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「文化系トークラジオ Life のやり方」


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2015年3月 アーカイブ

2015年3月 1日

2015年02月22日Part5「No Music, No Life?~音楽はいまどう聴かれているのか」

撮影:ササキミチヨ
studio3.JPG

「No Music, No Life?~音楽はいまどう聴かれているのか」Part5

※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

◯音楽と身体性、ダンスの関係
・「音楽いつも聞いています!」「B'zは絶対CD買います」(街録)
・Red Bullの差し入れありがとうございます(charlie)
 →RNもっちょさん、マシュマロさんよりいただきました(charlie)
・はっぴいえんどからはじまる日本語ロック(charlie)
・日本語ロックの本質はリズムと日本語の関係(charlie)
 →僕らがのれる自然なリズム、盆踊りや七五調、三三七拍子(charlie)
・今の音楽の聞き方で注目されるのは「身体がどう動くか」(佐々木)
・日本語は七五調ベース、舶来のリズムとあわないのは当たり前(佐々木)
 →ロックに合わない日本語を落とし込んだクリエイティビティ(佐々木)
・日本人的ではないリズムと、日本語、日本語の韻律(佐々木)
 →どうやって撚り合わせたのか、合わせずそのままきたのかの歴史(佐々木)
・身体が動く曲ならば邦楽洋楽問わない今(charlie)
・ヨーロッパ文化圏で音楽、酒、ダンスは重要なコンテンツ(リスナーメール)
 →踊り方がわからない日本人の文化的隔たり(リスナーメール)
・戦後の若者ユースカルチャーのはじまりはマンボ(速水)
 →マンボが日本で流行った理由は「非接触系ダンス」(速水)
・新橋の歌謡曲バーで見た踊れない日本人の状況(速水・常見)
 →同じコンテンツを共有している連帯感が生まれた瞬間に踊る(速水)
 →皆が踊れば踊れるけれど、ひとりだと踊れない日本人(佐々木)
・西洋のダンスは自分が踊る(charlie)
 →日本人は全員で一体感があれば踊れる(佐々木)
・ウォークマンの登場、音楽を聞くことが個人での楽しみに変化(佐々木)
 →日本人は「踊れない」のではなく「踊らなくなった」(佐々木)
・歌謡酒場での踊っている人の接待感(西森)
・振り付けさえあれば心が無でもその場が成立(矢野)
・日本人の深さにあるブラックミュージック要素、相性の良さ(速水)
・歌謡曲はラテン(速水)
・黒人音楽のダンスは振り付けじゃない(charlie)
・ホールがオールスタンディングじゃなかった昔(永田)
・ダンスと社会性の問題(charlie)
 →決まった振付をするか、我を忘れて踊るかのどちらか(charlie)
・学園祭のディスコタイムで踊り方に戸惑った経験(常見)
・日本社会では動いている人は気持ち悪く見えて踊れない(charlie)
・「EDMはエレクトリック大合唱ミュージックだ!」(柴)
 →フェスでシンセのメロディを大合唱(柴)
・グローバルなリズム(charlie)
 →洋楽曲にも入ってきたWow Wowパート(柴)
・EDMは日本語へのより合わせが必要だったのか(西森)
 →「EDMは最小公倍数的な音楽」(佐々木)
・世界規模で音楽が売れなくなっている(佐々木)
 →ある曲でできるかぎりたくさんの人の興味をひく必要性(佐々木)
・就職活動で気持ちを切り替えるためのスイッチソング(リスナーメール)

             text by Life助手;新井亜主美


※part4で話題に上がった『踊る昭和歌謡―リズムからみる大衆音楽』の
 著者、輪島裕介さんは3月2日(月)、3日(火)の「荻上チキ・Session-22」
 24時台に2夜連続でご出演予定です。

◯Lifeアーカイブ

2011/01/23「ニッポンの身体」
http://www.tbsradio.jp/life/20110123/

2008/07/20「方法としての体育会系」
http://www.tbsradio.jp/life/2008720/

◯参考URL

ベルギーのEDMフェス「TomorrowWorld 2014」公式PV
https://www.youtube.com/watch?v=gjcX9Fg5Jus

参考資料&選曲↓


このパートでかけた曲
●でんぱ組.inc "W.W.D II"(リスナーたまゆらさん選曲)

