現場にアタック

2012年10月29日(月)

担当:白井京子

 

今日は都内にあるパン屋さんに「世界初の最新技術が導入された!」

というお話です。先月、世界初の技術が導入されたのは西国分寺駅の

駅ナカにあるベーカリーチェーン・ドンクnonowa西国分寺店なんですが

どんな世界初の技術が導入されているのか??

株式会社ドンクの中土忠さんにお話を伺いました。

 

 

レジがパンを見て値段を識別する装置。レジにパンを置くとカメラが

識別して価格を表示する。秒数はコンマ何秒でシャッターきるくらい。

リテールベーカリーのレジスタイルは30年間変わらず変化はなかった。

お客様の待ち時間をどう解決していくかがポイントだった。

 

 

世界で初めて導入されたパン画像識別システムはパンを作る為の

技術ではなくレジでの待ち時間を短縮する為のもので、

兵庫県のシステム開発会社が開発したんですが、

特殊なトレイに乗せたパンをレジに置くだけで

レジの上に設置されたカメラが形や色などから瞬時に

パンの種類や数を識別して値段も表示してくれるという優れもの。

似たような形のパンも(具材やゴマ等)人が目で見て判るようにすれば

認識してくれますので(イライラする)レジ待ち時間の解消に繋がる。

という事なんですがシステムの導入には

実はこんな目的もあるようなんです。再び中土さんのお話です。

 

 

 

今まではレシートに名前と金額が出てるが難しい名前のパンだと後で

確認のしようが無い。今回はモニターにパンと価格を表示して間違いが

なければ決済で販売員もお客さんも確認の上でお金のやり取り出来る。

あとは新しい販売員でも沢山の商品を覚えなくても仕事が始められる。

今までは仕事に入る前に商品を覚えてもらう所からだった。

 

 

実際にパン画像認識システムを導入したお店を見に行ったんですが、

値段が瞬時に出るので、店員さんは袋詰めを、

お客さんは画面に瞬時に表示された金額を払う準備ができるので、

レジの流れはかなりスムーズでした。

やはり焼きたてのパンを売るお店ではパンにバーコードを付ける訳にも

いかないですしビニールなどで包んでしまうと新鮮さがなくなり

(味気ないからか)売り上げに影響が出てしまう。(値段一律も難しい)

ですからレジに立つにはおよそ100種類あるパンの種類や値段を

憶えなければならず、新人さんやバイトさんを即戦力にするには

ハードルが高くパン屋業界の悩みの種だったようなんです。

私もはっきり言って100種類のパンを憶える自身は、、、ありません。

そんなパン屋ならではの悩みを解消できないかと街のパン屋さんから

画像認識システムを開発しているブレインに相談があり

およそ3年掛けて完成したのがパン画像認識システムなんですが

ブレインの開発部長・多鹿一良さんにお話を伺うと

今回のパン画像認識システム。どうも私より利口かも??しれないです。

    

 

1番最初はマスター登録が必要だが新作や季節物の商品でも学習させて

次に新しいパンを識別する機能も付いている。例えばコーンパンを

何回かカメラで撮影しながら教えると次にはこれはコーンパンと

識別し販売するうちに学習して賢くなる。

 

 

新しいパンを売り出す場合でもシステムが学習て、

現時点でも200~300種類ぐらいは認識する力があるそうで

人間顔負け。今後パン屋さんのレジ待ちが解消されるだけでなく

レジでの会計自体を大きく変えられないかと多鹿さんは話していました。

    

今はパンに特化していて今後実験が必要だが形と色があれば

大概の物は識別できるのでセルフレジで果物を買った時に識別・清算も考えられる。

コストを抑える為にどこのお店も苦労してるので助けになればと。

今は想像出来ないがレジのスタイル自体が変わるかもしれない。。

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