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「文化系トークラジオ Life のやり方」


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2015年1月 アーカイブ

2015年1月 1日

2014年12月28日Part2「文化系大忘年会2014」

撮影:会田邦秋
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        西森路代さん           津田大介さん

「文化系大忘年会2014」Part2

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◯今年のエンタメ芸能
・今年目立った音楽映画(リスナーメール)
・「イケメン」という売り方をしない俳優の活躍(西森)
 →2.5次元舞台の進化と盛り上がり、海外進出(西森)
・ドラマの作り方が変化、「MOZU」のヒット(松谷)
・乃木坂46中元日芽香さんのひめたんビームを...(塚越)
・アイドルと身体性、時間経過、抗うファンタジー(charlie)

◯今年の音楽トピック
・くるり「THE PIER」、ナンバタタン(津田)
・CDはイベント券付属のもの、買う人はデジタルでも買う(津田)
・今花開きつつあるトピックはハイレゾ(津田)
 →ハイレゾ音源を引っ張っているのはアニソン声優(津田)
・2013年末に大瀧詠一さん死去(矢野)
 →「大瀧詠一の時代がやっときたのに...」(矢野)
・嵐の新アルバム「THE DIGITALIAN」からの考察(矢野)
・身体的な制約との結節点を見つけることが重要(矢野)

◯赤瀬川原平さん死去
・今年、赤瀬川原平さん死去(柳瀬)
・インターネット時代のサブカルチャーやコンテンツ(柳瀬)
 →70〜90年代に赤瀬川さんが発明したもの(柳瀬)
 →写真をコミュニケーション言語として扱う「超芸術トマソン」(柳瀬)
・赤瀬川原平さんがつくったムーブメント「日本美術応援団」(柳瀬)
・新しい見立てを作り続けた人(柳瀬)

◯矢野さん、津田さんの選曲
・ファレル・ウィリアムス「Happy」(矢野)
 →「恋するフォーチュンクッキー」の身体同化性(矢野)
 →「Happy」の身体異化性(矢野)
・洋楽で一番聞いたバンドは「Dirty Loops」(津田)
 →バカテク集団「カシオペアを想像してほしい」(津田)

             text by Life助手;新井亜主美


○参考URL

WOWOW×TBS共同製作ドラマ「MOZU」
http://www.wowow.co.jp/drama/mozu_wowow/

一般社団法人 日本2.5次元ミュージカル協会
http://www.j25musical.jp/

全国巡回展情報「赤瀬川原平の芸術原論 1960年代から現在まで」
http://www.museum.or.jp/modules/jyunkai/index.php?page=article&storyid=183

ファレル・ウィリアムス「Happy」
https://www.youtube.com/watch?v=k-FFdYoq2r8


○Life関連アーカイヴ  

2014/06/22「里山ウェブの時代」
http://www.tbsradio.jp/life/20140622/

2011/01/23「ニッポンの身体」
http://www.tbsradio.jp/life/20110123/

参考資料&選曲↓
123

456

789

101112

このパートでかけた曲
●Dirty Loops "Automatic"(津田大介さん選曲)

BGM↓

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2015年1月 2日

2014年12月28日Part3「文化系大忘年会2014」

撮影:会田邦秋
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       松谷創一郎さん          柳瀬博一さん

「文化系大忘年会2014」Part3

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◯日本産業カウンセラー協会神奈川支部様からのお知らせ
・今月のスポンサーは一般社団法人日本産業カウンセラー協会神奈川支部。
 →無料公開講座「コミュニケーションスキルアップ講座」を開講します。
 →ご希望の日程が定員に達している場合でも調整できる可能性があります。
 →神奈川支部のサイトに掲載されている電話番号までお問い合わせください。

◯キーワード「化けの皮」
・今年を象徴するキーワードをピックアップ(charlie)
・インターネットビジネスの化けの皮(charlie)
 →バイラルメディアの評判低下、広告収入のビジネスモデル問題(charlie)
・バイラルメディアと似ている、130年前の著作権整備前の環境(大澤)
・著作権の必要性(charlie)
・オリジナルじゃないもので稼ぐモデルの崩壊(charlie)
 →小保方氏、佐村河内氏にみる「担いでPRするビジネス」の限界(charlie)
 →小保方氏、佐村河内氏、片山被告は本人が自分自身を担いでいた(松谷)
 →中身が無い人は、自分自身を担ぐのが一般化(松谷)
 →「小4なりすまし事件」の彼(松谷)
・消えた「セルフブランディング」(常見)
 →マスメディアが加担しても崩壊するブランディング(常見)
・化けの皮を消費していた仕組みそのものの貧しさに注目すべき(charlie)
 →剥がれたあとは、ネット民によってさらに丸裸に(大澤)
 →化けの皮まとっていたときのキャラ、剥がれたあとのキャラ化(大澤)
・メディアに出るときにキャラ付けされる素人(柳瀬)
 →インターネットで瞬時にキャラクター化される、その危うさ(柳瀬)
 →安易に企業をキャラクター化するのが一番危うい(柳瀬)
 →事実を淡々と伝える、大きく見せないのが一番いい(柳瀬)

             text by Life助手;新井亜主美


○参考URL
一般社団法人日本産業カウンセラー協会 神奈川支部
http://kanagawa-c.jp/

陽平ドットコム~試みの水平線~
「人はなぜ慶應に「宇宙人」を期待してしまうのか 三田祭と青木大和問題で考えたこと」
http://www.yo-hey.com/archives/55026357.html