BGM↓
●Violent Femmes "American Music"
●The Roots Feat. Malik B. & Porn "In The Music"
●Tame Impala "Music To Walk Home By"
●Teenage Fanclub "Is This Music?"
●Lloyd Cole & The Commotions "Why I Love Country Music"
●The Pastels "Secret Music"

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2015年3月 2日

2015年02月22日Part6「No Music, No Life?~音楽はいまどう聴かれているのか」

撮影:ササキミチヨ
shibayagirayano.JPG
    柴那典さん        柳樂光隆さん         矢野利裕さん

「No Music, No Life?~音楽はいまどう聴かれているのか」Part6

※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

・菊地成孔「DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN」(DCPRG)(柳樂)
 →ライブで観客が皆違う踊りをしている(柳樂)
 →クラブジャズ系の盛り上がる曲だと揃う踊り(柳樂)
 →皆踊り方がわからない菊地成孔の曲(柳樂)
 →菊地成孔も踊るけれど誰も揃えない状況がいい(柳樂)
・アーティストという言葉の初出(矢野)
 →60年代のビートルズ解説には使われている(矢野)
・ビートルズ以前の62年史観(矢野)
・ビートルズはアルバム単位で聞かれるようになったきっかけ(矢野)
 →作品の作り方とアーティスト人格(矢野)
・世界観を聞かせる音楽(charlie)
・聞き手とのコミュニケーションをはじめたクラシック(charlie)
 →生存戦略が必要な状態(佐々木)
 →売れる音楽から何回も聞ける、聞きに行きたい音楽に(charlie)
・「聞く」という体験の変化(佐々木)
 →リピート視聴によって引き起こされる身体性の理想へのスイッチ(佐々木)
・主メロに合わせて押さないラブライブの音楽ゲーム(charlie)
 →バンドと同じ身体性を求められる(charlie)
 →プレイヤーは上手くなったがタメがなくなっている(柴)
・カラオケ番組が象徴する「正確さ」「ジャスト感」(柴・佐々木)
 →ジャスト感から外れたディアンジェロ(柳樂)
 →洋楽のプライオリティ感が高い(柴)
・超絶技巧だからこそズラせるマークジュリアナの演奏シーン(佐々木)
・2・4の手拍子リズム問題(charlie)
・大友良英さんのワークショップは「自然にズレて楽しい」(charlie)
・音楽に関して僕らは不自由だった(charlie)
 →もっと自由な音楽に関する体験がでてきたのかもしれない(charlie)
・次回放送は4/26(日)深夜25:00〜です

             text by Life助手;新井亜主美


◯Lifeアーカイブ

2009/07/26「バンドやろうぜ」
http://www.tbsradio.jp/life/20090726/

2011/01/23「ニッポンの身体」
http://www.tbsradio.jp/life/20110123/

◯参考URL
菊地成孔presents HOT HOUSE 恵比寿 <SAVOY BALL"liquid″ROOM>
http://www.liquidroom.net/schedule/20130222/13166/

参考資料&選曲↓

BGM↓
●VAGABOND c.p.a. & HARRY HOSONO Jr. "The Old Music Master"
●Robert Lester Folsom "Music And Dreams"
●スネオヘアー "headphone music"
●James Taylor "Music"
●Czecho No Republic "MUSIC"
●tofubeats Feat. 森高千里 "Don't Stop The Music"

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2015年3月 3日

2015年02月22日Part7(外伝1)「No Music, No Life?~音楽はいまどう聴かれているのか」

撮影:ササキミチヨ
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「No Music, No Life?~音楽はいまどう聴かれているのか」Part7

