現場にアタック

2013年08月08日(木)

担当:中島彩

 

きょうは、ちょっと気になる職場事情のお話です。
最近、「面白い」というか「ちょっと切ない?」調査結果が発表されました。
日本生産性本部 武者美喜子さんのお話。


管理職の9割が「部下の育成につながるから叱る」と答えたのに対し、
部下は6割が「叱られるとやる気を失う」という結果が出たんです。

 

この調査は先月末に発表されたもので、上司は課長クラスが300人、
部下は20代~30代の一般社員540人にアンケートをとった結果です。
部下は、私も含まれますが、いわゆる「ゆとり世代」なんです。
そこで、本当に意識にズレがあるのか、不思議に思い調べてきました。
すると、今、上司向けにこんな講座ができているんです。
NPO法人マザーズサポーター協会 喜田菜穂子さんのお話。

 

ゆとり世代というと語弊があるかもしれないが、3~4年、叱り方がわからない。
だから、悪い叱り方・良い叱り方をやっていただく体験型セミナーをしている。
その後、筆記テストで合格しましたら「叱り方名人」となってます。


 

私も、そんなセミナーで、私たち20代が変わるかな、と
確かに腑に落ちない点が多かったです。
喜田さんは、褒めて怒る、相手の観察をすると
良い叱り方だというんですが、
そんなに簡単にセミナーで解決するとは思わないんです。


そこで、実際に街の上司と部下の皆さんに実態を聞いてみました。
まずは街の上司の方々が、今、どんな場面で叱っているのか、聞いてきました。

 

歩きながらスマホやる、突然立ち止まる、どこでもやってる
叱るっていうよりも、間違いですから、とくに若い人は多いかもしれない
あれ、それのどこが悪いんですかみたいな子が・・・今ネット社会。スマホで何か求めたり、目の前でもメールしたり、
携帯がきたり世代間ギャップがあるので、相手がどう思うかわからないが、
怒ると逆切れする。難しいですね・・・

仕事終わればすぐ帰る。自分がどうしたいかが先。多いですよ辞めちゃいます。

 

上司の方々はみなさん、
「怒ると部下は、謝るが、ふてくされる」と悩んでいるようで、
どうやら調査結果はウソではなさそうでした。
それでは、部下側の事情はどうなのか、街で聞いてみました。


ちょこちょこありました。・・・なんでだろうって、  
上司も仕方ないですよね。大変なんじゃないですか・・・

遅刻で怒られました。でも、その会社辞めちゃいました。

 

怒れば辞めてしまうし、中には逆切れする部下も出てきます。
さらに最近は、ゆとり世代の扱いづらさに加え、
パワハラなどの社会問題もあって、困っている上司は多い印象でした。
やっぱりそれならセミナーで簡単に解決なんかしないのでは、
と思い、もう少し調べてみると、こんな意見もありました。
上司と部下の関係を調べている、
株式会社らしさラボの伊庭正康さんのお話。


あんまり僕はよくないと思います。
結局は部下を合理的に結びつかなければいけないので違いのポイントは1つ。
彼らの納得感にリーチさせること。
間違ったときに「やっちゃだめじゃないか」と言うと萎縮する。
そこに1度「なぜそのたくらみを考えたの」とか「どうしたい?」と
その人の意思を確認することで、彼らは火がつく
やっぱり相手の納得感を持たせることができれば「厳しいこと」がいえますので
全然こわくない。むしろやりやすい世代。


伊庭さんのもとにも相談がきていて、
最近の話では、営業先で部下が「ぶっちゃけこうですよね」と、
取引先に話しかけて叱ったという上司がいました。
上司が「そんな言葉つかうな」と叱ると、
「失礼だったんですか?」とひょうひょうとしていたそう。


伊庭さんは、ゆとり世代は「聞いてもらえればやる気が出る」という主張です。
今後どうすればいいか?を聞き出せばその後はいつも通り叱っても大丈夫と。

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