東洋経済オンライン常見陽平さん連載
「「若き老害」常見陽平が行く 今さらサラリーマン解体新書」
「政治に超熱心な意識高い慶大生に会ってきた【第1回】若者×政治に希望はあるか?」
http://toyokeizai.net/articles/-/53076

○Life関連アーカイヴ  

2012/06/24「ソーシャル時代の"世間"考」
http://www.tbsradio.jp/life/20120624/

2014/08/31「ソーシャル、レジャー、リア充」
http://www.tbsradio.jp/life/20140831/


参考資料&選曲↓

このパートでかけた曲
●井上陽水 "桜三月散歩道"(常見陽平さん選曲)

BGM↓

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2015年1月 3日

2014年12月28日Part4「文化系大忘年会2014」

撮影:会田邦秋
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      海猫沢めろんさん           塚越健司さん

「文化系大忘年会2014」Part4

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◯part4のキーワード「機械と人間」
・アニメの当たり年(リスナーメール)
・iPod Classicを捨て、小型音楽機器に乗り換え(リスナーメール)
・身体性、人間と機械の関係(charlie)
・人間の感情が機械により可視化(塚越)
 →Facebookの情動感染実験(塚越)
・オキュラスリフト(VRヘッドマウントディスプレイ)(海猫沢)
・映画「her」はラブプラスを経験した日本人には古い(海猫沢)
・「機械と人間」の裏にある「データ的実存」(海猫沢)
・「アナ雪」の身体性とヒットから考察する4K家庭進出後の映画館(松谷)
・人間の脳で処理できる「親しい人の数」(柳瀬)
・若い層は「いいね!」が可視化されるFacebookに移行(charlie)
 →Facebookの小さなグループを消費(柳瀬)
・人間を機械的に操作することは可能(海猫沢)
・矢野和男氏「データの見えざる手」(塚越)
 →人の主観的な幸せは客観的データで計測可能(塚越)
・チクセントミハイ氏提唱「ゾーン状態」(海猫沢)
 →機械によりデータで可視化(海猫沢)
・タイムマネジメントができない理由(海猫沢)
 →行動ごとに稼働可能時間が決まっていて、それは各々違う(海猫沢)
・がんこフードサービス(charlie)
 →仲居さんにウエアラブルセンサをつけて、行動をデータ化(charlie)
 →本人が行動の無駄に気づいて創意工夫できる(charlie)
・データや技術、機械によって人間は組み替えられている(charlie)
 →人間も適応することはできる(charlie)
・人間と機械、両者の間は影響しはじめている(charlie)

             text by Life助手;新井亜主美


○参考URL

Tmediaニュース
「Facebook、無断で行った情動感染実験について謝罪・釈明」
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1406/30/news044.html

Yahoo!JAPANニュース
西田亮介氏「印象(イメージ)と選挙――2014年の衆院選を終えて」
http://bylines.news.yahoo.co.jp/ryosukenishida/20141218-00041620/

八谷和彦氏「視聴覚交換マシン」
http://www.petworks.co.jp/~hachiya/works/shi_ting_jue_jiao_huanmashin.html

エンジニアtype
寿司屋バイトからデータサイエンティストへ。
異色な経歴のがんこフードサービス副社長が描く「200年後のレストラン」が面白い
http://engineer.typemag.jp/article/gankofood


○Life関連アーカイヴ  

2014/10/26「フィジカルの逆襲」
http://www.tbsradio.jp/life/20141026/

2011/07/24「僕らが旅に出る理由」
http://www.tbsradio.jp/life/20110727/

2010/01/24「今、聞きたい名言」
http://www.tbsradio.jp/life/20100124/

参考資料&選曲↓

このパートでかけた曲
●高野寛 "See You Again"(柳瀬博一さん選曲)

BGM↓

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2015年1月 4日

2014年12月28日Part5「文化系大忘年会2014」

撮影:会田邦秋
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                   常見陽平さん


「文化系大忘年会2014」Part5

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◯コンテンツの「終わりとはじまり」
・映画「アクト・オブ・キリング」(リスナーメール)
 →リアルドキュメンタリーではなく演出が入っていると考えた点(charlie)
・ジブリ後継者不在と継承問題(速水)
・ディズニーが事業継承できた理由(柳瀬)
・日本の大手流通業はまだ初代社長が多い(柳瀬)
・ディズニー事業、セクションの細分化と分業(charlie)
・日本のアニメーションスタジオ(charlie)
 →少人数の家内制手工業、それについてこられる弟子(charlie)
・日本のコンテンツの作り方(charlie)
 →職人魂は現代社会では継承できない(charlie)
 →分業体制になっておもしろいものをつくれるのか(charlie)
・平成ライダーシリーズのモデル(常見)
・マーチャンダイジングを含めた売上から見た日本発コンテンツ(常見)
・ビジネスモデルの継承は可能だが、スポンサーを入れて面白くなるか(charlie)
 →マーチャンダイジング込みコンテンツビジネスがジブリと合うのか(charlie)

