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2013/04/28「料理の思想2013」 アーカイブ


2013年04月28日Part0(予告編)「料理の思想2013」

ustream_life201304.jpg

今月のLifeは

「料理の思想2013」


 

※再生できない場合は、個別ページTBSラジオクラウドにてお聞きください。
※最新エピソードはユーザー登録なしでお聴きいただけます。

4月28日(日) 深夜25:00~28:00 (=月曜1:00~)


出演:鈴木謙介(=charlie 社会学者)、西森路代(ライター)、柳瀬博一(編集者)、
澁川祐子(ライター)、常見陽平(人材コンサルタント)、速水健朗(ライター)、
海猫沢めろん(小説家)、斎藤哲也(編集者)

予告編の出演:鈴木謙介(charlie)、斎藤哲也、速水健朗、西森路代、
澁川祐子、仙波希望、長谷川裕P(黒幕)

ラジコではインターネットで放送同様、音楽も聴けます。

Ustreamによる動画生中継も行います⇒ http://ustre.am/lrQf


=====

charlieです。

色んなことに興味があるわりには、純然たる趣味というものがあまりない
僕ですが、料理だけは下手の横好きでよくやります。
最近では料理の写真を投稿するサイトなんかもあって、意識的に人の料理
やレシピ本なんかを見るようになりました。

そこで気づくのは、料理って意外と「思想」があるんだなあということです。
もちろん料理をダシに自分の価値観や世界観を語る人は昔からいましたし、
雑誌『dancyu』と『オレンジページ』の料理写真を見比べるだけでも、
そこには明らかな「思想」の違いを感じるんですけど、じゃあそれって
具体的になんなの?ということを考えだしたら止まらなくなって、
今回のテーマにすることにしました。

「おふくろの味」って誰の味?子どもに手作り弁当を持たせるのが
いいのはなぜ?やっぱり日本人なら米を食う?無化調のラーメンは
本当においしい?そして、その種の料理のこだわりの話になると、
どうして僕らはムキになって話してしまうの?そんなことを話しながら、
2013年のいま、料理というものに僕らが託しているものはなにかという
ことを探ってみようと思います。

思想、というと大げさに聞こえますが、リスナーの皆様からは、
「料理を作ることや食べることについて、あなたのこだわりを教えてください」
というテーマでメールを募集します。
おそらくそのこだわりは、単に個人的なものもあるけれど、いまの社会が
見えるような、あるいは「思想」とすら呼びうるようなものでもあるはずで、
そういうのを人に対して語ってみることや言語化することって、
すごく楽しいと思うんです。というわけで、あなたのこだわりメール、
お待ちしてます。


料理を作ること、料理を食べること、
についてのあなたのこだわりを教えてください。

メールアドレスは life@tbs.co.jp

※年齢、職業、お住まいの地域などの情報もお忘れなく。

メールはぜひお早めにお願いします!


参考URL

・今月の新バナースポンサー
 双子のライオン堂書店
 http://liondo.jp/

  白山店のオープンは4月27日(土)11時〜21時ころまで。
  また、前日の26日(金)19時〜21時ごろはプレオープン
  として営業。(通常営業は、火•金19時〜21時、土11時〜21時)


 

|

2013年04月28日Part1「料理の思想2013」

撮影:会田邦秋
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卵焼きを持参した斎藤さん     charlie(鈴木謙介)



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○パーソナリティ陣と料理の関わり
・僕たちの食の想像範囲の狭さ(charlie)
 →気がついたらいつも同じような物を作って食べている(charlie)
・食や料理はプライベートをさらけ出す(charlie)
 →他の人がどうしているかよくわからない(斎藤)
・料理をするのが夫婦円満の秘訣...会話が増えるような料理(常見)
・料理の恐ろしさを知ったのは中二の時(柳瀬)
 →教会でウサギをシメて赤ワイン煮で食べた(柳瀬)
・自炊するのはまずい物を食いたくないのと経済的理由(海猫沢)
 →あとは原稿が煮詰まったときの息抜き(海猫沢)
 →最近チャーシューにハマってます(海猫沢)
・市販の調味料の便利さ...焼き肉のタレ、味覇(西森)
 →僕はヒガシマルのうどんだし(charlie)
・明治時代から料理本が出始める(澁川)
 →主婦が家庭料理を作り始めるのは大正、昭和ぐらいから(澁川)
・今取りかかってる本のテーマも食に関するもの(速水)
 →日本の民主主義は食べ物に関する反発から始まる(速水)
 →日本人はお上がやることに対してあまり怒らないのに、食に関しては怒る(速水)

