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2014年10月26日(放送後記動画)「フィジカルの逆襲」


出演:鈴木謙介(charlie)、プロデューサー長谷川裕(黒幕)

※LINEスタンプの案、締切は過ぎていますが
 追加案も受け付けています。 life@tbs.co.jp

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未読メール特集
番組読むことが出来なかったメールの中から、
いくつかピックアップして掲載します。

イクラのおとうと
今回のテーマは「フィジカル」とのことですが、自分は文化系人間らしく、休日は大体、図書館にいくか、家でまったりしており、あとはせいぜい、奥さんと近所を散歩して、ノラ猫を観察するくらい...外回りの仕事で、平日はもっぱら外出しているので、休日まで外に出たいとあまり思わない、というのもあります。

そんな自分なので、最近体を動かしたことなんかあったかなぁと思い出してみたところ、一つだけありました!大学時代の友人の結婚式の余興でやったAKB「恋するフォーチュンクッキー」のダンス練です。

それぞれ仕事の関係で事前の合わせ練習ができず、その分がんばって個人練を、ということで、幹事の作ってくれたオリジナル指導動画と、YouTubeであがっている各種動画(反転バージョン、スロー再生バージョン)を見ながら、夏の盛りに毎日自宅でコツコツ練習。初めて間違わずに通しで踊れるようになった時、流れ出る汗をぬぐいながらふと、(あれ、今自分、充実してる?)と思ったり。

当日にみんなとあわせて踊った時も楽しかったですが、集合練習ができなくても、メールで「だいぶできるようになってきた!」とかあれこれ連絡をとりながらの個人練もなかなか楽しかったです。本番が終わったあとは、もう家で練習することもないのか~と思うと、一抹の寂しさもありました。

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三富政行
常見陽平さんのパーソナルトレーナーをしている三富政行と申します。
正直この半年で常見さんの肉体はかなり進化をしました。
そんな常見さんですが、正直最初は姿勢も悪く、カラダの機能(動き)もガタガタ、肥満気味でもありました。正直それまでご自分でやられていたトレーニングが、逆にカラダを痛めつけていた可能性さえあります。

結論から言えば、ワークアウト(トレーニング)は人生においてのメリットしか与えない、超絶良好習慣です。姿勢は良くなり肩こり、腰痛もなくなっていきます。そして成長ホルモンの分泌が促進されアンチエイジングにも効果的。ストレス解消にもうってつけ。しっかりやればクセにもなりますし、前述のように超絶良好習慣になっていきます。

是非とも仕事に蝕まれ疲れた中高年、そして口癖のように「痩せたい...」と言っている女性に実践して欲しい。

しかしながらなかなか的確な効果を上げられない、目標を達成出来ないというのが現実です。だからこそ、パーソナルトレーナーという職業が昨今伸びてきているという現実があります。

ともあれ、「筋肉は美しい。」広義な意味ですが、美しいのです。

それは人生において筋肉が自信や勇気や幸せを分けてくれるから。今の常見さんは本当にポジティブでアクティブです。それは理想のフィジカルを手に入れつつあるから。そしてその裏にあるワークアウトの効用。理想のカラダ(=フィジカル)を手に入れることで、人生はもっと豊かになります。

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ペレット
今年の夏、はじめてトライアスロンに挑戦しました。
高校時代までは典型的な運動できないキャラで、体力測定のハンドボール投げは13m、授業のサッカーでは義理でパスを回してもらってはあらぬ方向に蹴飛ばし、同級生からは「いいよいいよ、気にすんな」と気遣われるたびに卑屈な思いになり、運動できないキャラを確立したがゆえに頑張るという姿を見せにくくなる...という私だったのですが。

でも、去年から一大決心をして通いはじめたスポーツクラブ、下手でも誰も笑わないんですね。それが私にとってはすごい救いで、下手でも頑張っていいんだ、自分のペースで頑張ってもいいんだ、そう思ったら体を動かすこと自体はとても楽しくて、はじめは25mクロールで精一杯だったのが、一年かけて2000メートル泳げるまで練習を続けられたんです。

所得とか年齢とか実力とかみんなバラバラのメンバーで、職場なら気まずくなっちゃうような人とかもいるんですけど、でも、お互いセンシティブなところには絶対に突っ込まない。それは、お金を払ってスポーツをするという時点で「あくまで遊びだけど、いや、遊びだから真剣に取り組む」という点で暗黙の合意が取れる社会集団にスクリーニングされているからなのかな、なのでしょうか。

スポーツという一点でのみ結節して、その他の領域には立ち入らない。淡白だけど一点を楽しむ態度の心地よさに社会人でよかったなーとつくづく感じつつ、メンバーに唆されて冬のボーナスは新しいロードバイクに消えました。

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コティーバ長野
「最近、体を使った活動に参加していますか?」ということですが僕はこれといって体を動かすことはしていません。あるとしたら、子供と縄跳びしているくらいでしょうか。

では、最近フィジカルを感じるのはどんな時かというと、菊地成孔さんの粋な夜電波を生で聴いている時です。

菊地成孔さんが最近の放送で言っていたのが「本を読み続けてばかりいると精神的におかしくなることもあるが、音楽を聴き続けてばかりいても精神はおかしくならない、人生はおかしくなるかもしれないけど、、、」という主旨のことです。

さらには、少し精神を病んでしまったため仕事を休み、本を読んで過ごしています、というリスナーからのお便りに対する菊地さん返答では「本を焼きましょう」とまで提案しています。そのお便り以降、毎回の放送の通奏低音のように本(言葉)に重きを置きすぎの風潮に音楽(身体)の方も大事だよと言っているような気がしています。

そしてそんな放送を聞いている本好きで頭でっかちな僕は、今までは音楽はあまり好きでもなかったのですが、最近では仕事が終ってなんだかモヤモヤした気分の時に、音楽を聴くことで少し気が晴れるようになった気がしています。

これも菊地さんの言っていたことですが、その音楽のフィジカルな部分を感じ取るためには、「知識などいらなくていつの間にか自転車に乗れるようになっていたのと一緒で、コツを掴むときがふとやってくる」と言います。まさに最近、子供が自転車に乗れるようになったり縄跳びができるようになったりするのを目の当たりにしていると、言葉ばかりで生きていた頭でっかちな自分の生活に、音楽というか身体というか、そういったものをちょっと取り入れたいと思うようになりました。

それに、自転車に乗れるようになった時の、なぜかは分からないけどできるようになったという「快感」みたいなものがあるとするならば、そのちょっとした快感を多くの人が求めはじめた、というかそもそも人はそういう快感が好きだったことを思い出した、というのが最近の体を動かす風潮に影響を与えているのかもしれないなあなんて思っている今日このごろです。


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