◯政治の「終わりとはじまり」
・ポリタスのコンセプト「文化と政治をつなげるメディア」(津田)
 →何かの仕組みが駄目ならば、別の仕組みで繋げられるのでは(津田)
・NPOの仕事は「直接政治」(柳瀬)
・新しい政治の形(柳瀬)
 →「地域が持続可能性ある形で、企業や市民がお金や人を出す」(柳瀬)

◯charlieのまとめ
・「消滅可能性自治体」(NHK調査)(charlie)
・G型L型大学改革問題(charlie)
・継承の問題(charlie)
 →「何を地域の資産として受け継ぎ、新しいものとして生かしていくのか」
・2014年は「復活」(charlie)

             text by Life助手;新井亜主美


○参考URL

映画「アクト・オブ・キリング」公式HP
(エンドロールのAnonymous(匿名)表記についてスタッフページに記載あり)
http://aok-movie.com/

荻上チキ・Session-22
2014年12月24日(水)「ディズニープリンセスの進化の変遷」
http://www.tbsradio.jp/ss954/2014/12/20141224-1.html

一般社団法人 エル・システマジャパン
http://www.elsistemajapan.org/

NPO小網代野外活動調整会議/三浦半島・小網代の森
http://www.koajiro.org/

NHK解説委員室 「人口急減と地域の存続」
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/400/187756.html

○Life関連アーカイヴ  

2007/07/29 「政治」
http://www.tbsradio.jp/life/20070729/

2011/10/23「僕たちは日本を変えることができない。」
http://www.tbsradio.jp/life/20111023/

2010/04/25「様々なる定番」
http://www.tbsradio.jp/life/20100425/

2013/12/29「文化系大忘年会2013」
http://www.tbsradio.jp/life/201312292013/

参考資料&選曲↓

BGM↓

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2015年1月 5日

2014年12月28日Part6(外伝1)「文化系大忘年会2014」

撮影:会田邦秋
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       斎藤哲也さん               速水健朗さん

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       大澤聡さん                矢野利裕さん

「文化系大忘年会2014」Part6

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◯本放送の仕切り直し
・3つのキーワード「化けの皮」「機械と人間」「終わりとはじまり」(charlie)
・「化けの皮」(charlie)
 →メディアに乗るように行動する人を消費するモードの限界(charlie)
・「機械と人間」(charlie)
 →データ量と解像度があがると現実と区別がつかなくなる(charlie)
・「終わりとはじまり」(charlie)
 →老いていくコンテンツに対して問われる継承の必要性(charlie)
・結論(charlie)
 →「いいともはタモリさんをバーチャルデータ化して、バーチャルタモリで続けろ」(charlie)
 →継承か創造かといえば、継承(charlie)
 →HIDEもボーカロイドで新曲を(charlie)
・何故生身の人間がデータで永続することはありえないのか(charlie)
・2014年出版書籍80年代懐古ブーム(Life堂さんからのメール)

◯来年の動向
・2015年は、データ量の多い年になると仮説(charlie)
・ネットが退潮、予定調和的。
 一方、テレビは予定調和を捨ててきている?(速水)
・Lifeの扱うものはマス(マスメディア)の時代になるのか(charlie)
・ネットはあまり見ない。面白いものはテレビにある(矢野)
・ネットのコミュニケーションは持続性が低い(矢野)
・HIPHOPにおける「サイファー」
 →持続性とコミュニケーションと表現の新しさ(矢野)
 →「フレッシュ」という価値観(矢野)
・マイケル・ジャクソンとディアンジェロ(charlie)
・ネットメディアで公開した記事にすぐ返ってくる反響(速水)
 →反響を受けて中身が変わる(速水)
・一般大衆商業誌記事の書き方ではネットメディアで受けない(松谷)
・固有名性に依存する人間(大澤)
・デリダ没後10年、丸山眞男生誕100年(大澤)
 →強度な固有名性をもった書き手たちのメモリアルイヤー増加(大澤)
 →「喪の時代」(大澤)
・デリダ以降、新しい固有名性の不在(大澤)
・ゴーストライター問題(大澤)
 →作家性、オリジナルに対するリスペクトの問題(大澤)
・データ量増加に伴い、データで後継者再生産するか(charlie)
 →ビックネームなきあとに、新しいものをつくるか(charlie)