○料理とモテ戦略
・得意料理は何か?問題(リスナー)
・どれくらい仲良くなったら料理を振る舞っていいのか(西森)
・押し付けがましいとモテない(西森)
・「残り物でパパっと作るなんて女子力高い!」(charlie)
 →女性の料理の場合はモテというより女子力(charlie)
・男のモテる飯、最強なのは牛スジカレー(常見)
 →男の人が作ったチャーハンとカレーは貶すな(charlie)
 →連れてったお店から何から、全部貶すなですよ!(西森)
・料理を押し付ける奴とセックスを押し付ける奴は同じ(常見)
 →最初の料理もセックスもリサーチ(常見)
・「家庭的な女」がモテるというのが怪しい(速水)
 →「美味しいパスタ」で「家庭的」なのか...(速水)

             text by Life助手;今野夏希


○参考URL

・食の源流探訪 JBpress(日本ビジネスプレス)
 http://jbpress.ismedia.jp/category/shoku


○Life関連アーカイヴ

・2009/12/27「文化系大忘年会2009」
 http://www.tbsradio.jp/life/200912272009/

・2009/02/22「草食系男子の本懐」(二村ヒトシほか)
 http://www.tbsradio.jp/life/20090222/

参考資料&選曲↓
123

456

78

このパートでかけた曲
●Acid Black Cherry "男"(charlie選曲)

●矢野顕子with忌野清志 "ひとつだけ"(常見さん選曲)



BGM↓
●Bobby Charles "Keep Cookin' Mama"

●Talc "Father Tomato"

●Mick Talbot And Steve White "Soul Kitchen"

●The Lemonheads "Kitchen"

●BMX Bandits "Taste"

●Haircut 100 "Baked Bean"



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2013年04月28日Part2「料理の思想2013」

撮影:会田邦秋
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    柳瀬博一さん        速水健朗さん             



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○料理とガジェット
・料理を作る時のこだわりは段取り(リスナー)
 →買い出しや片付けも含めて料理(リスナー)
・昔に比べて料理を作ることの敷居が低くなった(リスナー)
 →インターネットやiPadの影響(リスナー)
・iPadにレシピアプリだけで12個入ってた(charlie)
 →音声で操作できるアプリもある(charlie)
・意外にあったらいいな思うのはインターネット冷蔵庫(速水)
・電子書籍の可能性...映像で見られるレシピ本(柳瀬)
 →文章で見ても魚のさばき方はわからない(柳瀬)
 →生クリームが立つぐらいってどれくらい!?(charlie)
 →実際にやっているところを見たらこれくらいってわかる(柳瀬)

○本格料理と手抜き料理
・『きのう何食べた?』はエポックメイキングな作品(柳瀬)
 →めんつゆなどの市販の調味料の多用(柳瀬)
・料理の何が偉いか物語に漫画が与えた影響(柳瀬)
 →コンビニエンスを否定する文化を作ったのは『美味しんぼ』(柳瀬)
・昭和末期、テレビの料理番組もレシピ本も難しいものばかり(リスナー)
・料理は手を抜いてはいけないものというイメージ(リスナー)
 →平成の始め頃から、料理も手を抜いてOKになってきた(リスナー)
・初期の「きょうの料理」は本格料理ばかりだった(速水)
 →和食は作れて当たり前だから誰も教えてくれない(速水)
・手のかかる料理に疲れた主婦たちに支持されたのが小林カツ代(速水)