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◯パブリックな音楽に関する問題
・贔屓の音楽雑誌廃刊後、音楽の聞き方が変化(リスナーメール)
・音楽に入る前に雑誌で見てから入っていた時期(速水)
 →snoozer(2011年廃刊)、PATiPATi...廃刊した雑誌の思い出(西森・速水)
・インターネットは自分で検索できないと情報収集が難しい(charlie)
・vevoなど利用しないとプッシュされた音楽を聞くことがない(charlie)
・ランニングのときに聞くアイドルソング(リスナーメール)
・音楽再生装置のランニング対応、Bluetoothイヤホン(速水)
 →ランニングソングは走るペースにbpmを合わせて選曲(速水)
・アイドルソングのbpmはジョギングじゃなくて全力疾走(柴、速水)
・走る早さをbpmに合わせるか合わせないか問題(速水・柴・矢野)
・音楽は黙って座って聞け!から、身体性をもった世界へ(charlie)
・個人フィットネスと音楽(charlie)
 →コンディション調整で使われ始めたのはいつ?(charlie)
 →iPod、iPhone登場以降アーティストもiPod視聴を意識(柳樂)
 →iPodはCM自体がスポーツと共に聞くと撃ちだされたCM(柴)
・同人音楽の市民権(リスナーメール)
・デジタルオーディオプレイヤーの普及と技術進化(charlie)
 →マイセレクトプレイリスト作成が可能(charlie)
・パブリックな音楽、CM音楽と企業発信音楽問題(速水)
 →サウンドアイデンティティ、サウンドアイコン(charlie)
 →既存の曲を「◯◯の曲」としてしまう(charlie)
・スーパーマーケットのJ-POPカラオケBGM問題(柴)
・スムースジャズを聞いた学生に「喫茶店のBGM」と言われる(charlie)
・エレベーターミュージックの延長にスーパーマーケットミュージック(速水)
・デニーズはフェアメニューによってBGMを変化(矢野)
・おしゃれなカフェでBGM残念問題(矢野)
・Lifeのテーマソングがcharlie作曲と知らなかった!(リスナーメール)
・古着屋BGMを選曲、この曲何?と聞かれると嬉しかった(リスナーメール)
 →「困ったときはFrancfrancやVillage VanguardでCD買う」(リスナーメール)
・ネットラジオのBGM化(charlie)
 →曲が細分化されたカテゴリ分けされているAccuRadio(charlie)
 →Pandora Radio(柴)
 →好きな曲を入れると、それに似た曲を延々と流してくれる(柴)
 →ジャンルで区切らない(柴)
 →スタイル、音色、bpm、ムードなど音だけでカテゴライズ&タグ付け(柴)
・日本の曲のアーカイブ化はもっと細かい(柳樂)
 →市場の大きさの違いと日本の均質的な受け手(charlie・速水)
・90年代の橋本徹的世界がそのまま続かなかった問題(速水)
 →Village Vanguardの功罪(矢野)
・2000年代におしゃれ家具屋で働いていた経験(西森)
 →「おしゃれなものを提供できる人」≠「おしゃれな曲を選べる人」(西森)
・皆聞きたいものを探すのにバックグラウンド情報がたくさん必要か?(charlie)

※橋本徹さん...渋谷の「カフェ・アプレミディ」「アプレミディ・セレソン」店主。
「フリーソウル」ムーブメントを牽引した編集者/選曲家/DJ/プロデューサー

             text by Life助手;新井亜主美

◯Lifeアーカイブ

2011/06/26「グッときたレコメンド体験」
http://www.tbsradio.jp/life/20110626/

2014/10/26「フィジカルの逆襲」
http://www.tbsradio.jp/life/20141026/


◯参考URL

AccuRadio Online Radio Free Internet Radio Music Stations
http://www.accuradio.com/

Pandora Radio on the App Store on iTunes
https://itunes.apple.com/us/app/pandora-radio/id284035177?mt=8

Groove+ for YouTube -
Free Music & Personalized Playlists on iTunes
http://goo.gl/qk50D3

橋本徹のカフェ・アプレミディ/フリー・ソウル/サバービア HP
http://apres-midi.biz/

CGCジャパン CGCソング視聴ページ
(速水さんが言及されているスーパーのBGM)
http://www.cgcjapan.co.jp/song/

セブン-イレブン ジャパンHP
「2015年3月 店内BGMの曲目を教えてください」
(最近はデイドリーム・ビリーバー以外の曲もかかっているようです)
http://sej.okbiz.okwave.jp/faq/show/2163?category_id=21

参考資料↓

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2015年3月 4日

2015年02月22日Part8(外伝2) 「No Music, No Life?~音楽はいまどう聴かれているのか」

撮影:ササキミチヨ
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  永田夏来さん         西森路代さん             柴那典さん