             text by Life助手;新井亜主美


○参考URL

紀伊國屋書店新宿本店Life堂Twitter @Kino_Lifedo
https://twitter.com/kino_lifedo


○Life関連アーカイヴ  

2014/08/31「ソーシャル、レジャー、リア充」
http://www.tbsradio.jp/life/20140831/

2012/01/22「何のためのアーカイブ?」
http://www.tbsradio.jp/life/20120122/

2011/09/25「愛という名のもとに」
http://www.tbsradio.jp/life/20110925/

参考資料↓


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2015年1月 6日

2014年12月28日Part7(外伝2)「文化系大忘年会2014」

撮影:会田邦秋
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「文化系大忘年会2014」Part7

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◯botと人間の情報発信
・小説プロット作成ソフト(海猫沢)
・「自動化」「オートメーション」(charlie)
・谷川俊太郎さんにポリタスに掲載する詩を依頼した話(津田)
・ポリタス、いくつもの戦略を同時に平行している(大澤)
 →潜在的文脈を掘り起こし、メディアがやるべき指名を果たした(大澤)
 →新しい書き手をフックアップしていく機能(大澤)
 →固有名性が確立してない人をどこまで掘り起こすか(大澤)
・選挙というお祭りの期間(津田)
 →選挙に関する何らかの言葉を発することに飢えている(津田)
・botは既存データから受けるものは作れる(charlie)
 →予想してなかったものを、0から作ることはできるが...(charlie)
 →あたるかどうか不明、あてられなかったときに誰も責任を取れない(charlie)
・人間に作家性と文脈を追わせて場を与えてフックアップする(charlie)
 →違うものを書く可能性がある(charlie)
・botと人間の発信適正サイズ(charlie)
・地味なタイトルでも、シェアされるものはシェアされる(津田)
・1つくらい誤植があるほうがウェブメディアらしい(津田)
・選挙の時に、本当に読みたい情報はテレビと新聞にない(津田)
 →閲覧数が多かったのは国民審査についての記事(津田)
 →今回変化があった国民審査の結果(津田)
・修正可能性をどこまで認めるか、誤報問題(大澤)
 →修正してもトレースができない(塚越)
・サイズの問題が重要。ジブリは持続可能だったのでは?(松谷)
・適正サイズが大きく、人の反応に合わせるのが得意なのはbot(charlie)
・特定の人向け、新規のものを作ることには人間の介在余地がある(charlie)
・「サブカル」のドメスティック問題(松谷)
・人間がbot化している(常見)

             text by Life助手;新井亜主美


○参考URL

芝浦工業大学HP
「~卒業生で作家・中村航氏の思考をシステム化~
小説執筆の支援ソフトを共同開発」
http://www.shibaura-it.ac.jp/news/2014/40140312.html

ポリタス 「1対1」 谷川俊太郎氏
http://politas.jp/articles/253

ポリタス 「バカがばれるのを覚悟で選挙の話をする」 雨宮まみ氏
http://politas.jp/articles/262

○Life関連アーカイヴ  

2010/10/24「情報社会の限界(ギリギリ)ライン」
http://www.tbsradio.jp/life/20101024/

2009/11/22 「Twitterはじめました」
http://www.tbsradio.jp/life/20091122_twitter/

2007/06/03 「運動」
http://www.tbsradio.jp/life/20070604/


参考資料&選曲↓


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2015年1月 7日

2014年12月28日Part8(外伝3)「文化系大忘年会2014」

撮影:会田邦秋
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「文化系大忘年会2014」Part8

※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
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◯各々の2015年に思うこと
・わざと余白を作り考察の余地を与えることはbotにできない(西森)
・里山化する「生の文脈」(charlie)
・感覚が閉じた「bot化」「ゾンビ化」(塚越)
→「少人数の勉強会で難しい話を延々したときに見える光」(塚越)
・産業化が進むと歯車でいられる、ゾンビ的に生きられる(柳瀬)
・様々な場面で見られる、人と交わるときのエクスタシー(柳瀬)
・少人数の中でしかおりてこないクリエイティビティ(charlie)
・「集団/チーム」の必要性(大澤)
・2015年注目されるかもしれない、京都大学山極寿一教授(海猫沢)
・2014年発売合作小説からみる集団のクリエイション(海猫沢)
・電王戦の人工知能が進化した背景(斎藤)
・何でも過剰にできることはインターネットの利点(津田)
・パターン化した炎上(津田)
→今のインターネットは荒れているが、荒々しさが足りない(津田)
・インターネットの面白さとは(津田)
・震災以降自分が何をすべきか探していたが、しっくりきた(津田さん)

◯最後にcharlieの思ったこと2つ
・「文化系トークラジオLifeのやり方」でリスナーと出会えた@福岡(リスナーメール)
・無限に「適正サイズ」を拡大できるのがインターネット(charlie)
・1000人向けのサイズを、10万人向けに伝えようと苦労し続けたソーシャル時代(charlie)
・オリジナルなものを届けようとする時(charlie)
→「使われていない言葉や今までやったことないこととどれくらい格闘したか」(charlie)
・Lifeでしかできないこと(charlie)
→考える段階でどれくらいことばと格闘し、ユニークネスを追求したか(charlie)
・「終わりとはじまり」にかけて「復活」(part5最後より)(charlie)

             text by Life助手;新井亜主美


○参考URL

Yahoo! ニュース個人「「映画製作委員会」の現状と未来」松谷創一郎氏
http://bylines.news.yahoo.co.jp/soichiromatsutani/20140310-00033410/