○料理とメディア
・世界の料理ショーから始まる料理のショー化(柳瀬)
・横で見て覚える物だった料理から、そうではないものへ(charlie)
 →妻が母の味を受け継がなくなる(charlie)
 →小料理屋にしかなくなったおふくろの味(charlie)
・メディアのカラー化により「美味しそう」な料理へ(charlie)
・流通と家電によって変わった家庭料理(charlie)
 →時代の変化とともに変わる感覚(charlie)
・孤独のグルメが連載されてからドラマになるまで16、7年(柳瀬)
 →好きな物を好きなように好きな時に食べるという感覚(柳瀬)
 →その感覚を先取りしていた久住昌之は天才(柳瀬)

             text by Life助手;今野夏希


○Life関連アーカイヴ

・2012/11/25「"わくわくできる未来"を求めて」
 http://www.tbsradio.jp/life/20121125/

・2008/01/27 「親子関係」
 http://www.tbsradio.jp/life/20080127/


参考資料&選曲↓
123

456

789

101112

このパートでかけた曲
●The Screentones "Stay Alone"(柳瀬さん選曲)


BGM↓
●Ride "Taste"

●The Pale Fountains "From Across The Kitchen Table"

●Mark Lane "Taste For Champagne"

●Les Paul & Mary Ford "Chicken Reel"

●Throw That Beat In The Garbagecan! "A Choclatbar For Breakfast"

●The Car Is On Fire "Can't Cook (Who Cares?)"


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2013年04月28日Part3「料理の思想2013」

撮影:会田邦秋
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    海猫沢めろんさん        西森路代さん



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○家庭料理のうまいまずい問題
・料理のこだわりは「早い・安い・うまい」(リスナー)
 →料理に手間をかけることがなかなかできない(リスナー)
・2chの既婚男性板で盛り上がっているメシマズ嫁問題(リスナー)
 →メシマズ嫁は言うけれどメシマズ夫、メシマズ女子は言わない(リスナー)
・みんな料理の作り方なんてわからない、建設的なダメ出しが大切(常見)
・まずい物をまずいと言ってはいけない雰囲気(西森)
・父がメシマズだった(速水)
 →僕もたぶんそうだけど、妻は特に言わない(速水)
 →リサーチが肝心、こちらから「美味しかった?」って聞く(常見)
 →なんかセックス問題みたい...(西森)

○「みんなで一緒に食べる」のは必要か
・なんで料理を一緒に食べなくちゃいけないんですか?(海猫沢)
・残しちゃいけない給食問題(海猫沢)
・弁当箱にリバース事件(海猫沢)
・同じメニューをみんなで食べるという思想(charlie)
 →食は人と人、家族の絆を繋ぐものだというイメージが
  僕たちを縛っている(charlie)
・嫁の飯がまずいなら自分でコンビニに行けよ、とは言えない(charlie)
 →改善策として、家庭の夕食をビュッフェスタイルに(海猫沢)
 →主婦視点からすると難しい(charlie)
・給食の時間が短くなっている(charlie)
・給食はとにかく味が薄い(柳瀬)
・好き嫌いがあることはよくない規範はいつから?(常見)
・好き嫌いをどこまで認めるか(charlie)

○味覚を共有する難しさ
・大人になるとたまにまずいものが食べたくなる(海猫沢)
・ひたすらまずいラーメンが出る彦龍ラーメン(海猫沢)
・名門店の「うまいと言わなきゃいけない圧力」(常見)
・味覚は視覚や聴覚よりも確かめようがない(斎藤)
 →味覚は人とのコミュニケーションがないと確認できない(charlie)

             text by Life助手;今野夏希                 


○Life関連アーカイヴ

・2010/09/26「新・家族の条件」(宇野常寛、古市憲寿ほか)
 http://www.tbsradio.jp/life/20100926/

・2013/01/27「友だちの作り方」
 http://www.tbsradio.jp/life/20130127/ 

参考資料&選曲↓

このパートでかけた曲
●MAY'S "永遠"(速水さん選曲)


BGM↓

●Wilco "Pot Kettle Black"

●The Lilac Time "A Taste For Honey"

●Michael Franks "Eggplant"

●Weezer "Pork And Beans"

●Louis Armstrong "Struttin With Some Barbecue"

●Jonny "Bread"


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2013年04月28日Part4「料理の思想2013」

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       常見陽平さん         澁川祐子さん



