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WBC日本代表、天気のおかげで勝てる?

ジェーン・スー 生活は踊る

番組お抱え気象予報士・増田雅昭さんのお天気コラム。
今回のテーマは、3月7日に日本が初戦を迎えたワールドベースボールクラシック(WBC)にちなんで「天気と野球の関係」を解説。

天気の視点で見ると、今回のWBCは日本代表に期待できそうです!
理由は、年が明けてからの気温。
WBCは、普段のシーズンより早く始まるので、選手は早い調整が必要となります。調整は沖縄や宮崎など南国ですが、それでも寒さが続くと、ピッチャーがケガ予防のため投球練習を回避するなど調整が遅れてしまいます。日本がWBCで優勝した2006年・2009年は2月の気温が高かった一方、敗退した2013年は年明けから気温が低く、寒い冬だったんですね。今年は暖冬傾向で、2月半ばからは暖かい日が多かった。ということは…優勝を期待できるのでは?!…ちょっと強引でしょうか。。。

もっと直接的に天気によって、結果が左右されたこともありました。
2009年のWBCキューバ戦は、試合中に“霧”が出ていました。日本が勝ったのですが、決勝点は相手のセンターが霧でボールを一瞬見失い、フライを落として点が入ったんですね。一方で、日本の先発ピッチャーだった岩隈久志選手は、「霧なので、フライを打たせないようにした」と試合後にコメント。8割以上のアウトを、内野ゴロに打ち取ったんです。野球は、天気を味方につける技術を持っているチームが勝利に近づきます。

ちなみに、天気と関係ないと思われがちな東京ドームも、無関係ではありません。ドーム内は空調によって湿度が低く、この乾燥がプレーに影響する可能性があります。WBCのボールは日本のボールと比べて滑りやすく、コントロールしにくいとも言われます。乾燥していると、なおさらです。湿気があるかないかで、ボールの扱いやすさは変わるそうで、2009年アメリカで行われたWBCの決勝ラウンドでは、TBSの解説でもおなじみ槙原寛己さんが「(スタジアムに近い)海からの風が湿っていて、ボールが手に吸いつく感じがある」とおっしゃっていました。今回、決勝ラウンドを行う、ドジャースタジアムも比較的海が近く、それなりに湿るでしょうから、東京ドームで苦戦していた投手が、急に良くなるかもしれません。

あと、選手に影響が出てしまうのが「花粉」
松坂大輔投手が西武ライオンズに入団したとき、松坂投手が花粉症だったということで、西武ドーム周辺のスギの木を切ったり、移植したりということがありました(効果は分かりませんが…)。また、秋山幸二選手もひどい花粉症で、春先は成績があがらなかったのが、花粉のシーズンが終わる5月頃から成績があがってくることから、「ミスターメイ」とも言われていました。

最後に…増田雅昭的、東京のベストなお花見日和は…4月5日水曜日!
見ごろのピークは4月4日・5日・6日になりそうですが、過去30年の天気が分かる天気出現率や、気温を考えると、5日がベストと予想します(しかも大安)お花見の予定がある方、参考になさってください!
生活は踊る20170309