関西学院大学社会学部 共同学習室 Facebookページ
https://www.facebook.com/kgsociokyodo

京都大学 山極寿一教授HP
http://goo.gl/p8XRYG

○Life関連アーカイヴ  

2014/06/22「里山ウェブの時代」
http://www.tbsradio.jp/life/20140622/

2014/04/27「マイルドヤンキー限界論」
http://www.tbsradio.jp/life/20140427/

2013/12/29「文化系大忘年会2013」
http://www.tbsradio.jp/life/201312292013/

※お知らせ
大澤聡×東浩紀「大澤聡『批評メディア論』刊行記念トークイベント(仮)」
2015/02/06 (金) 19:00 - 21:00 会場:ゲンロンカフェ
http://peatix.com/event/64886

参考資料↓


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2015年1月 9日

2014年12月28日放送後記動画「文化系大忘年会2014」


出演:鈴木謙介(charlie)&長谷川裕プロデューサー(黒幕)


【参考】
※「荻上チキ・Session-22」(2014.12.24)
  荻上チキ、速水健朗、宇野常寛「今年のニュース振り返り」
 http://goo.gl/8sMoZ9

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2015年1月24日

2014年12月28日「文化系大忘年会2014」未読メール特集

2014年12月28日放送の「文化系大忘年会2014」で読むことができなかったメールの中から、いくつかピックアップして掲載致します。

===

さだきち

今年一年振り返って、最も印象に残った文科系トピックは、やはり『アナ雪』です。
私はもともとディズニー系映画にもディズニーランドにも全く興味がなく、むしろ中森明夫さんの評論を読んだ彼氏が話題にしたので、流行ってるし見に行ってみるかと二人で映画館に足を運びました。確かにいろいろな隙間があるいいテクストだな、というのが印象でした。

私(30代独身女性)の読み方は、姉(=怪物=英雄)の持つ恐ろしい魔法の力を、妹(=巫女)がどうコントロールし、どのように国のために役立てていくか、というお話であり、むしろ古典的なものでした。
ただ、この映画では、姉(怪物)が、美しい女性の姿をしているのが問題で、「姉」が「野獣」でもなく、「兄」でも「弟」でもないんだというのが焦点だ、と思ったわけです。
怪物には愛が必要なわけですが、「姉」はフランケンシュタインの作った怪人でも、オペラ座の怪人でもないです。その点では、中森明夫さんの評論には共感しました。姉が押さえ込んでいる力、解放されてしまえば恐ろしい威力を発揮する力は、実は女性の力であり、その力にはコントロールが必要で、それをしているのも女性自身であるという点で、一人の女性の二つのペルソナ説には意味があると思ったのでした。

それとは対照的に、彼氏(30代独身男性)はやはり映画のラストに何とも言えないものを感じたようでした。
曰く、「山男と妹の愛の力で国を暖めるべきであり、姉はひきこもっていてもいい」と。やはり男性としては、女性の心の中の葛藤を表したような現象に、男性が介入していけないのが不満だったようです(笑)。

会社の同僚(40代独身女性)もこの映画を友達と見たそうです。彼女はストーリーよりも画面の綺麗さに感動したそうですが、彼女の見解は、やはり古典的な「愛で解決する」映画である、というものでした。

私は『アナ雪』がどういう読み方をされたのかに興味があり、社会的な影響には余り興味がありませんので、とにかく今年一番のいいテクストだったと思います、ということしか言えません。
しかし、これだけ多くの人に愛されたおとぎ話は、ここ最近記憶にないし、一つの作品についてそれだけ多くの読み方を、バックグラウンドが違うみんながして、それを共有できたというのは、すごいことだと思いました。
陰惨な事件・事故や、暗い世論も多い一年ではありましたが、それだけではなかったと思います。
来年はどんなお話が、私たちを楽しませてくれるんでしょうか?
希望はデザートみたいなもので、なくてもなんとなく細々と生きてはいけるけれども、やはりあったら嬉しいです。
私は来年に期待しています。

===

藤元健二 静岡県

流行語大賞にもノミネートされましたが、今年はALSアイスバケツチャレンジが印象的でした。一気に世界中に広まったある意味狂乱的な出来事だったこと、政治、経済、文化、スポーツなどあらゆる分野の著名人を巻き込んだこと、主目的がチャリティで、しかも直近の災害や疫病ではなく伝統的な難病が対象であったことなど特異なトレンドでした。
また興味深いのは、アメリカでの寄付総額は約120億円、日本では3700万円でした。私はALS患者当事者ですので、まずはありがたかったという感謝の気持ちが第一でしたが、いろいろ考えさせられました。大きな潮流があると、反論することが思慮深いという風潮がどうも蔓延しているのは残念ですね。
ちなみに日本人第一号は川口有美子さんで、その時には全く想像もつかない出来事でした。