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○料理とコミュニケーション
・給食をあげたりもらったり...交渉して物事を変える経験(リスナー)
・給食に関して、おいしい思い出しかない!(リスナー)
・小学校の時に育ち盛りだった人は給食が楽しかったと思う(西森)
・かつてはよその家で食事をすることが多かった(charlie)
 →今はそれがない...食の島宇宙化(charlie)
・映画サマーウォーズの「一緒にご飯を食べれば家族」(速水)
・人の家で食べることへの抵抗と中食(西森)
・人の作った料理を大げさに褒める(charlie)
 →料理サイトでのコミュニケーション(charlie)
・料理を表現する言葉の変化(charlie)
 →an・anでの料理の表現...友人への呼びかけ形式(charlie)

○料理写真の撮り方問題
・料理写真の表現(澁川)
→料理の取り方は定式化している(柳瀬)
・料理本における写真の思想...(柴田書店 鍋倉由記子さん)
→プロ向けの本にはまた異なる思想が(鍋倉)
・自分の家庭環境の幸せも写し込む(速水)
・ケンタロウの登場で料理写真が変わった(シロツグケンイチさん)
・ランチョンマットって普段から敷いて食べるのか?(シロツグケンイチ)
・料理サイトの投稿写真...見せるためのランチョンマットや食器(charlie)

○キッチン進化史
・住宅のリノベーション、どこにお金をかけるか(柳瀬)
 →圧倒的にキッチンにお金をかけている(柳瀬)
 →リビングとキッチンの滞在時間の長さ(柳瀬)
・アイランドキッチン問題(速水)
・リビング&キッチンでの勉強と食育がセットになっている(柳瀬)
・台所の風景を見ると生活が見えてくる(澁川)

             text by Life助手;今野夏希


○参考URL

・食べて撮ってシェアして繋がる!
  "miil" は "美味しいソーシャル"だ!! | No Second Life
 http://www.ttcbn.net/no_second_life/archives/17653

○Life関連アーカイヴ

・2012/06/24「ソーシャル時代の"世間"考」
(國分功一郎、濱野智史、西嶋一泰ほか)
 http://www.tbsradio.jp/life/20120624/

・2009/09/27「"居場所"の現在」(西田亮介ほか)
 http://www.tbsradio.jp/life/20090927/


参考資料&選曲↓


このパートでかけた曲
●ハナレグミ "家族の風景"(澁川さん選曲)


BGM↓
●Ry Cooder "One Meatball"

●Bad Dream Fancy Dress "Curry Crazy"

●Prefab Sprout "The Venus Of The Soup Kitchen"

●Tamas Wells "I'm Sorry That The Kitchen Is On Fire"

●Elvis Costello "Fish 'N' Chip Paper"

●Rob Crow "Taste"


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2013年04月28日Part5「料理の思想2013」

撮影:会田邦秋
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○物流、テクノロジーと料理
・物流が食生活に与えた影響(柳瀬)
 →クール宅急便により産直が当たり前になった(柳瀬)
 →居酒屋メニューの進化(柳瀬)
・ここ20年で行われた食の底上げ(柳瀬)
・冷凍冷蔵庫の普及と電子レンジ...冷凍食品というマーケットの誕生(柳瀬)
・ある世代までの母親は「子供は常にお腹を空かせている」と思っている(柳瀬)
 →料理でもてなすという意識(charlie)

○これからの食卓、これからの社会
・自分が中年になり、老人になる時...食卓はどうなっているのか?(charlie)
・家庭の食事がビュッフェ状態になるのはありうる(常見)
 →そうなった時に家族像は変わるのか(常見)
・老老介護の層にとって、食事はどうなるか(charlie)
・部屋の形だけでなく街の形も変わる(速水)
・都心以外ではスーパーは車で買いに行くところ(速水)
 →そこを狙っているコンビニ業界(速水)
・宅配サービスの発達...もはや外出しなくても生きていける(常見)
・ご用聞き+高齢者の様子を見る行政サービス(charlie)
・みんなで食べられる人は恵まれている(西森)
 →今となっては子供がいる夫婦がマイノリティ(charlie)
・70年代の制度が疲弊しているが、新しい理想像がない(charlie)
 →それがこれからのLifeの軸になると思う(chalire)
・手の混んだ料理と愛情の呪縛(澁川)
・どういう状態が理想なのか考えていくこと(charlie)
・昭和の時代には社会と人間の変化が同時に起こった(charlie)
 →今は社会だけが変わっている(charlie)
・何のために食べるのか?食べないでも生きていける(海猫沢)

