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2009/02/15「~『就活』で何を学ぶか~」(梅崎修ほか) アーカイブ


2月15日(日) トークイベント ~「就活」で何を学ぶか~ 

文化系トークラジオLife presents
~「就活」で何を学ぶか~

※定員に達しましたので、応募は締め切らせていただきました

昨年11月に放送した「新・就職氷河期の生き方」から、
さらにもう一歩突っ込んだ話をしたいと思います。

日時 2月15日 (日) 15:00~

出演 鈴木謙介(charlie) 斎藤哲也 柳瀬博一 ゲスト:梅崎修

場所 赤坂・TBS放送センター内イベントスペース

料金 無料 

応募 イベントへの参加を希望する方は、
番組のメールアドレス life@tbs.co.jpまで
氏名、年齢、職業、電話番号をお書き添えの上、ご応募ください。
複数での参加の場合は、全員分を記載してください。
1月中に申し込まれた方には1月中にこちらからメールで返信いたします。

※座席に限りがございます。満席の際はご容赦を願います。
  満席になり次第、このサイトで告知します。

※お送りいただいた個人情報は今回のイベントへの参加応募に限り利用させていただき、イベントの終了とともに廃棄させていただきます

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2月15日(日) ~「就活」で何を学ぶか~ へのメール募集

ディレクターの鳥山です

※定員に達しましたので、応募は締め切らせていただきました

2月15日(日)に開催するトークイベント
~「就活」で何を学ぶか~

の参考とさせていただくアンケートを実施します。

イベントに参加される方も、そうでない方もぜひ回答をお寄せください。

▼就職活動中および就職活動を控えている方への質問

1、あなたが希望する業種、職種、差し支えなければ具体的な企業名を教えて下さい

2、就職をする上で、あなたが企業に求めるものはなんですか?
  待遇、業務内容など、何でもお答えください

3、就職活動に対する不安や、思うことがありましたら教えてください


▼上記以外の方への質問

ご自身の経験などを踏まえて思うことや、
いま「就活」をしている人に対して伝えたいことを教えてください。

氏名(ラジオネーム可)、年齢、職業を記入の上、
life@tbs.co.jpまで。

例によって早めに送っていただけると助かります。
回答を寄せてくださった方の中から抽選で10名の方に番組特製バッジを
差し上げます。プレゼントをご希望の方は住所と氏名も明記してください。

イベントの詳細はコチラ

当日の予習として、以下の放送を参考にどうぞ

2007年1月27日放送「働くということ」

2008年11月30日放送「新・就職氷河期の生き方」

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2009/02/15 「就活」で何を学ぶかPart1

syukatsu 1.JPG

2月15日(日)に開催されたのLifeトークイベント
「就活」で何を学ぶか
の配信を開始します。

出演 鈴木謙介(charlie) 斎藤哲也 柳瀬博一 ゲスト:梅崎修
場所 赤坂・TBS放送センター内イベントスペース


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レジュメ&参考資料↓

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イベント「就活」で何を学ぶかPart2


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○就職を巡る不安
・リクナビには大量の未読メール・・・やる気が起きません(リスナー)
・就活全体に感じる気持ち悪さ(リスナー)
・採用基準が分からなく、不安が払拭されない(リスナー)

○不安1:就活に乗り遅れてしまった?
・早めに動いた方が良いです、正直(梅崎)
・「失敗」を経験すると良い(梅崎)
・「色々な会社を受けてきていると面白い」という人事担当者(梅崎)

○不安2:均質の中の一人になりたくない
・「歯車の一つ」にもならせてもらえない状況(charlie)
・「歯車」になるために要求される「無個性な個性」(charlie)
・「三ヶ月連続売り上げNo1」とか書かないと受からない!?(斎藤)

○不安3:採用基準が不明確
・400字で私の何がわかるんだ?(リスナー)
・採用する側の苦労(梅崎)
→「採用基準をくれ」というのは良い態度ではない(梅崎)
・採用基準を曖昧にせざるを得ない理由(charlie)
・採用基準が明確な会社は大した仕事をさせない事が多い(柳瀬)
・仕事を巡る「プロ」のイメージの問題(柳瀬)
・「採りたい学生」=「一緒に働けそうな学生」(柳瀬)
→400字でも伝わること(柳瀬)