===

ましゃき 兵庫県 23歳

今年印象に残った文科系トピックは、今年の流行語大賞にもランクインした「カープ女子」です。
野球観戦というコンテンツが8月のLifeのリア充の回で提唱された「IPPS消費」が実践出来る(?!)事例もあいまってか、今年も本拠地だけでなく関東の球場や、ボクの地元である甲子園のスタンドを赤く染めるなど盛り上がりが続き「カープ女子」という流行に便乗し、自らカープ女子と名乗り始めるアイドルやタレントなどが一気に現れた。着実な営業努力などが功を奏して女性ファンが実際に増えている球団があるのに、ステマと捉えかねないような熱量でマスコミが何でもかんでも「カープ女子」という言葉を取って付けて報じていたり、商材にしていたと感じました。

昨日、「大リーグの球団から高額オファーを蹴って古巣へ電撃復帰する」とかつての大エース黒田投手の復帰報道を受け、ネット上では「カープ女子は黒田のこと知らないだろ」と揶揄される流れが多く、昨年からブーム的な要素で盛り上がってきたこともあってか「カープ女子=にわか」というという印象が変に付いてしまってしまい、昔からの女性カープファンまでもが「にわか」の風評被害を受けてしまう( http://nikkan-spa.jp/655708 )といったことが多く見受けられたように感じました。

「文化を盛り上げるチャンスになるのに、既存ファンがにわかだと新規層を叩いて文化の発展の芽をつぶしてしまう」といった側面で分析も出来るネタであるのかなと思う反面、個人的には、初めからブームが仕組まれていたかのようなエモさを感じた2014年でした。ちなみにボクは、地元関西在住の阪神ファンです。笑


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七尾 ゆず

Lifeの皆様こんにちは。
わたくし前回「おひとりさま出産」を送らせて頂い七尾ゆずです。
前回はコミックスを急に送りつけたにも関わらず読んで頂き感想まで言って頂いて本当にありがとうございました。
今日は感謝の気持ちを伝えたくてメールさせて頂きました。

やっぱり「今年印象に残った文化系トピック」はアラフォーにしてコミックスを初めて出す事が出来、それをなんとLifeで
チャーリーさんや速水さんに面白いと言っていただいた事です。
私自身、漫画を描いている人間としてあるまじき事ではあるのですが「一人で産もう」と妊活に入ってからは「文化断ち」をしており映画や本を断っております。その上子供との生活スペースに唯一1台あるテレビは子供が起きてる間眺めている事は出来ず子供が寝た後は子供の睡眠の妨げになるので付ける事も出来ません。なのでラジオやPodcastを原稿作業をしている時に聞くのが唯一文化に触れている時間と言った感じです。
こんな事書いていますと「未婚出産って辛いな」と言われてしまいそうですが「文化断ち」してコツコツ節約したお金が子供の今や未来の文化的な生活に繋がってくれる事が至福の喜びなのです。
といっても漫画家としてこの状況は良いとは言えません。近い将来子供と「アンパンマン」でも見に映画館に足を運び「文化解禁DAY」を迎えたいなと思っています。

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フカガワ

今年読んでいちばん心に残った本は吉村萬壱さんの「ボラード病」です。静かな語りのうちに、サスペンス小説といってもいいような大きな盛り上がりがやってきます。恐怖そのものを口の中に放り込まれた心持ちがしました。日本社会の変質を見事に描いていたと思います。

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半蔵

今年を振り返ってみると、夏頃に仕事が大きな山を超えて、それ以降、急に時間に余裕を持って過ごせた一年でした。
これまでいろいろなことを仕事が忙しいせいにしてきました。夜遅く帰ってきて寝るだけの生活が続いていたので、読みかけの本がたまっていくし、昔やっていた楽器のケースはここ数年空けていなかったです。でも、夕方6時に退社できるようになっても、昔の趣味を再開するには、生活習慣が途切れてしまっていて、なかなか難しく、もやもやした一年でした。

さて、そんな訳で、あまり文化系トピックに触れられなかったですが、そんな中でも気になったのはメンズファッションのトレンドです。
最近は景気が上向くのに合わせてか、80年代や90年代ファッションのリバイバルが流行りだそうです。スニーカーの復刻版が売れたり、セーターを肩にかける「プロデューサー巻き」が雑誌を飾ったりしてました。ファッション界は、「売上をのばすためには流行り廃りの波を激しく行き来させてナンボ」、みたいな世界であります。ファストファッションの普及で、流行り廃りのサイクルはますます速くなっているのかも。

ついにはそうやって流行りを追いかけるんじゃなくて、スティーブ・ジョブスが毎日黒いタートルネックを着ていたみたいに、ありふれたダサイ服を着るのがカッコイイんだという、「ノームコア」という考え方が提唱されたりしました。アンチファッションも結局ファッションだろ、みたいな論争があったりしたのですが、私は「みんな、いろんな選択肢の中から何かを選ぶことに疲れてるんだなー」と感じました。

個人消費が上向くかどうかは、当然、企業の業績や給料が上がるかどうかにも左右されます。しかし、「何かを買う」ということは一つの判断なのであって、その判断力が長い不景気の間に鈍ってしまった我々は、誰かに助けてもらわないと一人では消費もできなくなっているのかもしれません。人々がモノや文化を消費するという判断力を鍛えるまで時間がかかるので、本当に景気が上向くのはもう少し先かもしれないと思ったりしました。

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どら焼き 朝霞市 23歳

子ども向け番組で嘉門達夫さんがブレイクをしたり、妖怪ウォッチの"ようかい体操第一"の振り付けでラッキィ池田さんが注目されたりと、子ども向けのコンテンツでベテラン芸能人が活躍をするという現象が、特に強かった2014年だったと思いました!

