大勢の子供たちを連れて奄美大島の無人島でテントキャンプをしている練馬区のNPO法人「自然体験活動支援センター」高橋巨樹さんの話。
「奄美は夜は風通しもいいので寝苦しいことはないが、朝5時くらいから炎天下でテントの中にはいられない。子供たちは這い出してくる。日差しが全く違う。ケアをしないとやけどするような、水ぶくれになる子もいる。とにかく肌が痛いくらい暑い」
過酷なことは過酷だけど、天羽さんが言っていた暑さとは違うみたい。じゃあ、本当のところ奄美の夏はどんななの? やはり生まれも育ちも奄美という方に聞くのが一番(測候所の天羽さんは徳島県出身)。実は、奄美市役所の重久さんは生まれも育ちも奄美。その重久さんによると、奄美の夏は
「カラッとしている」。ええっ?! そうなの?
みんな言ってることが違うじゃない! 結局、奄美の夏を、蒸し暑いと思うか、痛いと思うか、カラッとしていると思うかは、体験した人次第。
でも、「テント生活は過酷」と聞いただけで奄美行きを断念するのはもったいない気も。「せっかく一生に一度遭遇するかどうかという天体のショーを見るなら、自然と一体となって、太陽に合わせて過ごしてもいいと思いますよ」(アウトドアショップSWEN三島店、岡本正樹店長)。皆さんはどうです?
離着陸時のトイレ使用、JALが禁止へ
今朝は、この夏休みシーズンから日本航空のトイレ使用ルールが変わるという話題。
どう変わるかというと・・・
離陸後3分、着陸前8分の11分間(航空業界で通称"クリティカル・イレブン")を含む
一定時間帯について、トイレが使用禁止になる。
今まではトイレ使用ができた?・・・
海外の大半の会社、国内の全日空などはvのトイレ使用を原則禁止。
ただ、日本航空については「サービスの一環」という形で、認めるケースも。
なぜルールを変える?・・・
問題は、離着陸間際のトイレ使用があまりにも多い事。
日本航空では、乗客がトイレに行きたいと申し出た場合、
その都度、客室乗務員が機長に判断を仰いで認める事になるが、
「トイレ許可」のやり取りが機長の作業の妨げになるケースも。
そこで安全重視の為、
トイレ使用制限を厳格化する事になった。
でも・・・
なぜか困る時に限ってトイレに行きたくなるもの。
あれはなぜなのか。
「なぜ本屋さんでトイレに行きたくなるのか」の
著者・高橋恭一さんに聞いてみた。
「心理学の有名な実験にアメリカのウェグナーという人が行った『白熊実験』というのがある。
これは、5分間白熊だけは絶対に考えないで、というと被験者はどうしても白熊の事が頭から
離れないというもの。これとトイレの状況は似ている。」
JALはトイレ使用制限を厳格化した後、
事前のアナウンスで積極的に注意を呼びかけるらしい。
「今のうちにトイレに行ってくださ〜い」「離着陸時はトイレが使えません」と
度々聞かされると、逆に、余計トイレに行きたくなってしまいそうな気も。
サンガクレンケーってなに?
★最近よく耳にするこの「産学連携」という言葉。これは大学と企業が共同研究して、成果を出すことを指します。今日は、産学連携とはよく聞くけど、その中身は一体何なんだろう、ということを紹介します。
★お話を伺ったのは(簡単に言うと)光の屈折の研究をしている山田教授。山田教授は成功例として、大手化粧品会社・資生堂との共同研究の例を教えてくれました。
★太陽光というのは、肌表面で反射するだけではなく、肌の中にも入り込んできます。そして、皮膚の内側で光が乱反射して外に出てくるそうですが、この時、すべての光が出てこれるわけではないんだとか。そこで山田教授は、肌の中を光がどのように通るかという解析を行いました。山田教授のデータを元に、資生堂さんは、肌の中から外に出てこれていない光を取り出せる化粧粒子を開発。商品化まで結びつけました。実にありがたい・・・。
★ところが、芝浦工大さんでも、こういった例はまだまだ少ないそう。大学経営というビジネスではいま、少子化で学生数確保が難しくなってきていて、定員割れをしている大学も多いといいます。さらに不況で、受験者が受験校を絞りこんで受けていることから、受験料という収入も減ってきていて、厳しい現状です。
★その中で、学生さんが納める授業料は、学生さんに還元しないといけないし、学問の質が低下する。そこで、教授の研究費用は外部から調達したいというのが本音なんだそう。もちろん産学連携によって、大学の持つ特許や技術が世にでるのでアピールにもなるし、ブランドの構築になる。その一方で、研究費の調達というメリットもあるようです。まさに厳しい状況の大学ビジネスならではの事情です。
★最近、よく聞く「産学連携」。大学側にも色々うま味がありますが、これを成功させられるかに、大学の存続がかかっているようですね。
-backnumber-