現場にアタック

2012年12月19日(水)

担当  山崎景子

 

風邪やインフルエンザ、ノロウィルスなどでこの時期病院にかかる人も多いと思います。

病院に行くと嫌なのが「待ち時間」。にイライラすることも多い!
そこで待ち時間対策に乗り出す病院が出ています。
がん研究会有明病院・総務部長の近藤進さんにどんな取り組みをしているか聞きました。

 

 

 ●タリーズさんが入っている。まず患者さんがお待ちいただくときに少しでも
  和んでいただいてこういうコーヒーショップを入れるようにしました。
 ●病院なので病気の方、病気の疑いの方ということで精神的にも不安定な方が
  いらっしゃいますのでそういったときにコーヒーを飲んで頂いたりとか
  その時間を極度の緊張をされずにお待ちいただくようなことで好評いただいております

 

 

病院のなかにあるのはカフェチェーンのタリーズ。
現在、大手カフェチェーンの病院内の店舗は100近く。
その数をさらに増やそうとしている。

病院職員や見舞い客も使うそうですが、主に外来患者の「待ち時間」で使われるそうです。
有明病院では3年前に導入。それまではコンビニや自販機ぐらいのものだったが
タリーズが入ってからは患者の反応も上々で、今月は相当な混みようだとか。
患者は待合室で待つよりもカフェで待つことで気がまぎれ、
病院は患者のイライラを軽くしつつ、家賃収入も期待できます。

カフェは病院の中でどう「待ち時間」を過ごすかの話でしたが、
病院の中で待たなくていい」システムを開発した企業が出てきました。
アウェイクコンピューターの砂川ひとしさんのお話です。

 

 


  「いま何番?」というシステムです。受付で自分の番号をもらうと
  今診察中の番号が携帯などでいつでも外から確認できます。
  ですから自分の順番がもう少しで回ってくるということがわかるので、
  たとえば外で仕事をしたり休んだりして、
  自分の順番が回ってきたら再びその病院に戻るということができる。
  ●患者のほうからストレスが緩和されると聞いている。
  また、病院側からは待ちのストレスで患者が怒り出したりとか、
  病院から指定した時間よりも遅れた場合に怒ることあるが、
  これは患者さんが自分で見てこられるのでそういったトラブルが
  なくなったということは言っていた。

 

 


自分の順番が外にいてもわかる!下手したら家が近かったら、家で待つことも可能!
病院でもらう受付番号用紙にはQRコードが載っていて、それを携帯電話で
読み込むと、いま診察を受けている人が何番で自分まで何番かがわかるシステム。
医者が診察が終わるたびにボタンを押すと携帯サイトの数字が更新される仕組み。
現在このシステムは小平市の5つのクリニックで導入されていて、
実質お金が掛かるのは病院だけで、といっても安く、
初期費用1万円で月々1万円とリーズナブル。

さらにNTTドコモと東大病院がある画期的なシステムを開発したそうです。
一体どんなものなのか、NTTドコモの大前浩司さんに伺いました。

 


  ●本システムは患者が病院に着かずとも携帯電話で診察の受付を済ますことができ、
  診察の進み具合を確認することができる。進み具合を確認することができるので
  病院内外の喫茶店などで待ち時間を有効に過ごせるというシステムです。
  ●病院から1.4キロ圏内に入った場合「現在の位置から受付が可能です」という
  メッセージが来る。その後診察の進み具合としては「現在14時半の患者まで
  呼ばれています」といった情報が入ります。自分が15時の予約を持っていたとして、
  「14時半の患者まで呼ばれました」と情報が来るとあと30分で
  呼ばれるということがわかることになります。

 

 


受付から診察を受けるまで、全部携帯電話でできてしまうんです。
コレは予約診療の病院に限るんですが、、予約をしていて、病院の最寄り駅近づいた場合
(1.4キロというのは東大病院の各路線の最寄り駅圏内)
携帯が作動し受付ができる。そして順番が近づくにしたがって
「今何時の予約の人が診察中です」メールが来て、
自分の順番になったらさらに「診察室へお入りください」メールが来る。
また、受診前日にもメールで「明日受診ですよ」と教えてくれるそうで、まさに至れり尽くせり。

実はこのシステム、今は運用していなくて、ドコモと東大病院は去年11月から今年6月まで
実証実験を行ったんです。
利用者からは「いちいち待ち時間を聞かなくて助かった」
「いつ呼び出されるかがわかるので、トイレに安心して行けた」との声があったそう。
来年の春から導入予定だそうですが、、、

実はこのシステムは診療だけでなくこんな待ち時間対策にも
対応できるそうなんです。再び大前さんです。

  

 

  ●診察の後は診療費の支払いをしなくてはいけませんが「診療費の支払いが
  可能になりました。診療費を支払いに来てください」という旨のメッセージが
  届きます。
  ●支払い待ちが20分、30分それ以上になることもありますが、その場合も近所の
  本屋や喫茶店でも時間をつぶすことができます。


 病院の待ち時間解消の救世主となるか注目!

一覧へ戻る

ページトップへ