            text by Life助手;今野夏希

○Life関連アーカイヴ

・2012/09/23「アンチエイジング社会のゆくえ」
 http://www.tbsradio.jp/life/20120923/

・2010/05/23「クルマ社会の過去・現在・未来」(白井聡ほか)
 http://www.tbsradio.jp/life/20100523/

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●放課後ティータイム "ごはんはおかず"(めろんさん選曲)


BGM↓
●Corduroy "Electric Soup"

●Steely Dan "Lunch With Gina"

●Ray Davies "Is There Life After Breakfast?"

●A Tribe Called Quest "Ham 'N' Eggs"

●Luna "Cindy Tastes Of Barbecue"

●Common "Food For Funk"



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2013年04月28日Part6「料理の思想2013」

撮影:会田邦秋
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         西森路代さん                速水健朗さん 

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        常見陽平さん                 柳瀬博一さん



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○誰と食卓を囲むか
・人生の残り時間を考えると、食事は美味しいものを食べたい(リスナー)
・食卓に対する思想(リスナー)
 →同じ料理を同じ場所で食べることに見出される価値(リスナー)
・一番大きな問題は誰と料理を食べるかということなのかな(charlie)
・一緒に食事をすることが家族の証明だと思う(常見)
 →家族全員で食事した最後の日の思い出(常見)
・食べ方、暮らし方の選択肢が増えた...好きなやり方を選べばいい(柳瀬)
・日本人はなぜかベースの部分で食べ物が好き(柳瀬)
・アメリカ式弁当と日本式弁当(柳瀬)
 →中国文化圏の食に対するこだわり(charlie)
・家族で食べる、という文化も強固に根付いてる(柳瀬)
 →それができない人はどうすればいいのか(西森)

○理想の食卓、それが手に入らない人の食卓
・理想の○○を得られないということへの社会の不満(charlie)
 →そうではない道を進んでいいという空気が大切(charlie)
・孤独のグルメ的価値観も進んできた(速水)
・高度成長、都市化を経た東京という街の食(速水)
 →ここ最近の東京は一人で行っても楽しめる街になっている(速水)
 →高校を出たら結婚しないとやっていけないという社会もある(charlie)
・一人でも生きていける状態になっていない場所での生き方(charlie)
・社会全体で取り組まないといけないレベルの食の格差(charlie)
 →疫学的に食育をやらなければならなくなるかもしれない(charlie)
・大手ベンチャーが手がける社員の食育(柳瀬)
・当たり前に思っているものが身体的にも僕らを縛っている(charlie)
・ビジネス社会と異なる基軸で動く家庭(charlie)
 →悩みながらも、その領域について言葉を紡いでいく(charlie)

             text by Life助手;今野夏希


○Life関連アーカイヴ  

・2010/09/26「新・家族の条件」(宇野常寛、古市憲寿ほか)
 http://www.tbsradio.jp/life/20100926/

・2013/02/24「夜遊びのゆくえ」
 http://www.tbsradio.jp/life/20130224/

参考資料&選曲↓


BGM↓
●The Roots "Bread And Butter"

●Monty "Can You Do The Mashed Potato?"

●The Pearlfishers "Haricot Bean and Bill"

●Sbtrkt "Fried Eggs"

●Stereolab "Emperor Tomato Ketchup"

●G. Love & Special Sauce "Recipe"


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2013年04月28日Part7(外伝1)「料理の思想2013」

撮影:会田邦秋
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          澁川祐子さん             海猫沢めろんさん

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         斎藤哲也さん              charlie(鈴木謙介)



 

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○女子と食事
・僕の女子会のイメージは30分に1回みんなでスマホタイム(charlie)
・女子会消費と料理...旅館などの女子会プランは料理推し(charlie)
・女子会で何食べたいの?(charlie)
 →家で作れないもの!(西森)
・松屋、吉野家に一人で来る女子の増加(常見)
 →ラーメンもそう(charlie)
 →華原朋美のつゆだく発言(速水)
・人形町はまさに今バールブームの中心(速水)
 →築地あたりは結構女の人が一人で飲んでる(charlie)
・出会いスポットになる一人飲みの店(charlie)

