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2016年5月20日(塚越健司スピンオフ予告編)「私のルーティーンを問い直す」

「私のルーティーンを問い直す」Part0(予告編)

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おはようからこんばんはまで。塚越健司です。
私と久保田ディレクターが不定期で配信している文化系トークラジオLife塚越健司スピンオフ。

今回のテーマは「私のルーティーンを問い直す」です。
日常生活の中でルーティーン化=習慣化していることってありますよね。朝起きた後の歯ブラシや、通勤・通学の道など、僕らは無意識にルーティーン化された日常を生きています。哲学者ヒュームが言うように、私達の生活行動のほとんどはルーティーン化され、意識せずに行っているものです。

でも、いつもの帰り道をわざと変えてみたくなる時ってありますよね。すると普段の道とは違った体験があり、ちょっと得した気分になる。ルーティーンに慣れると人はそれに飽きてしまうんですよね。でも、いつも違う道を歩くなんて面倒だし、違う道を毎日歩けばその道こそがルーティーンになって、また別の道を探し求めることになる。いつも同じだと合理的で楽なのに、いつも同じじゃ嫌になる。人間って、本当にめんどうにできてると思いませんか?僕はそう思います。

無意識に行うルーティーンの一方、それを意識的に見直すことでより良いルーティーンをつくりあげようとする人もいます。ラグビーの五郎丸選手で有名になった意味での「ルーティーン」はその好例です。自ら意識的に行動を習慣化する、いわば「意識的にルーティーンをつくる」行為です。僕達の生活でも、人知れず自分だけが実践している儀式のようなものってないですか?

仕事や学生生活でルーティーンを意識的に取り入れている人も多いと思います。例えば会社の人事異動で違う部署に配属された時。まずは作業に慣れ、体で覚えて仕事をルーティーン化する必要がありますよね。「明日は会議」とか「これから書類作り」とか考えないでも、動けるようになると仕事ってだいぶ楽になります。でも、ずっと同じことの繰り返しだと新しいことは生み出し辛い。一度、自分で創りあげたルーティーンから逃げる、壊す必要にせまられることって結構あります。皆さんも仕事や学校、家庭の中で実感することがあるんじゃないでしょうか。

ところで、なぜ人はルーティーンに頼るのでしょうか?もちろん、ルーティーンは人を合理的にしてくれるし、習慣の力は絶大だ、なんていう自己啓発本も本屋に行けば山程あります。でもそれって要するに、自分で考えることを外部=習慣によって処理させていることじゃないでしょうか。生きていれば必要なルーティーンもあるけど、僕らは気づけば生きていく上で重要なことをルーティーンに任せてしまっていないでしょうか?僕はそう思って、朝起きて一番にしてたスマホいじりをやめて他のことをしています(それでも時々しちゃう意志の弱さがあるのですが...)。

無意識に行っているルーティーンもあれば、意識的に行うルーティーンもあります。生きるのに必要なルーティーンや、逆に自分の意志の力を害するルーティーンもある。ルーティーンって、実は複雑な言葉なんです。以前、Life本編で僕は「人間がゾンビ化している」と叫んだのですが、今回はこの問題にもっと迫って行きたいと思います。

今回も皆様から質問を募集します。テーマは
「あなたが意識的に行っているルーティーン、無意識に行っているルーティーンを教えて下さい」

です。もちろんどちらか一方でも構いません。こういうルーティーンをすることで仕事の効率が上がっているとか、ルーティーン化されたことで損していると感じることなど、思ったことを送ってください。5月29日に収録予定なので、前日の28日かと29日当日の午前中までに送ってください。

メールアドレスは life@tbs.co.jp

よろしくお願いします!


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