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双子のライオン堂 竹田

今年、印象に残った文化系トピックは、書店的に、大きな本・高い本がたくさん出版されて評価された1年だったと思います。

個人的に、印象深い本は、『北の想像力』というSF・北海道文学の評論集です。
この本が印象的な理由は、とにかく分厚い本であることと(約6センチ、約1kg)、北海道の小さな出版社がだしているということ、評論としてSF大賞の最終候補に残っていることです。
それと、この本に共鳴してくれたお客様と一緒に勝手に応援していこうと盛り上がって、北海道にまで行ってしまったりしました。

この本のほかにも、話題のピケティー『21世紀の資本』、池澤夏樹編集『日本文学全集』(『世界文学全集』)、評伝で『サリンジャー』『カートヴォネガット』、伊坂幸太郎・安倍和重『キャプテンサンダーボルト』中村文則『教団X』、写真集『世界の夢の図書館』などなど。

猫町読書会など筆頭に読書会も増えてますし、業界内外から危機感がやっと出てきたのか、本と向き合うことに対して少し態度が変わった年なのではないかと思います。

ライトノベルも相変わらず盛り上がりはありますが、それの反動として一生付き合える本を探し始めているような気がしています。

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うみじお

私の推す、今年の文化系トピックは大森靖子です。

もちろん、数年前から彼女の活躍は音楽・サブカル・アイドル好きなら耳に入って来ていたでしょうが、今年は彼女の快進撃が続きました。

事務所に所属せず、ギター1本で各所をまわり、ライブが終わればその足で物販に向かい、アートワークまで自らで仕上げてCDを作り、ドンキで仕入れて舞台演出をしていた大森靖子が、ついにメジャーデビューし、更には道重さゆみとの共演を果たしたのです。

彼女を今年の文化系トピックに推す理由はフィジカルかつ、非ポエムであるからです。

彼女は非常にフィジカルを大切にしている人です。

「ネットで話題!」との謳い文句がよくつく大森靖子ですが、彼女はくりかえし「面と向かって話すことはほんとのことばっかりなんですよ」と言っています。

いくらネットで話題を集めようとも、ライブや握手会などフィジカルな場面を大事にしているのです。

彼女のライブ及び握手会に足を運んだ感想ですが、字面だけだと過激な言動や、YouTube越しだと過激なパフォーマンスも実際に目にしてみると、迫力は想像以上ながら、音楽に、そしてそれを聴く人に対して誠実で、何よりも優しい人だということを感じました。
ベイマックスどころじゃない、全てを包んでくれる存在でした。

また、ポエムとは一線を画した歌詞も魅力です。

「脱法ハーブ 握手会 風営法 放射能」
「ディスったやつの家に バラの花束毎日送るの」

などと、時代を強く反映し、具体的な、特には毒っ気の強い言葉も取り入れる彼女の歌詞は、抽象的で、何にでも何時にでも当てはまるようなポエムにはかすりもしません。

そんな彼女のデビューシングルは「きゅるきゅる」です。

J-POPの歌詞でありきたりなフレーズを全て「きゅるきゅる」という何の意味もないフレーズで言い換えてしまえ、という思いで書いた詞です。

ポエム化する社会へのアンチテーゼといったところでしょうか。

また、語数が多く句読点も改行ほとんどないブログも、アイドルによくあるポエム的なブログと読み比べると興味深いです。

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兵庫教育大のナッキーこと永田夏来です。

私が一番印象に残っている文化系トピックは、小保方さんの割烹着です。
今年は「おっさんウケする女子」の破壊力が顕在化した年だったのかなーと思います。
おにぎりマネージャーとか、日テレ女子アナの内定取り消しの取り消しとか。