○ダイエット、健康、自炊
・みなさん、朝ご飯食べてますか?(柳瀬)
・朝ご飯食べてるから太るのかな(常見)
・お酒飲むと本当に太りますよ(charlie)
 →夕飯を消化しないうちに寝ると太る(西森)
・痩せないと痩せないとと思うと却って食べてしまう(西森)
・間食に炭水化物はよくない!(charlie)
・自炊すると却ってお金がかかるし作るのに時間をかけたくない(リスナー)
 →健康のための自炊(常見)
・一人だと基本的に料理をしない(charlie)

○料理に関するオススメ本
・私の料理の思想は「科学主義」(リスナー)
 →原点は試してガッテン、ビビっとくる本は『Cooking for Geeks』(リスナー)
・料理のレシピはあくまで理論、理論と実践は違う(charlie)
 →料理の理論値と実測値の幅を調整するのが料理(charlie)
・紹介したい料理本は『料理のマネジメント』(常見)
・失敗も見せてくる画期的な『みうらじゅんのマイブームクッキング』(澁川)
 →試食した人が「まずかったです」などはっきり言っている(澁川)

○お酒トーク
・最近闇鍋をした話をあまり聞かない(charlie)
 →みんなまずいものを食べたくないのかな(charlie)
・コール文化ってもうそんなにないんですかね(常見)
・安いお酒でとことん飲みたいという文化は歴史とともに変わる(西森)
・日本と韓国のアルコールの許容度は高い(charlie)
 →そして体質上は酔いやすい(柳瀬)
・しかし若い奴は酒を飲まなくなっていると言われている(charlie)
・なんのためにお酒を飲むのか?(charlie)
・一人で飲みに行くことが増えて、お酒が好きだと思い始めた(速水)
・僕の場合はお酒飲んでる雰囲気が好き派(charlie)


○Life関連アーカイヴ

・2013/02/24「夜遊びのゆくえ」
 http://www.tbsradio.jp/life/20130224/

・2009/10/25「休日の哲学」(澁谷知美ほか)
 http://www.tbsradio.jp/life/20091025/

             text by Life助手;今野夏希


○Life関連アーカイヴ  


参考資料↓
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2013年04月28日Part8(外伝2)「料理の思想2013」

撮影:会田邦秋
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今月のUst担当:三上さん&山田さん    charlie(鈴木謙介)&黒幕(長谷川P)



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○澁川さんのポテトサラダレシピ
・じゃがいもを茹でて、鶏そぼろを作る(酒、みりん、だし、醤油)
 →鶏そぼろとその煮汁、茹でたじゃがいもをあえる
 →青ネギとかつお節、マヨネーズを入れて混ぜる

○様々な料理
・炊飯器クッキングあるよね(速水)
・料理に出る性格(西森)
 →材料が一つでも足りないとできないという人がいる(西森)
 →やってるうちに手の抜きかたを覚える(海猫沢)
・味付けのさしすせそ(常見)
・昔は女の子は家庭科、男の子は技術科だった(charlie)
 →技術より家庭科で料理を作りたかった(柳瀬)
・お母さんから習って当然、という花嫁修業(charlie)
・女子教育、良妻賢母教育...女子大を作ったのはだいたいセレブ(charlie)
・全部食え、残すなというのは軍の教育(柳瀬)
・アレルギーがほとんど認められていなかった(常見)
 →給食をカフェテリア方式にしちゃいけないのか(charlie)
 →アレルギーが可視化されていなくて亡くなった人もいるのでは(柳瀬)

