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女性向け?ギョーザ専門店の出店戦争!

森本毅郎 スタンバイ!

最近、ギョーザを専門に扱う外食のお店「ギョーザ専門店」が増えています。中にはまったく違う料理店からギョーザに参入するところも出ているそうなんです。何が起きているのか?3月7日、TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」(月~金、6:30~8:30)の「現場にアタック」で取材報告しました。

★「ピザ」から「ギョーザ」へ参入!「餃子の山」

まずは今年、異業種から、ギョーザ専門店に参入した「餃子の山」を展開する遠藤商事ホールディングス續大輔さんのお話です。

遠藤商事ホールディングス 續大輔さん
遠藤商事では、ワンコインのピッツァのお店をいま展開しているんですけど、今回は、餃子の山という餃子の専門店にチャレンジしていこうと取り組んでおります。餃子の山は、今年の1月に1店舗目を本八幡にオープンして、今月、3月にも東京の菊川にもう1店舗オープン予定で、年間5店舗出店できたらと思っております。最近、ギョーザは専門店も増えて、さらに餃子を食べる方が、餃子女子であったり、餃子ダイエットだったりとか、とても女性の方にも人気が出ているので、今後より伸びていく業態かなぁと思っております。

 

「餃子の皮」公式サイトから

「餃子の山」公式サイトから

なぜ「ピザ」から「ギョーザ」なのか?一見つながりが分かりませんでしたが、背景には、ギョーザが好きな女性「餃子女子」が増えていることがあるようです。

ギョーザといえば、にんにくたっぷりで、男性が好きな料理というイメージが強いですが、最近は、餃子が好きな女性のことを「餃子女子」なんて呼び、そんなタイトルの本まで出ているほどなんです。

そこで「餃子の山」でも、女性を取り込めば、勝算あり、と考えたようです。実際「餃子の山」も女性のお客さんが多いそうです。

★元祖「餃子女子」の「立吉餃子」

餃子専門店のひろがりは、ここだけではありません。餃子女子の火付け役とも言われる東京の立吉餃子も拡大予定なんです。青山店の杉本晃さんに伺いました。

立吉餃子 青山店 杉本晃さん
立吉餃子は、元々は渋谷で餃子メインのお店として2009年にオープンしました。餃子と女性をターゲットに絞って、餃子とワインというコンセプトではじめたんですが、去年の11月には八丁堀に3店舗目オープンして、今後も出店予定はあります。立吉餃子では、女性向けとして、晩酌セットというのを用意していて、餃子5個とか、餃子3個と一品おつまみと、それにスパークリングワインとか選べます。お客さんは、女性7割ぐらいですね。餃子女子っていうブームより前に、やっていました。餃子の社会のブームが、やっと、うちに追いついてきたかなっていう感じですね。
看板を目印に地下へ・・・

看板を目印に地下へ・・・

こちらは7割が女性というお店なのですが、表参道にある青山店には、連日女性客でにぎわっていて、一口では食べきれない大き目の餃子とスパークリングワインの「晩酌セット」850円が人気なんです。餃子にビールではなく、餃子にスパークリングワインを楽しむ、餃子女子の存在がこうした専門店の出店攻勢の後押しをしているようです。

定番化?!オシャレ餃子とワイン

定番化?!オシャレ餃子とワイン

★気になる街の声

では、実際、街のみなさんはこの餃子女子のことをどう思うのでしょうか。

●「みんな餃子好きに決まってる。ホントはみんな餃子好きでしょ?でも、フレンチが好きとかそういう風に言った方がかわいらしく見えるじゃないですか。餃子好きっていうより。男ウケを思って言っているだけでホントはにんにく好きに決まってるんですよ。決まってる。」
●「餃子女子・・・一緒にそこに行きたいとは思わない。スパークリングワインもそこまでそんな好きじゃない。やっぱビールでしょ。にんにくガツンときいた餃子とビールというイメージが強いんで、餃子といえばやっぱビールなので。」

最初の女性は、3人組みで、男性の前で餃子好きよりフレンチが好きといった方がかわいらしいので、餃子好きとはなかなか公言はできないんですよと、ホンネとタテマエは違いますよというお話でした。ただ、2組目の男性は、やはりそういう女性とスパークリングワインを飲んで餃子を食べるなら、ご一緒したくないと。むしろ餃子にはビールでしょうと言っていました。

★最近のギョーザに「老舗店」は?

では、最後に、こうした餃子女子を背景に異業種までもが専門店を出すことになっている現状を、老舗の餃子専門店はどう思うのか?横浜の野毛にある昭和24年創業の老舗餃子店、「萬里」の3代目店主の福田大地さんに聞きました。

萬里3代目店主 福田大地さん
特に僕はこうやってずっと同じ味を守ってつくっている人間なので、新しいものをおつくりになれるのは、非常にうらやましいぐらい。餃子自体を私がとやかく言うのは恐縮なんですけど、少なくとも私たちが70年近く3代に渡ってつくっている餃子は、本当につくっている側も生業としてつくっておりまして、これを売らなきゃ生きていけない。少なくとも私個人としては変られない存在なんです。(女子向きの餃子とか出そうとか思いますか?)いや、僕は変えるつもりはありませんね。いまの味で完成しているので。本当に変える必要がないと思うので。スパークリングワインに行くのは相当時間がかかると思いますね。」
昔ながらの味!

昔ながらの味!

3代目の福田さんは祖父が戦後、中国から横浜に戻ってきて、70年近くこの餃子ひとつでお店を3代にわたって経営してきただけに、ギョーザのいまの変化には驚いていました。

中矢邦子

中矢邦子が「現場にアタック」でリポートしました!

radikoで放送をお聴きいただけます(放送後1週間まで/首都圏エリア無料)