「No Music, No Life?~音楽はいまどう聴かれているのか」Part8

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◯最近のウェブラジオ
・オーディオにハマる(リスナーメール)
・「どの曲を組み合わせたらどんな気分になるか」は機械が選択不可(charlie)
・SpotifyはAmazonおすすめリスト型(柴)
・Pandora radioは1曲ずつに音楽の専門家がパラメーターをつける(柴)
 →機械が選曲すると出てこない曲も人間のパラ付で出てくる可能性(charlie)
・橋本徹 vs. Pandoraの選曲対決がみてみたい(速水)
・FaRao(ウェブラジオ)(柴)
 →ユーザーがプレイリストにgood,badをつけ、ユーザーの好みを把握(柴)
 →Pandoraは誰も知らない良曲を個人の好みに応じて発掘するサービス(柴)
・人工知能の発達で人間作成プレイリストよりいいものを作れる可能性(charlie)
・流行など流動的に変異するものをおしゃれと認知できるのがおかしい(charlie)
 →誰かが推しているからいいと思う、根拠はない(速水)

◯何故レコードを買うのか
・レコードの魅力(リスナーメール)
・NYブルックリン偵察結果、8割がレコード(柴)
 →Spotifyにて視聴後、手元に置きたいお気に入り曲をアナログで購入(柴)
・聴き放題サービスによる「所有という感覚の変化」(柴)
 →曲のことを思い出すための物体としてのアナログレコード(柴)
・物体としてCDで音源を持っていないと不安(リスナーメール)
・フジロックのフィールド・オブ・ヘブンへ行く女性の音楽情報源は「友達」(永田)
 →「感性が合う人」タグが先にある、音楽の受け渡し方が変化(charlie)
・レコードを買う人はヒップな生活革命のような人と繋がっている(西森・柴)
 →世界的にレコードはおしゃれで意識高い人のアイコン(charlie)
・情報はあるが、物として持っていないと体験として困る(charlie)
 →日本では「握手券」(charlie)
・日本でCDを買う人が一番笑顔な場所、M3(同人即売音源イベント)(柴)
 →作者と対面でコミュニケーションがとれる、握手券といっしょ(柴)
・アメリカのヒップな生活革命的にM3を言うと(charlie)
 →「直接アーティストにお金を払える」(charlie)
・アメリカのおしゃれは「ヒップな生活革命でエココンシャス、ロハス」(charlie)
 →日本は積極的に音楽にお金を落としてない(charlie)
 →「おしゃれな人はこれを聞いている」がない(charlie)
・録音されたコンテンツは価値下落、コミュニケーションは価値上昇(柴)
 →売り手買い手は「一緒に手渡せること」にお金を払う(charlie)
・海外のおしゃれエココンシャスなものはポリティカルなもの(charlie)
 →日本はポリティカルではない、単なる趣味の話になりがち(charlie)
・NYでも東京でもインディーズでコンシャスなものがプッシュ(柴)
 →ピッチフォーク系(インディーロックを評価するアメリカのメディア)(柳樂)
・アーティスト負担が大きい(charlie)
 →里山の大きさを限るならばいいが、キャパオーバーしたら破綻する(charlie)
 →ゆりもどしがくるのは間違いない(charlie)

             text by Life助手;新井亜主美


◯Lifeアーカイブ
2014/06/22「里山ウェブの時代」
http://www.tbsradio.jp/life/20140622/

2012/02/26「好き好き大嫌い~アメリカ西海岸」
http://www.tbsradio.jp/life/20120226/

◯参考URL

Spotify : Music for everyone
https://www.spotify.com/

FaRao - iTunes Store
http://goo.gl/W234gW

KKBOX official site
(台湾のKKBOX Inc.社による定額制音楽配信サービス)
http://www.kkbox.com/jp/ja/index.html

M3 - 音系・メディアミックス同人即売会
http://www.m3net.jp/

Rough Trade NY
http://www.roughtrade.com/pages/nyc

ブルーボトルコーヒー
https://bluebottlecoffee.jp/

参考資料↓

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2015年3月 5日

2015年02月22日Part9(外伝3) 「No Music, No Life?~音楽はいまどう聴かれているのか」

撮影:ササキミチヨ
supermorimo.jpg charlie3.jpg
       スーパーモリノさん            charlie(鈴木謙介)