○会社に入るとはどういう事か?
・就職とは既にあるルールの中で自分の能力を発揮する事(柳瀬)
→自分の人格を否定する事ではない(柳瀬)
・元からあるルールに入るコツは?(charlie)
→最初はでしゃばらずにとにかく「見る」!(斎藤)
・「ヤバい先輩」には気をつけろ!(梅崎)

○「コミュニケーション能力」を巡る誤解
・内気で根暗な僕が「コミュニケーション能力」を磨くには?(リスナー)
・「コミュニケーション能力」は「話が巧さ」ではない(柳瀬)
→その場所に自分が何を与えられるかを考えられる事(柳瀬)

○実際の面接ではどうしたら良い?
・面接のどこで「コミュニケーション能力」が見られているのか?(斎藤)
・相手の反応を読みすぎない方が良い(梅崎)」
・「内向的で真面目です」と言っても全然良い(梅崎)
・内向的な人が外向的に見せようとすると悲劇が起こる(斎藤)
・トップセールスマンは内向的で真面目な人が多い(柳瀬)
・仕事の取り組み方は無限パターン存在する(柳瀬)
・その場でコミュニケーションを組み立てていくことが重要(斎藤、梅崎)
・沈黙してしまうのもあり?(梅崎)

参考資料↓

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イベント「就活」で何を学ぶかPart3

syukatsu enkei.JPG

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○就職してもLife goes on、人生は続く
・入社後の長期的なキャリアプランを見せて欲しい(リスナー)
・終身雇用が希望(リスナー)
・本当に長期的なプランが描けるのか?(斎藤)
・キャリア理論の結論:「計画された偶発性」、「積極的不確実性」
→何言ってるか分からない!(charlie)
・見えない将来を計画する無意味さ(梅崎)
・いかに「偶然」を活かせるか(梅崎)
→今の会社にその余裕があるのか?(charlie)

○「キャリアパス」という言葉を巡って
・「キャリアパス」という言葉が分からない(柳瀬)
→仕事はその人のためにあるのではない(柳瀬)
→あらかじめある仕事の中で自分が何をできるか
・人生設計と仕事は全く違う(柳瀬)
・希望と異なる職種に配属になったらどうすれば良い?(斎藤)
→人生の中心に仕事を据えすぎているのでは?(柳瀬)
→仕事はやってみないと分からない(柳瀬)
→「やりたいこと」を念頭に置きすぎると仕事は見つけられない(柳瀬)

○「未来が見通せない不安」をどうすれば良い?
・「見通せない未来」を社会学がどう扱ってきたか(charlie)
→見通せなさに耐えられなくなった結果起こった事(charlie)
・終身雇用が無くても、20代の仕事は重要(梅崎)
・働く中で考え方が変わる事は嫌な事か?(梅崎)
・人事を巡る企業側の混乱(柳瀬)
→これを前向きに捉えれば良い(柳瀬)
・「起こった事は全て正しい」(柳瀬)
→「今の環境なら自分は何ができるか」を考える方が良い(柳瀬)
・「成功術」を語る本の危うさ(柳瀬)
→「天才の打法」も「宝くじ必勝法」も役に立たない(柳瀬)
・社会の歯車にならないと見えない景色もある(リスナー)

○就活で何を学ぶか
・基本的には受からない就活は「負けの練習」になる(斎藤)
・会社を正面から見れる貴重な機会(柳瀬)
・「会社」ではなく「職場」を考える機会になる(梅崎)
・本当にダメだったらこんな道もある!?(斎藤)

参考資料↓

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イベント「就活」で何を学ぶかPart4

syukatsu shitumon.JPG

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■イベント観覧をしていたお客さんの声■
○キャリエ・山川さんより
・就職が「縁」である所以(山川)
・自己分析は「ネタ作り」だと思ってほしい(山川)
・「お客様」の立場からの価値観を転換する機会(山川)