○ご当地食自慢、B級グルメ
・地域食の話が聞きたい(リスナー)
・福岡でしか食べられないごまサバ!(charlie)
・愛媛...ポンジュースのお寿司が有名(西森)
 →給食で出た時は「やめてくれー」と思ったけど意外といけた(西森)
・B級グルメで有名なのは焼豚玉子飯(西森)
・北海道限定ビールのサッポロクラシックは最高!(常見)
・北海道の唐揚げザンギ、ジンギスカンもおいしい(常見)
・天ぷらはこばしってお店がおいしい(常見)
・姫路おでんっていうのが急にあらわれた(海猫沢)
 →B級グルメの作られてる感(海猫沢)
・外はカリカリで中はトロトロな大阪のたこ焼き(charlie)
 →明石焼はフワフワでおいしい(海猫沢)
・新世界は場末のイメージだった(海猫沢)
 →新世界、通天閣の昭和風リニューアル(charlie)
・浜松は実はフグがおいしい(柳瀬)
・名物にうまいものなし(速水)
・俺のいたころは牛タンなんてなかった(速水)
 →オーストラリア産なのに何が仙台名物だ(速水)
・地方グルメには酒のつまみが多い(charlie)

○地域と戦略、コンテンツツーリズム
・地域食、90年代以降の新しいものが多い(柳瀬)
 →多くの地域食は戦後発(charlie)
・どんなものに、どんなルートでプレミアがついたか(charlie)
 →メディアが推して出てくるパターン(charlie)
 →人の流動性が上がって広まるパターン(charlie)
・沖縄が日本に返還された時に行われた観光キャンペーン(速水)
・90年代に始まるB級グルメブーム(charlie)
 →全部炭水化物、どこでも食べられるもの(柳瀬)
 →ご当地グルメプロデューサーの存在(常見)
・名付けの問題、同じ物でも値段が変わる(柳瀬)
・B級グルメ、それはうまいのか、リーズナブルなのか(常見)
・都市に誇りを持つことができなければ、飯に誇りを持つ(charlie)
・嫌だったらやめられる、作りやすくてどこでもできるのは食べ物(charlie)

             text by Life助手;今野夏希


○Life関連アーカイヴ

・2010/04/25「様々なる定番」(片桐仁、前島賢、前田久ほか)
 http://www.tbsradio.jp/life/20100425/

・2008/08/10「地方を考える」(本谷有希子ほか)
 http://www.tbsradio.jp/life/2008810/

             text by Life助手;今野夏希

参考資料↓
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2013年04月28日(放送後記動画)「料理の思想2013」


鈴木謙介、西森路代、海猫沢めろん、澁川祐子、速水健朗



鈴木謙介、長谷川裕P(黒幕)

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After Life読書会

文化系書店紀伊國屋Life堂コラボ企画

http://www.kinokuniya.co.jp/contents/pc/store/Shinjuku-Main-Store/20130522175854.html

4月に放送した「料理の思想2013」でも話題になった本を片手に、出演者が番組よりさらに踏み込んだトークを展開します。また、来場いただいたみなさんにも積極的にトークに参加してもらう時間も設ける予定です。出演者と来場者それぞれの「私の家庭料理の履歴」をシェアすることで、通常の読書会では味わえない「本から広がる世界」を体験していただきたいと思っています。

課題図書:阿古真理『昭和の洋食 平成のカフェ飯』(筑摩書房)

日時:2013年6月2日(日) 14:00~16:00(開場13:30)
※終了後に出演者との交流タイムを予定しております。

会場:紀伊國屋新宿本店8階イベントスペース(定員40名)

参加費:1000円

申込方法:予約は次の2段階で受け付けます。

1)
5月23日~27日:紀伊國屋書店新宿本店3階売り場カウンターにて、以下の2冊のどちらかを購入していただいた方(別途参加費はかかります)


・阿古真理『昭和の洋食 平成のカフェ飯』(筑摩書房)

・畑中三応子『ファッションフード、あります。』(紀伊國屋書店)

※ お電話でのご予約も承ります。


2)
5月28日~:一般予約(参加費のみでご参加できます)

※ 定員になり次第受付を終了させていただきます。

※ 28日からの一般予約に関しまして、お電話でのご予約も28日からとさせていただきます。なお、優先期間である27日までに定員数に達してしまった場合、一般予約の受け付けはできません。ご了承くださいませ。


予約電話番号およびお問い合わせ

03-3354-5703(新宿本店3階10:00~21:00)


出演:鈴木謙介、斎藤哲也、海猫沢めろん、常見陽平、西森路代、澁川祐子ほか

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