「No Music, No Life?~音楽はいまどう聴かれているのか」Part9

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◯いままでの内容をしっとり振り返り
・マキタ学級ベーシスト、構成作家のスーパーモリノさん登場
・ステージに立つ側としてのフェスの話(モリノ)
 →フェスはプロモーションの大きな場(モリノ)
 →観客、出演者、運営スタッフ、皆が得するためには時間厳守(モリノ)
 →時間厳守のためにセットリスト作成会議に時間を費やす(モリノ)
・「Jazz The New Chapter」昔からの音楽評論方法で洋楽だけを扱った本(柳樂)
 →コミュニケーションと音楽が寄りすぎていることに対して対抗意識の評論(速水)
・「Jazz The New Chapter」出版時、新しい洋楽を扱っている本がなかった(柳樂)
 →音楽批評が、音楽そのものを批評せず市場分析になっている(矢野)
 →文芸評論が社会学化した話(charlie、矢野)
 →昔ながらの音楽を聞いていることが前提ではない時代(矢野)
 →ネットの音楽記事に対して「音楽そのものを評論していない」という声(矢野)
 →「Jazz The New Chapter」は音楽について書いている懐かしさ(矢野)
・「音楽オモシロ読み物」「傷跡の物語」が書けたらOK(柴)
 →面白がり方を提案、アナリーゼとロキノンテイストの両方(柴)

◯最近の音楽事情「ここのこれを聞け」
・「The Birth of High Compression Pop」「過圧縮ポップの誕生」(柴)
 → 1曲の中に複数曲の要素が入っている(柴)
 →ミクスチャーロックからのヒャダイン的詰め込み(柴)
・日本の音楽におけるボーダレスなグローバル曲と、グローカル曲(charlie)
・90年代リスナー型ミュージック、曲の多様的要素がわかる聞き方(速水)
 →曲の要素が多様性ではなく圧縮に変化(速水)
 →ボーダレスな多様性の頂点はくるり(charlie)
・アメリカの音楽、根本にある政治性は変わっていない(速水)
・日本の音楽には政治性がない、かつてはあったがなくなってきた(charlie)
・趣味や好きなもので政治性を測れなくなってきた(charlie)

◯90年代からの邦楽の変化
・皆がわかる曲だけをかけつづけるイベントの広がり(柳樂)
・J-POPの2001~2002年、CDのピークアウト(柴)
・クラブでMISIAがかかった、機能性が打ち勝った瞬間(矢野)
・クラブで邦楽がかかることによるおしゃれコードの崩壊(charlie)
 →クラブでかけられるくらい邦楽のレベルがあがった(charlie)
・大きな転換点はハナレグミ(柳樂)
・「MISHAもTM Networkも好きだけどそこはなにか違う...」(矢野)
・tofubeatsがやろうとしていること(charlie)
 →日本のポップス歌謡曲の文脈を再解釈し今のポップスに落とし込む(charlie)
・90年代からの邦楽洋楽トラックの別進化(charlie)
 →90年代以降の洋楽邦楽の評価軸が違う(charlie)

             text by Life助手;新井亜主美


◯Lifeアーカイブ

2013/02/24「夜遊びのゆくえ」
http://www.tbsradio.jp/life/20130224/

2012/01/22「何のためのアーカイブ?」
http://www.tbsradio.jp/life/20120122/

2007/03/24 「Jの時代」
http://www.tbsradio.jp/life/20070324_j/


◯参考URL

柴那典さんのブログ 「日々の音色とことば」
http://shiba710.hateblo.jp/

The Birth of High Compression Pop Vol. 01 XAMOSCHi
(外伝3の中で柴さんが言及されている柴さんの海外連載記事)
http://xamoschi.com/2015/02/09/the-birth-of-high-compression-pop-v1/

柳樂光隆さんのブログ 「Uma Nuvem Se Aparece - 柳樂光隆のお仕事メモ」
http://blog.livedoor.jp/sonho_real/

マキタ学級 スーパーモリノさん(@super_morino) Twitter
https://twitter.com/super_morino

スーパーモリノさんのブログ「狂って着」より
「音楽は今どう聴かれているのか」
http://mrn.kanemouke.jp/?eid=1455217


参考資料↓

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2015年3月 8日

2015年02月22日放送後記動画 「No Music, No Life?~音楽はいまどう聴かれているのか」


出演:鈴木謙介(charlie)&長谷川裕プロデューサー(黒幕)

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