○既に社会に出ている人の生の声
・今までポジティブさと縁で何とかなってきた
・大学新卒にこだわりすぎているのでは?
・合わない会社で体を壊すくらいなら辞めてもいい
・辞めていく人の原因は人間関係と給料問題
→人間関係がシャッフルできる大手会社のメリット(斎藤)
・「最初から大きな仕事」は甘い

○就職活動中の学生から
・疑問:大学で学んだ事は就活で役立つのか?(例:社会学)
→哲学が役立った場面は・・・(斎藤)
→役立ったかは検証のしようがない(柳瀬)
→社会学が役立つ場面(charlie)

・疑問:文系は理系に見劣りする?
→抽象的思考が後々役に立つ(梅崎)
→文系の方が理系より生涯賃金が高い理由(charlie)

・疑問:エントリーシートの添削の基準がコロコロ変わる!
→誤字・脱字・校閲は意外に注意!(梅崎)
→エントリーシートは「御社」ではなく「貴社」(charlie)
→内容はケースバイケース(梅崎)

・疑問:学生は本当に「やりたい事」とか思っているのか?
→全てはキムタクが悪い!(charlie)

・疑問:就活って茶番じゃないのか
→一部を抜き出して茶番といっても意味が無い(斎藤)
→歴史は「悪い話」で作られる(柳瀬)

・疑問:むしろ社畜で良いんだけど
→「社畜」という言葉の許せなさ(柳瀬)
→その態度を改めないと働けない(柳瀬)

・「会社」も「サラリーマン」も抽象的な言葉(梅崎)
→色々な人ともう少し突っ込んだ話をするべき(梅崎)

参考資料↓

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イベント「就活」で何を学ぶかPart5

tsuda syukatsu.JPG
津田大介さん


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○フリーランスの津田大介さん、速水健朗さんより
・「どうせ歯車になるならデカい歯車が良い」という先輩の言葉(津田)
・基礎能力を肯定されたけど人間性を否定された就職活動(津田)
→落ちても自信に繋がった部分もある(津田)

・「やりたい事」と志望業界は違う(速水)
→マスコミ志望の人の「やりたいこと」はマーケティングでもできる(速水)
→企画が一番できるのは営業?(速水)
・サラリーマンを巡る、世代間のイメージギャップ(速水)

○最後に:charlieの学者人生
・学者を目指す院生はどうすればいい?(斎藤)
・「正規ルート」を外れていたらプラスにできる!(charlie)
・大学院は止めるけど・・・それでも行く人は勝手に行く(梅崎)
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速水健朗さん

「編集後記」
皆さんはじめまして。Lifeの書き起こしの手伝いをしている齋藤雅之と申します。僕も今就職活動中です。毎日エントリーシートを書いては面接に行き負けてばかり、という日々を送っております。

さてせっかく大勢の方が参加していたので、イベント終了後に何人かにお話を聞いてみました。

イベントの中で印象に残った言葉を聞いたところ、「就活は負けを経験できる機会」という斎藤さんのお話や、「あらかじめあるルールを知る」という柳瀬さんの発言に共感されたという方が多かったです。

しかし一方で、例えば大学三年生の方の一人は、イベントで読まれたメールに「絵空事っぽさ」を感じたそうです。割と楽観的に就職を捉えているので、あまりに深刻に就職を考えて不安がる人たちに違和感を覚えるとのこと。また逆に、どうしても「そもそも論」を考えてしまう状況にいる学生と、既に社会に出ている人の意識のギャップを感じられた人もいました。

それぞれの意見を一般化する事はできないのですが、しかし僕も含めた多くの人が、「不安」をどう捉えるのかという点で色々と考えているのは共通しているのだなぁ、と感じました。そういえばチャーリーさんは「カーニヴァル化する社会」の中で「アメリカは恐怖に踊る」という本を紹介していましたが、しかし今の状況では「不安は過度に煽られるものだ」と頭では分かっていても、それでも不安は止まないのが正直なところです。

ただ、不安の中でもそれを前向きに捉えている声も聞かれました。例えば同じく就職活動中の女性は、就職不況が言われるようになってから、一社一社に向き合う態度が真剣なものになったと語っていました。

参考資料

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