でも「ありのままで」は流行語大賞とりませんでしたね。
やっぱおっさんウケしないと天下とれないってことなんでしょうか。

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碇本学 32歳 世田谷区 フリーター

今年印象に残った文化系トピックと言えば映画館で観た『劇場版テレクラキャノンボール2013』です。映画館も円山町のラブホ街でしたが満員でした。元々DVDで出ているソフトの方は十時間以上あり、それを劇場版に二時間少しに編集したものが公開になっていて客層は三十代前後から上の方か、女性もかなりいたのはやはりツイッター等のSNSで面白いと拡散されたことも足が運びやすい要因だったと思います。
 本来は5つのステージに分かれているのですが最初の2ステージは早送りという感じで省略されている編集で札幌でのラストステージに向けて前半はこのテレクラキャノンボールというゲームというか戦いがどういうものかを見せながら時に微笑ましくいやらしく、面白く、レースとしての車とバイクが疾走していくその景色がとてもよく流れていきました。消えていくものは瞬間のみに存在して彼方に忘却される。今の後ろに流れていくものに想いをはせても今しかねえんだよというのは救いなのか無慈悲なだけなのか。
 ハメ撮りをするというのは普通に考えれば普通のことではないし、そういう職業をしているということは普通のことをしていないから俺たちは飯が食えてるんだという話も出演者(AV男優&監督)から出てくるが、そこにあるプライドが後半の爆笑と手を叩いて賞賛したくなるシーンなどに男たちを向かわせていくことになる。意地と意地というよりも勝ちたい、俺は何者だ? AVを作ってんだよコノヤロウ、負けたくないという気持ちが前面に出てきて「ああ、めっちゃドキュメンタリーだ、すげえ面白い」と後半のあるシーンで爆笑しながら拍手をしている自分がいました。
 やるかやらないかならやるほうを選ぶ!というキャッチコピーはその通りで本当に彼らの生きざまが出てるのがさらにいい。ベテランと若手(中堅)のよさも悪さあり年をどう重ねていけるかな、と見ながら考えるところもありました。
 若いからガツガツ腰を振れるとかベテランのほうがナンパとかテレクラとか巧みに使ってるけど腰がもうダメみたいな(笑)若いことと年を取ることはいいことも悪いこともあるのは当然なんだなってAV作品で感じるのはやはり人間の生は性が大きく関わっている部分がデカい部分があるからでしょう。
 観に行った時にはカンパニー松尾さんが舞台挨拶に来られて上映前に後半部分のあるものはツイッター等でネタバレしないでくださいと言われていた。そのために面白いとか最高の絶賛コメントは出るけどなぜそう評価されているのかが観ないとわからない状況になっていました。それは知らないで観るから爆笑&拍手が生まれるからみんなそれを守っていたんだなと観終わってからわかりました。ネタバレとかじゃなくてそれは誰が優勝したとかじゃなくて男たちがいかに得点をあげるかというためにどこまでできるかプライドを捨てるかとかなんか情念だしカッコよかったです。スクリーンでたくさんの人の中で観れたことは映画体験として本当に素敵でした。

 私事ですが連載されていただいているメルマガの『水道橋博士のメルマ旬報』のフェスが二月にありました。恵比寿ガーデンホールで千人ぐらいのお客さんの前で数分間だけですが園子温監督を呼び込むという感じで水道橋博士さんにプレゼンするという感じで話をするという貴重な足がガクブルな体験をしました。そんなメルマ旬報も二周年をむかえました。月500円で10日25日の二回配信で連載陣は40人を越えてます。大人のコロコロコミック、あるいは子供の文藝春秋を目指しています。

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鶴賀太郎

先日の「文化系忘年会」とても楽しく拝聴いたしました。
昨年を締めくくる放送も出演者のバランスもよく、内容も切れており、Lifeファンとしては嬉しい限りでした。

ところで一点だけコメントしたいことがありメールいたします。

「アクトオブキリング」に対するcharlieのコメントについてです。

オッペンハイマー監督が使った手法が倫理的に許されるかどうかキワドイところだというご指摘はなるほどと得心したのですが、映画自体を一言で「ヤラセ」と言い切ってしまうのは誤解を生みかねないと思いました。

実はジョシュアにインタビューする機会を得たですが、その際に聞いた話の印象でいうと「ヤラセであると言えるし、必ずしもヤラセとは言い切れない」というものでした。

まずヤラセであると断言できるのは、charlieの言っていたラストのシーンよりも明白な理由からです。
監督が事実上そう断言していました。

私が「劇中劇は完成させたのか」という質問をしたところ、下記のような回答をもらいました。

there is no 'film within the film'. They're only making scenes for my film (and they know that from the beginning), so there is nothing for them to finalise.

しかしだからといって、この映画全体がヤラセの映画かというと、これは明らかに違います。ジョシュアへのskypeインタビューや、共同監督へのメールインタビューの様子からは彼らが本当に命がけでこのフィルムを撮ったことがわかりましたし、話した印象ではジョシュアは相当肝の座った人物で、ジャーナリスト的正義感から監督をしているような人物でした。

にも関わらずある種のヤラセをしているのは、この映画が5年の歳月をかけて撮影されているからだと思います。この5年間の間に、ジョシュアとアンウォーの間には完全な信頼関係が出来上がり、関係者の間で映画に対する共通認識が出来上がっていたのだと思います。

その途中においてはcharlieが指摘するような危険な誘導もあったと思いますが、ヤラセではないガチな誘導があったということであり、その結果出来上がった信頼関係によってヤラセが可能になったということだと思います。

以上、放送の趣旨からは若干それてしまいましたが、情報を共有したくメールいたしました。

今年の放送も楽しみにしてます。
日本は寒さの盛りかと思いますが、皆さまお体ご自愛の上、ご活躍ください。

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